見出し画像

【2021年3月】マーケティング注目トピックまとめ

みなさんこんにちは、すみです。

4月に入って数日。あいかわらず爆速で流れる情報を追いかけるのに必死で過去の情報は数週間前であっても案外忘れてしまっているものですよね。

今回は3月の注目トピックについて振り返ってみようと思います。

SNS各社、収益化機能を強化

SNS各社が新たな収益化機能を次々と発表した3月でした。

発表された各社の収益化機能を振り返ってみましょう。

Twitter
■ スーパーフォロー
■ サブスクリプション
■ Spacesで投げ銭を準備
■ ショッピング機能をテスト

Instagram
■ アフィリエイトプログラムのリリース

Facebook
■ ショート動画やストーリーズに広告を導入

Pinterest
■ 新しい動画広告「PinterestPremiere」を発表

この流れは、Cookieなどのネット個人情報が使えなくなることによる影響でターゲティング広告が難しくなることに備えて、収益源を広告ありきのマネタイズから抜け出し、サブスクリプションなどの他のマネタイズ方法を新たに作ろうという世の中の影響も強く受けていると考えられます。
Twitterのサブスクリプション、投げ銭の導入はわかりやすい例です。

また、ソーシャルコマースの流行を受けて、ユーザーがSNS上で買い物を完結できるようUI/UXの改善も各社進めています。
今月は、Twitterがショッピング機能をテストしていました。
FacebookやInstagramでも少し前にソーシャルコマースへの対応を行っていたので、この流れはさらに加速すると考えられます。

clubhouse類似アプリが次々と登場

1月末にclubhouseが一気に流行したことを受けて、SNSや他のプラットフォームが類似のライブ音声機能を次々と開発しています。

発表された各社の音声機能について振り返ってみましょう。

■ Twitterスペース
■ Facebook
■ Spotify
■ LinkedIn
■ Discord

特にこの機能に力を入れているのは、Twitterです。
clubhouseよりも先に全体へリリースし、機能も次々と改善して実装しています。

一方、clubhouseはAndroid版のリリースを2~3か月後、招待制を数か月以内に終了し、全体にリリースすると発表しています。
スピード感ではTwitterに押されています。

そんな中、clubhouseはクリエーター支援に力を入れています。
優れたクリエーターを金銭的に支援したり、タイムリーに4/6に投げ銭機能の実装が発表されました。
クリエーターをここまで支援するのは、いいクリエーターを囲うことで、ユーザーの流出を防ぐ目的があると考えられます。

NFT

NFT(唯一無二のトークン)は今、爆発的に流行してきています。

イラストや動画、音楽などをはじめとしたデジタルアートをブロックチェーンの技術を応用して価値のあるものとして証明する技術です。

3月はこのNFTの取引が高額で行われたニュースがたくさん飛び込んできました。

NFTに関するニュースを振り返ってみましょう。

■ コインチェックのNFT、β版がサービス開始
■ NFTの取引総額、毎月208Mドル
■ TwitterのCEO、ジャックドーシーの初ツイートが291万ドルで落札

これからもっと普及していくと思われるので要チェックです。

ちなみにNFTについては私も記事を書いているのでこちらもぜひ見てみてください。

仮想通貨バブル

3月は仮想通貨バブルと言われるほど、仮想通貨が爆発的に高騰していました。

時価総額1兆ドル越え、上昇率1200%と言ったニュースも飛び込んできました。

イケハヤさんなど一部のビジネス系インフルエンサーさんも、ビットコインに注力して、他の発信活動をセーブする流れになっていました。

VR/ARの開発

AppleやFacebookを中心に、VRやARの開発を積極的に進めているというニュースが多く報道されました。

開発しているものの例の一部はこちらです。

■ Apple:ARやVR向けに靴下を開発
■ Facebook:ARリストバンドの開発、ソーシャルVRアバターを公開
■ Google:ARをGoogleマップに導入

Facebookは3月の頭に、Appleはまさに今日4/6にVRやAR事業を拡大する旨のニュースも報道されました。

各社がこのように開発を進めると話しているので、今後はこの分野もウォッチを続けたいと思います。

全体を通しての考察

3月全体を通して、クリエーターを中心としたマネタイズ方法がどんどん進んでいると感じます。

NFTやSNSのクリエーターマネタイズ機能などはいい例です。

今後、Cookieが制限されることによって、広告主体のマネタイズは崩れると考えられるので、クリエーター主体のマネタイズについては要チェックと考えます。

以上、3月のマーケティング注目トピックのまとめでした!

Twitterやポッドキャストでは毎日最新のマーケティング情報や私の英語学習について発信しています。
こちらもぜひフォローお願いします!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?