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プログラミング的思考を学ぶ すごいぞEテレ! 「テキシコー」

コロナの影響で4月から新学期が始まらない自治体もあるなか、注目されていませんが「教育改革」が行われます。

英語が「小学3年生から」になります。

さらに、プログラミング的思考の学習が始まります。

なんとなく知ってはいるけど「本人がんばれ!」で終わってる保護者が多いのだと思います。

なぜか? 

特にプログラミング的思考なんて、「よく分からないもの」だからですよね。理解するのにとても良いものがあります。

NHKの番組「テキシコー」です。これは「プログラミン的思考を解説した」秀逸な番組なんです。


プログラミング的思考とは?

まずプログラミング的思考ってなんだろうと思いますよね?

「プログラミングではなく」プログラミング的思考ってなんだ?って。何を学ぶんだ?って。

解説してみました。↓

プログラミン的思考の学習では、いわゆる「コンピュータプログラミング」をするのではありません。

コンピュタープログラミングの考え方である「分解」「組み合わせ」「抽象化」「シミュレーション」というものを用いて「意図を実現する」力を養うものです。

もちろん学年が上がれば実際に「コンピュータプログラミング」を利用します。

しかし、「コンピュータプログラミングをできるようになる」こと自体が目的の学習ではありません。


具体的にどうなの? 動画で見てみよう

Eテレには「プログラミング的思考」学習番組「テキシコー」があります。

Eテレはとても良い番組が多いので有名ですが「ピタゴラスイッチ」「デザインあ」「テクネ」などと比べても「テキシコー」は遜色ありません。

大人が見ても面白い。なぜか?

それは、我々大人がこの「プログラミング的思考」を学習したことがないからです。それと大人になって学習意欲が増しているからです。

ではテキシコーのオープニングを見てみましょう。

プログラミング的思考ってこういうこと

以下のバナーをクリックするとご覧いただけます。最初の1分のみが再生されますので、ご覧ください。

「え?これ?」と思われた方も多いかと思います。

「おもしろ!」って方もあるかも。

初めて「プログラミング的思考」に触れた方は、小さな衝撃があったのではないでしょうか。

動画内でもあるように「分解」「組み合わせ」「一般化」「抽象化」「シミュレーション」という思考で物事を捉えます。

そうすることで、このイカの動きを「再現」「改善」「効率化」できるようになります。これを「生活の中・仕事の中で」「活かせる能力を持つ」「人材を育成していく」のが「プログラミング的思考の学習」なんです。

さらにテキシコーの動画を紹介していきます。


わかるかな? 「手順をたどる」

では2つ目の動画です。

脳内で想像してみましたか? どうでしょう、正解が浮かんでいたでしょうか。

私はゲートが上がることが想像できませんでした。しかし見てしまえば「あたりまえ」のこと。理解は容易です。

しかしこの答え、自ら出せるとすごい武器になりそうですよね?

「プログラミング的思考」の学習メリットが少しずつ分かってきましたね。

ではどんどん動画見ていきましょう。


できる人間育成  「効率の良い作業」

大人であれば「効率良く」といつも考えていると思います。

動画内のやり方も「当たり前」と思えるものですが、大切なものであることはご理解いただけると思います。

これを幼いころから身についていたら・・・。素晴らしいでしょう。

子供には深い思慮がありません。なので、非効率なことをしたり、意図実現へ遠回りしたりします。

大人になれば自然と一定のラインには到達するでしょう。それを子供のうちに訓練する。それが狙いです。

今までのいわゆる「学校の勉強」とは一線を画すものなのです。


学びやすい 「こんなところにプログラム」

Eテレの素晴らしさは、学びのしやすさにあります。

このプログラミング的思考の難しさは「日常にない」という部分にあります。いえ、正確には「日常から見つけづらい」だけなのです。理解を深めていないものを日常から見つけ出すのは難しいものです。

しかし、それを紹介してくれる。学びがしやすくなるのです。

さあご覧ください。

いかがですか。宝の地図みたいに、順をたどれば得られるのは効率。時間短縮という宝をゲットできます。

ただこれは郵便配達員の方が得られるもの。もっと身近なもののほうが分かりやすいかもしれません。

次の動画を紹介します。これは都会では見られないものかもしれませんが、生活の一部なので想像が容易いですね。

口にするものから徐々に排水へ段階を経て利用しやすく順序がつけられています。おばあちゃんの知恵袋的なものかもしれません。

では最後の「こんなところにプログラム」。

分かりやすい。便利ですね。

こんな業務改善みたいなものも「プログラミング的思考」なんです。やっぱりこれを子供のころから鍛えておくって、とても良いことだと思えますね。


コンピュータプログラムの擬似学習

このような思考が育成に役立ちそうなのはとても分かりますよね。

でもITがどんどん進む世の中です。せっかくなので、一般的なコンピュータでする「プログラミング」もやっておいていいんではないかと思われるでしょう。

もちろんやります。小学高学年〜中・高校くらいでは、ロボットを動かしたり、WEBサイトを作ったりと幅をを広げ、見解を深めます。

しかしまだローマ字も習っていない学年には、それが叶いません。

その学年でもコンピュータプログラミングの「基礎」を学べるものが「テキシコー」にはあります。

ご覧ください。

プログラミングをご存知の方なら「あー」って手を叩けるんじゃないでしょうか。

結局コンピュータプログラミングは「コンピュータ言語」を使って指示を出すことです。その指示を「日本語」にして指示を再現するフィールドを作ったら、こういうことになるんです。

コンピュータプログラミングをご存知ない方も、この日本語の部分が「コンピュータ言語」に置き換わると考えていただいて問題ありません。

そして実際の業務になったらとても複雑になります。

それを「分解」「組み合わせ」「一般化」「抽象化」「シミュレーション」で利用価値の高いものにしてユーザーに提供するのがプロです。

やっていることは、この「テキシコー」での学びと同じなのです。

そんな「プログラミング的思考」をEテレ「テキシコー」でお子さんと一緒に学習してみてはいかがでしょうか。

大人も楽しめるものであることは間違いないと思いますよ。


コロナの影響を受けてEテレは「おうち学習」を推奨しています。「テキシコー」全動画視聴可能ですし、様々な学習動画が視聴可能ですので、でかけられないお子さんは今がチャンスですよ。いっぱい楽しい学習していつもよりたくさん成長しちゃいましょう!

ちなみに私はHNKの人間でもなんでもないですよ。٩( ᐛ )و

私については以下を参照ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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