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前代未聞の大量損害でロシア非常事態【ウ軍史上最大のロシア爆撃作戦】艦船製油所航空機が多数破壊される【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】ATACMSで最新ミサイル艇撃沈|核搭載可能戦略爆撃機集結


【5月20日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:07 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:26 ウクライナとロシア情勢に関する最新ニュース
2:37 ロシアに最大ドローン攻撃 艦船、製油所、航空機など損害多数
3:46 ロシア最新ミサイル艇がATACMSで撃沈、掃海艇撃沈
4:41 レニングラードのロシア製油所で爆発火災 この1週間で14か所の攻撃成功か
5:21 イギリスがウクライナに軍事支援、ドイツは追加予算措置
6:03 ウクライナ各地域の戦況
6:19 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
9:54 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
12:46 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
15:10 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。


みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから816日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1210名
戦車16両
装甲戦闘車35両
砲48門
多連装ロケット3両
防空システム2機
ドローン47機
巡航ミサイル1発
その他車両84両
となっています
戦線全体で一日で90回以上の地上戦の報告がありました
陸戦で攻撃側のロシア軍は依然として兵士1200人以上の高い損失を続けています
そして、視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対3.3で、
ウクライナ側の損失数に比べ、ロシア側はその3.3倍になります
ロシア側の損失は歩兵戦闘車、
戦車、
装甲戦闘車が多く、
反対にウクライナ側は砲、
戦車、
歩兵戦闘車の損失が観察されています

■ウクライナ情勢に関するニュースを簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
昨日の動画でお伝えしましたが、クリミア、クラスノダールなどで大規模なドローン同時攻撃があり、少しずつ情報が入ってきました
まずクラスノダールのクシチェフスカヤ軍用飛行場がウクライナ治安局SBUと無人システム部隊によるドローン攻撃を受け、Su34、Su25、Su27、MiG31がその場にいたとの情報があります
ロシア国防省では、57機の無人機を撃墜したと発表していますが、2つある映像ではエンジン音に続いて爆発音と閃光が聞こえるものとなっています
損害の程度はロシアにとって深刻なものとなる可能性があります
この飛行場は先月4月28日にも攻撃がおこなわれていて、度重なる攻撃の成功となります
クラスノダールでは18日、19日にも石油精製施設に対する無人機攻撃があり、スラビャンスク製油所は日曜日、操業を停止したと発表しました
2番目
またクリミアのセヴァストポリでは、黒海艦隊の掃海艇「コヴロヴェッツ」とロシアの最新ミサイル艇「サイクロン」の2隻が攻撃を受け、両方とも沈没しました
このうちコヴロヴェッツは、ウクライナ海軍が攻撃成功を発表しました
映像では、空がたびたび明るくなり、迎撃ミサイルのようなものも確認でき、複数回の爆発があったことがわかります
また、ロシアのミサイル艇「サイクロン」は2発のATACMSが命中して船は撃沈し、さらにロシア軍関係者6人が地獄に召され、11人が負傷したとのことです
弾道ミサイルで艦船が撃沈するという快挙となりました
この船はカリブル巡航ミサイル8発を発射でき、ロシア最新のミサイル艇となっています
3番目
さらにレニングラードのヴィボルツ石油貯蔵所では、午前4時頃に爆発が観測され、その後火災が発生したと伝えられています
今週ロシア国内での攻撃をまとめたものがありましたので、ご覧下さい
投稿主が数えると14個あり、ロシアは1日2か所のペースで攻撃を受けていることになり、ロシアの防空網はないに等しいものとなっています
これに対してロシアは利用できる戦略爆撃機の3分の1を一か所に集め、大規模空爆の準備をおこなっているとの情報があります
4番目
イギリスはウクライナへの新たな軍事援助パッケージを発表し、
80発の防空ミサイル、
100万発の弾薬、
20台のバイキング装甲車両を供与することになりました
またビルド紙によると、ドイツ国防省は政府に対し、ウクライナに対する軍事支援として追加で38億ユーロの予算を要請しました
ドイツは今年の予算でウクライナの軍事支援に71億ユーロを充てていましたが、すでに大半は使われ、現在3億ユーロしか残っていないとのことです

■それでは、各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面でフルスクリーン表示に
していただくと、
日付とともに追いかけることができます

●北東部 ハルキウ方面


ロシア軍はハルキウの国境線沿いに
侵攻してから10日になりました
ハルキウの天気ははれ
最低気温11度、最高気温20度
今日の天気予報も、はれとなっています
この方面でロシア軍はヴォフチャンスクの占領に
全力を注ぎ、
第1段階の作戦を完了することを
目指しています

○リプツィ方面


この方面でロシア軍はフリボケ、
ルキャンツィの南、
ゼレネに攻撃をおこなっていますが、
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありません

○ボフチャンスク方面


最初にもお伝えしたように、
ロシア軍はボフチャンスクの占領を
最優先に攻撃をおこない、
第138、第25自動車化ライフル旅団が
市街中心部に向けて攻撃をおこない、
ウクライナ軍を押し込んで
ボフチャ川の北側で激しい市街戦となっています

ボフチャンスク


1番目
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍はボフチャ側北側の
ウクライナ軍を孤立させ、
兵站を困難にさせることを狙って
市街地の東側に沿って攻撃を仕掛け、
前進しました
お見せしているのは地図で示した場所の様子で、
ロシア兵が家々から物品を
略奪している様子となっています
この付近とその周囲をウクライナ軍の支配地から
ロシア軍占領地に戦況図を更新しました

ボフチャンスク


2番目
また複数の情報を総合すると、
市街地でもロシア軍は前進し、
最新の情報では公共施設の真ん中を通る
ハリハナ通りまで前進したと考えられ、
その場所までロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
3番目
同様に市街地の西側はウクライナ軍の
ドローンの攻撃位置からテラヴィナ通りまで
前進したと考えられ、
その範囲までロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
以上で面積は約7平方キロほどになります
4番目
反対にウクライナ軍は中央病院を空爆し、
この場所にいたロシア兵数十名が
地獄に召された模様です
病院をロシア軍占領地から係争地に
戦況図を更新しました

ボフチャンスク中央病院


5番目
反対にウクライナ軍は地図で示した
市街地の入り口の検問所を押えようと
歩兵を送り攻撃をおこないましたが、
ロシア軍も砲撃と戦車で反撃し、
この攻撃は失敗し、
ウクライナ軍が撤退しました
お見せしているのはロシア側のもので、
ウクライナ軍が突入し、
ロシア軍が砲撃と戦車で反撃して
ウクライナ軍が撤退する様子となっています
こちらは戦況図に変更はありません
ロシア軍は小規模な歩兵による浸透戦術で
ウクライナ軍の後方に回り込むと同時に、
ロシア領内から車両と練度の高い兵士を
送り込んでいて、
市街地に向けて圧力をかけています
ウクライナ軍がボフチャ川の北側を
支えられるかどうかこの数日で
決まるものと思われます

市街地の入り口の検問所

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面


クピャンスクからバフムト方面の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面で11回、
スバトベ・クレミンナ線とシベルスク周辺で6回、
チャシフヤールでも15回攻撃をおこないました

○クピャンスク方面


スバトベの北西にあるベレストーヴェでは、
ロシア軍が攻撃し、
集落の北側まで前進しました
この付近では16日に
ハルキウ・ルハンスク州境に攻撃を
おこなったところ、
ロシア軍の戦車が地雷を踏んで
ウクライナ軍に撃退されたため、
ロシア軍は町の北から
まっすぐ攻撃をおこない、
ウクライナ軍の待ち構える集落の外縁部まで
間合いを詰め、
ロシア軍はベレストーベの集落に
砲撃をおこなっています
この場所までロシア軍が前進したとして
戦況図を更新しました

ベレストーヴェ

○チャシフヤール方面


1番目
カナルの東ではロシア軍が攻勢を仕掛け、
市街地への突入を図っています
お見せしているのはロシア側のもので、
ロシア軍の車両が順番に高速で
市街地に突進し、
中には市街地に到達するものが出てきました
お見せしているのはウクライナ側のもので、
ロシア軍の車両が森林地帯を抜け、
ウクライナ軍の砲撃をかいくぐって
高速でカナルに突っ込んで前進しようとしている
車両の様子となっています
カナルの東側の一部を
係争地の拡大として戦況図を更新しました

カナル


2番目
ここ数日何かあるようだとお伝えしてきた
クリシチフカではようやく
確認できる情報が出てきました
位置情報つきの映像によると、
クリシチフカの集落の南側で
ウクライナ軍のブッシュマスター装甲車両と
ロシア軍のBMP2歩兵戦闘車の損害が確認され、
この場所で地上戦となったことが確認できます
お見せしているのはロシア側の映像で、
地図で示した場所の様子となっています
この映像を撮影しているのが
ロシア兵ですので、
かなり深くまでロシア兵が入っているものと
思われます
クリシチフカは昨年の7月に
ウクライナ軍が奪還したところでしたが、
この場所までを係争地の拡大として
戦況図を更新しました
またロシア軍は地図で示した集落の南の
ウクライナ軍陣地をドローンで攻撃していて、
この場所がウクライナ軍の最前線と
なっている模様です

クリシチフカ

●南東部 ドネツク州


アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況についてお伝えします

○アウディーイウカ方面


○マリンカ方面


ロシア軍はアウディーイウカ方面で23回、
マリンカ方面では11回
攻撃を仕掛けました
1番目
オレクサンドロピルの西にある
高速H20号線では
、未確認の情報ですが地上戦となっていて、
ロシア軍が前進している可能性があります
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍はオレクサンドロピルと
その西の地図で示したウクライナ軍の陣地に
空爆をおこなった後、
地上攻撃をおこない、
未確認の情報ですが畑2枚分ほど
前進した可能性があります
その範囲を係争地の拡大として
戦況図を更新しました
少し地図を引くと、このH20号線の25キロ先には
コンスタンチノフカがあり、
ロシア軍はこの方向で戦線の拡大を
図ろうとしている可能性があります

オレクサンドロピル


2番目
ソロヴィオヴェ、
ノヴォポクロフスケ、
ウマンスケでは、ロシア軍の攻撃は
ウクライナ軍が撃退していますが、
ロシア軍は様々な場所で執拗に前進を試みていて、
場所によって戦況図に書き表せない
狭い範囲でロシア軍が前進している
可能性があります
例えば位置情報つきの映像によると、
ソロヴィオヴェの南西の地図で示した場所では、
ロシア兵が死んだふりをしては前進し、
銃を拾って前進しては死んだふりをして
という感じで少しずつ前進していて、
ウクライナ軍のドローンにより
その様子が観察されています
お見せしているのはウクライナ軍の
第47機械化旅団のもので、
すべてはとてもお見せできませんので
テレグラムに掲載しておきます
今のところは戦況図に変更はありません

ソロヴィオヴェ/ノヴォポクロフスケ/ウマンスケ

○ブフレダール方面


この方面でロシア軍は、
ウロジャイン、
スタロマイオルスクで3回
攻撃をおこないましたが、
戦況図に影響のある情報はありませんでした

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州


この方面でロシア軍はロボチネで
占領に向け歩兵を送り込み、
クリンキーに4回
攻撃をおこないました
○ロボチネ方面
ロボチネでは、ロシア兵が小集団に分かれて
建物に取り付き、
ウクライナ軍のドローンが探して
攻撃をおこなっています
位置情報つきの映像によると、
地図で示した場所でほこりにまみれたロシア兵が
降伏の意思を示していることから、
この場所までロシア軍が占領しているか、
それに近い状況となっていると思われます
またロシア軍は
ロボチネ周辺のウクライナ軍陣地に
熱気化爆弾を投射してウクライナ軍を
ロボチネから遠ざけようとしています
昨日の動画でお伝えしたように、
ウクライナ軍はロボチネに
いないものと考えられますが、
攻撃側のロシア軍も戦力が枯渇し
兵力不足である可能性が高く、
ロボチネを占領できるのかどうかは
今のところ不明です
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました


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