【2021年9月】マーケティング注目トピックまとめ
みなさんこんにちは、すみです。
9月が終わり、10月に突入しました。
早いもので、今年もあと3ヶ月。
今回は、先月9月のマーケティングトピックについて振り返っていこうと思います。
SNSの利用傾向などに関するデータ
9月はSNSの利用傾向の変化に関するデータや、TikTokのアクティブユーザーが10億人に達したといった気になるニュースがいくつかありました。
■ App Annie、過去10年間のSNSに関するレポートを公開
■ TikTok、月間アクティブユーザーが10億人に
まずは、App Annieがまとめた過去10年間のSNSに関するレポートについて。
いくつかデータがある中で気になったものをご紹介します。
■ SNSアプリ内での消費額は2021年1月〜6月の半年間だけで32億ドル(前年比50%増)
■ チャット、ライブストリーミグ、フォト&ビデオで比較した世界のアプリ利用時間はライブストリーミングが圧倒的に多い
■ YoutubeとTikTokの月間平均利用時間、アメリカは2020年からTikTok、日本ではまだYoutubeが多い
出典:The Evolution of Social Media Apps
このデータで利用率が上がっていることがわかったTikTokですが、9月はついに月間アクティブユーザー数が10億人に達しました。
TikTokは2020年の7月のMAUが6億8900万人だったので、そこから45%ユーザー数が増加。地球上の7.5人に1人がTikTokを使っているという結果になりました。
この増加率がどの程度すごいのかといいますと、よく比較されるライバルアプリのInstagramの約半分の時間でここまで伸びています。
AppleのiOS14.5のアップデートによるFacebook広告への影響
AppleのiOS14.5のアップデートといえば、IDFAの取得についてユーザーの利用許可を義務付けられるようになったことで知られるアップデートです。
詳細は過去のnoteにもまとめてるのでこちらも合わせて読んでみてください。
このアップデートによって最も影響を受けたと言っても過言でもないアプリがFacebookです。
FacebookはIDFAが制限されることによって広告のターゲティングが難しくなりました。
これによって、Facebookの広告事業がかなり影響を受けており、ある会社は1日数億円かけていたFacebook広告を数千万円まで下げていることがわかりました。
Facebookはユーザーデータが取れなくなったことへの対応として、自動ターゲティング機能を実装しています。
NFTや仮想通貨の盛り上がり
NFTや仮想通貨などは以前から徐々に盛り上がってきていましたが、最近では導入したり作ったりする企業やブランドが増えています。
■ スペインサッカーリーグのLa LigaがNFTカードを提供するSorareと提携(9/10)
■ Dispo、撮った写真をNFT化して販売する機能を検証中(9/10)
■ Fatenite、ゲーム会社でありながらデジタルファッションを毎年3Bドル〜5Bドル販売している(9/12)
■ Twitter、仮想通貨での投げ銭やNFT認証を開発中(9/24)
■ Twitter、投げ銭を世界にローンチ。ビットコインも送金可能に(9/24)
■ 中国人民銀行、仮想通貨を全面禁止に(9/24)
TwitterやDispoなどのSNSプラットフォームでNFTが利用可能になる機能を準備していたり、プロスポーツチームがNFTを始めたりとだんだん私たちに身近なところでNFTや仮想通貨が利用されるようになってきています。
特にゲームとの相性はいいと言われているので、今後の展開も楽しみです。
以上、9月のマーケティング注目トピックまとめでした!
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