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学校の机という芸術作品


どうも、
いよいよ妻のZOOMでのオンライン飲み会が
始まった様子で声がうるさいですが、
気になるのでちょうど良い感じで
聞こえてくるのでずっと聞いていたら
始まって1時間は、声は聞こえるのに
顔が映ってない一人の友達の解決をするのに
盛り上がりを見せていたのをハラハラドキドキ
盗み聞きしていたスコウスです。


しかも30分でバッテリーが切れるという
オンライン・オンチ!


楽しいですね!


その妻のオンライン飲み会の
友達というのは同じ小学校からの
古い付き合いの友達です。


いいですね!
楽しいですね!


コロナが明けたら
みんなで旅行に行こう!と
盛り上がっております。


妻「私が運転する!」




やはり持つべきものは友達であり
妻の旅行の計画には
私は存在していないのです。



素晴らしい。


そんなこんなで
私も学生時代を思い出し、
やっと「学校について」という
話を思い付きました。


音声バージョンです ↓

1.   机の彫り物


みなさまは学生時代、
自分の机を彫ったことはありますか?


小学生の頃。
彫刻刀とか小刀という
最強の武器を手に入れますね。


その武器で
自分の机を作品へと
仕上げていきました。


私は彫りましたね。


みんなもあると思ってましたが、
当時を振り返ると
綺麗な机も存在していたので
彫らない優等生もいたのでしょう。


私が彫ったのは
下に貫通するほどの
BB弾が通るくらいの大きさの穴です。


なぜか。
それは机の上でゴルフ大会を
開くためです。


その穴がゴルフでいうホールですね。
BB弾がゴルフボールで
パターはクリップをウニョっと
捻じ曲げて作ります。


私はさらに、
場外(机の外)にボール(BB弾)が
出ても手元に返ってくるように
紙で溝みたいなものを作り
転がって自分のところに流れてくる
机の外側の枠も作りました。


完璧でしょう!


しかし、
そんな私の机を見て
友達の反応は微妙。


心の声が聞こえてきます。


友達の心の声「いやこれ、やりすぎだろう。
穴デカすぎるし、引き出しの中まで見えてるし、
机の周りをぐるっと囲ってる紙も邪魔だし、
こんなのよく先生に怒られないな」


そして私はひとりになった・・・


2.   机の入れ墨



私が行ってた学校では
ほとんどの生徒が
机に何か彫っていました。


ある日、ふと休み時間なのに
熱心に自分の机を彫っている
友達の彫り具合を見ていました。


スコウス「お、なんか漢字を彫ってるな」


友達は顔を上げる事なく
机に向かってモクモクと
彫る作業を継続中。


これくらい休み時間を
費やしての作業ですから
魂がこもっておりますね。


余りにも集中しているので
もう声は掛けずにチラッと
その机を見たら
何やら「兄」という漢字を
彫っている。


「兄」?
仁義的な何かかな?


「兄貴」とか
「兄弟」とか
そんなドラマか漫画に
ハマってるのかな?


漫画「燃える!お兄さん」が
流行っていたので、それかな?


でも、それだったら
「燃」から彫るよな?


とか
とか。


勝手に想像していました。



そして
1週間くらい経った休み時間。


また
まるで熱心に勉強しているかのように
机にかじりついていたその友達の
手には鉛筆ではなく彫刻刀。


スコウス「お、今日も作業中でっか」

友達「よし!出来た!」

スコウス「出来た?どれどれ」

友達「おー、見てくれ。力作や」


この前の「兄」の文字の横に
もうひとつ漢字を彫っていました。


「口」です。


「兄」の「口」?


燃えるお兄さんの口に
何が入るのだ?


いや、完成と言ってたぞ。
なんだこれは?


あっ!
私は友達の向かい合わせで
反対から見ていたから
よくわからなかったのです。


友達の方にまわって
見てみると、
「口」の「兄」。


あー!
「呪」だ!


なるほど!
学校を恨んでいたんですね!


そんな恨みつらみを
机に彫って刻み込んで
机はその入れ墨を背負って
後輩にその想いを受け継いで
いってくれてたのですね。


そんな時代でした。


私の机のゴルフ場も
後輩が楽しんでくれていた
事でしょう!


しかし、
よく先生は怒らなかったなー。


先生も彫ってたのかな?


それでは皆さま!
今日も楽しさを刻む一日を🌈



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