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【旅行記】No.2 inメルボルン Day after…

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 昨日、決意を新たに寝ようと思ったのに、(ある意味予測は出来たとは言え)その後恋バナが始まってしまった。結局女子会トークが盛り上がり、睡眠時間は3時間ほどである。おい。飛行機の中でハリポタを貪り観ようと思っていたのに。

 飛行機の中で起こったことをつらつら語るとしても言うて内容としてはハリポタとファンタビを見れるだけ見た結果最後に見た死の秘宝Part2のスネイプ先生のシーンを久々に見たら泣いてしまったと言うくらいの話しかない。alwaysの1単語で涙腺を決壊させるJKローリングとアランリックマンが凄い。あとは機内食の写真を少し上げるくらいか。

くっら…写真撮るの下手すぎやろ

 成田空港でも多少税関に手間取った程度で割とあっさり帰国できた。成田から東京駅に行くバスの時間まで1時間以上あったので、メルボルンにいる間は結局時間がなくて見れなかった今週分の光る君へを見た。まひろぉ〜!!道長ぁ〜!!彰子さまぁ〜!!と心の中で悶えながら見て、無事バスに乗ってその後夜行バスにも乗ることができた。目が覚めた時には家の近くまで辿り着いており、9日ぶりに自分の家と再開して、9日ぶりの浴槽を堪能したあと、爆睡した。覚醒した時にはバイトの時間が近づいており、メルボルンの非日常は脆く儚くも散っていった。ともあれ、日傘を忘れたらしいことに気がついたくらいで、無事に帰ることができたので、本日のネタはここで終了である。

 と言うわけにはいかないので、ここからはこのメルボルンの旅行を通じて感じたことや分かったことをまとめていきたいと思う。




~メルボルンで感じたこと~

①英語に自信がなくても過ごすことはできる

 正直私は英語が本当に苦手で、話すことも聞くこともほとんどできない状態で向かうことになった。出発前にブルーな気分になっていたのはクレカ問題が勃発したというのは一番だが、それでもこの英語苦手というのも余計に拍車を掛けていた気がする。
 それでも現地に行ったとき、文法がめちゃくちゃでも最低限な言葉で意外と生活できてしまうものだなと感じたものである。これは私が参加したツアーが日本人大学生の集まりで日本語を会話している方が多かったという特異な状況もあるかもしれないが。それでも、意外とやり過ごせるものだと感じた。というか、グーグル翻訳が偉大過ぎた。


②とはいえやはり英語ができた方がいいのは間違いない

 いくらグーグル翻訳を使ったとてグーグル翻訳の信憑性はご存じの通りだろう。やはりできるに越したことはない。特にリスニングは本当に大事だなと気づかされた。スピーキングは最悪翻訳に頼るとしても、聞くことだけは本当にできない。あと、大学受験のノリで現地に行くとあまりの英語の速さについていけなくなる。現地の人たちの話す速度は本当に速すぎた。技術の進歩を期待するのも良いが、その進歩が進むまでの時間に英語をしっかり鍛えたいなと強く感じた。


③現地でも人が生活している

 海外に行くまでは結構抜けていた視点で、メルボルンに着いたらどんな異世界が広がっているのかと思いきや、意外と日本とそこまで変わらないなという印象があった。もちろん、細かいところを見たら全然違うし、信号、店、建物などの小さなところから、言語、生活習慣などの大分異なることはある。それでも、結局現地で人が生活している、その事実は本当に変わらない。行った時の素直な感想としては、実家から大学の都市まで引っ越した時に感じた違いとそこまで変わらないなと感じた。


④だからそこまで神経質になる必要もない

 初めての海外というのは不安が強すぎて、「お願いだから何も起こらないでほしい、財布とかクレカとかスマホとか盗まれないでほしい」ということばかり考えていたけれど、特にメルボルンともなれば結構治安もいい街なので、そこまで神経質になる必要もなく、必要な貴重品類はしっかり鞄の中に詰めるなど日本でも当たり前の防犯対策さえしておけば余裕をもって観光を楽しめると感じた。というか、ぶっちゃけこれはインターネットの情報が煽りすぎという感じもする。せっかくの観光なのに楽しめなければ損だ。
 だが、日本人は危機意識が甘いというのは間違いなくて、一人で出かけてるのに鞄をテーブルの席確保に平然と使うような民族なので、その辺はちゃんと心掛けた方が良いと感じた。海外で治安に神経質になりすぎるというよりは、普段の日本での行動をもう少し防犯意識の高いものにするべきだろう。少なくともスマホを席確保に使う習慣は海外旅行時に限らず日本でも改善した方がいいと思う。


⑤もっと海外に行ってみたい

 一度海外というハードルを越えたからか、どうも海外に行くことへの抵抗が薄れてきた節があり、既に次に行きたい国というのがかなりハイペースで生まれてきた。ネタ切れしたらまた記事にしたいくらい。
 あとは個人的にそこまで差異を感じずに馴染んでしまったことが大きいか。ここまで馴染んでしまえたのは行った場所がメルボルンだったからなのか、それとも他の都市に行っても似たような心持ちになるのか、それも確かめてみたいというのもある。もしこの気持ちがメルボルンだけでしか感じいられないものだったら…もうちょい英語を勉強してメルボルンに移住するのも悪くないかもしれない。笑。


⑥荷物は軽く、少ない方がいい

 実際半分かどうかは分からないけど、どうも不安症の私は荷物をやたらと大量に持っていく悪癖があった。今回の海外旅行でも不要なものを大量に持って行ってしまったせいで、やたら荷物が重くて本当に余計な疲労を生んだ。服に関しては4日分あれば十分だったし(その代わりコインランドリーでの事故はあったが)、寒さ対策にとタイツだのヒートテックだのを必要以上に持ってきてしまっていた。というかこれに関しては気温感覚がよく分からないという問題もあったように思える。もう少し普段の気温感覚を養いたいものである。
 ほかにも持って行ったのに全く使わなかったものというのは枚挙にいとまがなく、万が一何かあったらという心配もあるが、それよりも使える状況が限定的なものは持って行かなくていいなと感じた。ロストバゲージや盗難等の心配もあるのだ。物は少ない方がいいし、場所にもあるが今の時代は最悪パスポートとスマホと財布さえあれば何とかなる。そのくらいのテンションでいるほうが変に神経質になることもなく観光を楽しめると思った。


 ほかにも感じたことは様々にあるのだが、その時感じたことはその日の記事に触れている…と信じたい。大事なことというものは目立っていて簡単に見つけられるようなものではなく、むしろ日常の中に溶け込んでいて普段から注視しないと気づくことができないのかもしれない。

 ともあれ、様々なコストをかけて行ったこのメルボルン旅行で、私は本当にかけがえのないものを手にしたようだ。この旅行に行かせてくれて、様々なサポートをしてくれた全ての人に、感謝してもしきれない。そして、この旅行が自分の将来の糧となることを期待して、日々励んでいきたいと思う。

 9回分の連載(?)にお付き合いいただき、ありがとうございました。しばらくは学業に専念しますが、また海外を始め旅行に行ったらその度に旅行記として書き残したいと思っているので、よければ読んでいただけると幸いです。


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