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小さな幸せ〜カラオケ編〜

覚えておきたい小さな幸せシリーズ。

研究室で飲み会がありまして、二次会にカラオケに行ったわけでございます。
結構人数がいたもんですから、3部屋ぐらいに別れて部屋を取ったわけです。

みんな部屋を移動しながらいろんな部屋で歌っていたわけですが、あるタイミングで僕が部屋に一人になりました。

この機会にみんなが知らん特撮ソング歌って特撮ソング歌いたい欲を発散しておくかといくつか歌っておりました。

そして「炎神戦隊ゴーオンジャー」のOPを歌おうと思った矢先のことであります。

同期や後輩が部屋に戻ってきてしまいました。

今更止めるわけにもいかず、歌い始めました。

微妙に世代から離れたチョイスなため知っている人は誰もいません。

それでも僕は歌います。
なぜならゴーオンジャーが好きだから、ゴーオンジャーのOPが好きだから。

「エンジン全開!ゴーオンジャー!1234!ゴーオンジャー!」

みんなの前で知らない曲を歌います。
駄々滑りするかも…
ちょっと不安です。
場が冷めちゃったらどうしよう…

しかし、その心配は杞憂でした。

なんと、曲を聴いてリズムを覚えたみんなが一緒に「「ゴーオンジャー!」」とコールをしてくれたのです。

僕はとても幸せな気持ちになりました。

知らない曲を聞かされて「なんだこの曲は」と思いながらも、それでも盛り上げようと、それでもみんなで盛り上がろうと一緒に声を張り上げてコールをしてくれる姿勢に感動したのです。

ただそれだけのことなのに、僕は同期や後輩との友情を強く感じました。

とても小さな幸せなんですが、また思い出してあったかい気持ちになれるようにここに残しておきます。

ではまた。

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