見出し画像

優しさは隠れている話


どうも、
自分のちょっとした、さりげない優しさポイントに
気付いてもらえずにガッカリしていたら
人が私のために残しておいてくれた優しさポイント
にも気付けずにガッカリ×ガッカリで膝から床に崩れる
負けたボクサーのようなスコウスです。


今朝のツイートです ↓


音声バージョンです ↓

1.   ふて寝



仕事から家に帰ったら
いや、
仕事を終えて会社から家に帰ったら、
家中がとっ散らかっていました。


グチャグチャです。
わたしにとっては。


部屋もグチャグチャ。
台所もグチャグチャ。
お風呂もブチャブチャ。
洗面所も。


まず手を洗って
うがいがしたくても
いきなり洗面所を使える状態ではなく
足の踏み場もなく、
流し台の排水口もなぜか
ラップでふさがれており
コップも転がっている。


仕方ないから
台所で洗おうとしたら
これまた賑やかな台所。
なぜかガスコンロにタオルが掛かっている。


仕方なく、家なのに
一旦アルコールのウエットティッシュで
手を拭いてから
ラップやらコップやらを片付けて
足場を確保してから
やっっっと!手が洗える状態へ。
コップを忘れたから手でうがい。


帰って来てから何分経った?


台所は任せた!
(心の声)


先に風呂に入ろう!
ガチャ・・・


これまた!


4日目の浴槽に入ったままの水を抜いて
まず浴槽を洗います。


散乱している石鹸・クシ・鏡・洗面器を片付けて
裏返っているマットを洗ってから敷いて、
ここからです!自分の体を洗うのは!


帰って来てから何分経った?


もう仕事よりシンドイが
まだ部屋を見ていない。


見た。


キター!


足の踏み場もない。
寝る場所もない。


机や椅子は妻のテレワークの荷物が占領。
そのほかの場所は子供のお絵描きした絵や
習字の練習した紙やらでいっぱい。


ふたりは今何をしてる?
こたつでテレビ。


私はだいぶ賢くなっていたので
何も話さずに黙ったまま
さっさと片付けて
さっさと自分の部屋でご飯を食べて
さっさと寝ました。



家族と一言も話さずに。



2.   目に見えないみんなの優しさ



朝は素晴らしい!


昨晩の嫌な気持ちは
完全にリセットされている!


新鮮な気持ち。
一日の始まり。


さあて!
今日も書くぞー!


パソコンのフタを開けると
「あれ?」


なんか紙がはさまってます。


子供の絵かな?


よく見ると、
「大好きなパパへ」と書いた
絵手紙になっているではありませんか!


私は毎晩パソコンを開けて
動画を見るのですが、


昨晩はふてくされて
ふて寝だったので
パソコンを開いていませんでした。


もし昨晩
パソコンを開いていたら
この手紙に気が付いて
部屋が散らかっていたことなど
なんとも感じなくなり
楽しい時間に変わっていたかもしれません。


私はいつも、そう。
いつも一歩、気付くのが遅い。


それで今まで
どれだけのお宝を逃してきたことか。


台所の「散らかり」にも理由があり
風呂場の「散らかり」にも
優しい理由があったのです!


後から知りました。


台所は妻が得意の「ハヤシライス」を
作っていたのですが、
子供はいつもは私よりも先に食べるのですが
その日は「パパといっしょに食べる!」と
言っていたらしく、
ずっと私の帰りを待っていた。


それならば、
待つのならば、
帰って来たときに温め直すから
片付けはその時にしようと
待っていた。


子供もご飯を食べずに待っていた。


知りませんでした。


私はいつもの自分で買って来たご飯を
自分の部屋で食べて「ふて寝」という始末。


風呂場は?


妻はテレワークで家で仕事をしていたので
チャンスとばかりに掃除をしよう!となり、


風呂場にカビキラーを振りまくって
ありとあらゆる風呂場の道具に振りまくって
洗面台にも振りまくって
汚れのひどい所にはラップをくっ付けていたのでした!


散らかしていたのではなく、
「掃除中!」だったのです!



目に見えない、みんなの優しさは
時には散らかって見える。
その場所には優しさという宝物が
隠されていたのだった!



優しさに気付けない男スコウスには
「ふて寝」がお似合いです。



3.   優しさを作り上げる



優しさとは、
目の前の、とっ散らかっているものに
どうやら隠れているみたいなので


今日からは過敏になりまして、
「ん?ここか?」
「それとも、ここか?」


という具合に
「優しさ」が隠されてないか
ひっくり返してチェックします。


苛立った時がチャンス!


例えば
通路に自転車が散乱して置かれていて
通りずらくてイライラしたら、


「この自転車の持ち主は
もしかしたらさっき入ったコンビニの店員さんの
自転車かもしれない。
店員さんは優しかった。チキンを買った私に何も言わずに
おしぼりをくれた。
そんな優しい心の持ち主の自転車かも知れない。」
とか。


過敏に
そして過剰にでも
優しさを作り上げてしまう!


そんな男に成長できたお話しでした!



それでは皆さま!
今日もソファーのクッションの下に
優しさを隠す一日を🌈



いただいたサポートで缶ビールを買って飲みます! そして! その缶ビールを飲んでいる私の写真をセルフで撮影し それを返礼品として贈呈致します。 先に言います!ありがとうございます! 美味しかったです!ゲップ!