初めて映画館でゴジラを見た人の感想
※ネタバレ大ありです⚠️⚠️⚠️
人生で初めて、ゴジラを映画館で見れた!!
嬉しい〜〜
あの音楽を映画館の音響で聞けてうれしかった〜!
ゴジラの咆哮は鼓膜破れそうになる迫力でした。
ありふれてるかもしれないけど感想綴らせて〜!
圧倒からの没頭
ゴジラを、グッと腰を据えた状態で見たことがなかった故
パニック映画の印象があって、
グロいの苦手&アクションに興味あるわけじゃない人間なので避けてたんですけど、
今回のはストーリーがしっかりしたもので、
すごく私の性に合っててよかったです。
シン・ゴジラがコーラだとしたら、
ゴジラ-1.0は梅昆布茶のような深みだと思います。
見る前
戦争時期の映画は重くて
やっぱり見たあと落ち込むイメージがあるから、
楽しめるかな〜って思っていたけど、
終わった時には
そんな疑問を抱いてことすら忘れてました。
自分に向き合う暇がないほど話に入り込んでましたが
あの有名なテーマが流れた瞬間、
海神作戦で船が出航する瞬間は
興奮で感極まったことだけは覚えています。
その後はずっと多分ずっと眉間にシワがよって、
右手がずっと口元で固まっていたと思う。
大没頭。
話の組み立て方上手ぁ
盛り上げ方がすごく上手で、
何度も絶望して、何度も立ち上がる展開があるのに
全く くどさがなくて、
めっちゃおなかいっぱいになりました。
主人公の精神状態→ゴジラへの復讐心
に違和感がなくて、
怪物vs1人の青年というファンタジックな設定も
すんなり入ってきました。
詳しくないですが、戦艦や雷電の
史実に基づいた細やかな設定のおかげで
現実味がすごくて、
実際戦後ゴジラが来てこうなったんだなぁ
と信じ込んでしまいそうになりました。
血が繋がっていない3人が
戦後の貧窮とゴジラ来襲を通して
家族になっていくのも、
理由付けできない絆が出来上がっていく
現実味があったし「人間」っていう感じがしました。
キャラクターが いとしすぎる
「いい役貰ってるな〜」って全員に思いました!
全員に見せ場があって、
「カッチョいいぜ!!!」って思いながら見てました。
小僧の水島がいっぱい船を連れて、
自分の作戦で勝ちに来た時は最高にブチ上がりました!!
特に学者の野田さんが好きです。
なんかなんて言うか
頭脳で戦う人だけど取っ付きやすく
舐められる感じでもない感じ。
なんか友達になりてぇって思いました。
ほんとに頭いいタイプのやつだなぁと。
そして、
敷島の生き死にに大きく関わった整備士の橘さん。
彼と敷島には共通して
「自分だけ生き残ってしまった」という
負い目があったんじゃないかと思います。
敷島を見殺しにする事を
亡くなった仲間たちは望んでいないのではないか、
仲間の分まで2人は生きないといけないのではないか
という葛藤の末の行動なのかなと。
2人に生死に葛藤したという共通点がある
と考えたら
「生きろ」のセリフがもっと沁みました。
そういう絆、あります。
とにかく、登場人物もれなく幸せになって欲しいと
感情移入しまくれるストーリーでした。
さ、最後のシーン…!
最後真っ白い綺麗な病室で、
怪我も酷くなく再会出来るとか
そんな最高にハッピーエンドでいいんですか!!
って思ってたら案の定で鬱です
続編があるかもしれないのはとっても嬉しいです。
ない場合でも、演出として
ゴジラが戦争や原爆や核兵器のような役割を担っていると考えて
「戦いは終わっても、その影響や障がい、傷は消えることがない」
っていう事を表しているのかなという風に感じました。
ゴジラてこんなゾンビ的要素があるの?
しっかし、あの爆風であの傷の軽さで済んでいたの、
水島の骨折は一向に治らないのに
敷島の目の腫れや傷がすぐに治るの、
…
ゴジラ細胞に感染したんですね…
その感じホラーすぎる。
言葉では説明しないけどそういうことよね…
みたいなやつ。
ゾンビやん
あと、浮上した深海魚の
ぬいぐるみキーホルダー売って欲しい。
気持ち悪いけどキャッチー。
不謹慎か。
何はともあれ
本当に最高でした。
ちゃんとスクリーンで鑑賞、というか、
体感できてよかった。
3日たっても余韻から抜け出せないので、
まずはとにかく
ALWAYS三丁目の夕日と初代ゴジラを
ちゃんと見ようと思います。
最後になりましたが、
日本アカデミー賞最優秀賞おめでとうございます!
🎉🎉🎉
追加
米アカデミー賞視覚効果賞おめでとうございます!
🎉🎉🎉
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