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「やりたいことがない」から抜け出し、「やりたいこと」を見つける方法

「やりたいことをやりなさい」最近何かと言われることだと思いますが、これを聞いても「そもそもやりたいことがない」と思ったり、「やりたいことがない自分ってダメなんじゃないか」とまで思ったりしてしまうことはありませんか?少なくとも一年前の私はその状態でした。
今回の記事では「やりたいことがない」に苦しんできた私がその状態を抜け出し、半年間で「やりたいことがたくさんある」状態になった方法を紹介したいと思います。
Stepとしては
Step1: 頭に思い浮かんだことをメモする
Step2: メモしたことを実行する

というとても単純なことなのですが、それぞれにコツがあるので具体的な方法とポイントを紹介していこうと思います。

Step1: 頭に思い浮かんだことをメモする

Step1のゴールとしては、自分には今でも「やりたいことがある」ことを実感することです。
具体的にはまず最初に、メモ帳とペンを用意してそれを常に持ち歩きます。
そして何かやりたいなとか興味を持ったなと思ったことがあればそれをメモ帳に書き込んでいくだけです。
(携帯のメモ機能がよければメモ機能でもよいですが、体感としては実際に手書きで書いた方が印象に残ると思います。)
ここでのポイントは二つで、
一つ目はやりたいことはどんなに小さいことでもよいということです。
例えば「喉が渇いたから飲み物が飲みたいな」は少なくとも一日に一回は思っているのではないでしょうか。であれば飲み物が飲みたいなと頭に浮かんだ瞬間にメモに「飲み物が飲みたい」と記入するのです。これが一つ目のポイント。
二つ目は興味を持ったものも書いていくということです。
例えばテレビ番組で中華料理の美味しいお店が特集されていて、美味しそうだなと思ったら食べにいこうとまでは思わなくても「中華料理美味しそう」と書いてみることです。これによって直接はやりたいなと思ってなくても自分の中で興味を持ったことがより明確化されます。

そもそも「やりたいことがない」と悩んでいる人は「やりたいこと」を大きく捉えすぎていて、例えば「この仕事をしてみたい」や「この趣味がしたい」のようなことじゃないと「やりたいこと」とは言えないと思ってしまっているのではないでしょうか。私がまさにそうで、この取り組みをして思ったのが現状のままでもやりたいこと自体は自分の中にあって、悩んでいたことは「やりたいことがない」ではなく、「もう少しやりたいことのレベルをあげたい」だったのです。
また二つ目のポイントであげた興味があるレベルのことでも、それは立派にやりたいことと思ってしまっていいのです。
この気づきは予想以上に大きく、「やりたいことがないからダメなんだ」から「どうやったらやりたいことに気がついて、その種類や幅が増えるか」を考えればよくなったのでだいぶ楽になりました。

とは言ってもメモをやり始めた頃はそれでも書くものが見つからないという人もいるでしょう。メモするやりたいことが見つからないという人には、気が付いた時に「今やりたいことと言われて5つ書き出すとしたら」と考えて無理矢理でも5つ書き出してみることです。これは時間をかけてではなく1分程度で書き出してみるのが大事で、数も5個かけなくても3つやなんなら1つでもかければ大丈夫です。「今日何食べたいか」「旅行にいくとしたらどこか」など自分が思い浮かびやすいもので試してみてください。

Step2: メモしたことを実行する

Step2ではStep1でメモしたことを実行していきます。Step2のゴールは「やりたいことをやるのは楽しい」と体感することです。
実行するときのポイントとしては
書いたことは多少難しくてもなるべく実行する
書いてからなるべく早く実行するです
①の例としては、例えばその日オムライスが食べたいと書いたら、20分歩かないとオムライスのお店がなければ20分歩いてお店にいったり、多少面倒に感じても家でオムライスを作ったりして実際に書いたことを実行することです。
おそらく「やりたいことがない」と悩んでいるあなたは、何かやりたいことがあっても無意識のうちにやらない理由を探すのが癖になっていると思います。「やりたいことがある」状態にするにはこの癖を脱却する必要があるので、多少面倒に感じたりやらない理由が思い浮かんでも実際にやってみるのが重要です。
その時に鍵となってくるのが②の書いてからなるべく早く実行するということです。私たちは時間が経てば経つほど「やりたい」と思った気持ちが弱まってやらない理由をみつけてしまうので、思いついてメモしたらそれをなるべく早く実行する、今すぐできないことでも例えば夜ご飯であればお店を予約する、どこかへ行きたいと思ったらカレンダーに入れるなど何かしらアクションを取るのが大事です。
この話はメル・ロビンズさんが提唱している5秒ルールと近い考えかたで、記事の最後に書籍とTEDのリンクを貼っておくの興味ある方はぜひみてみてください。

上記二つのポイントを意識して実際にメモしたことを実行していくと、実行した結果楽しい体験が増え、そうすると自分の中で「やりたいことをやるのは楽しい」という感覚が身についてきます。私の場合は小さいころから多少やりたいことがあっても我慢してきたり、そもそも「やりたいことをやるのは楽しい」というのは頭では理解できても体感として理解できていなかったので、それが身につくようになりました。
(※もちろん人に大きな迷惑をかけたり、倫理に反することや自分の生活に影響が出るお金の使い方や食事の取り方を推奨しているわけではないです。ただ無理のない範囲でお金を我慢せず使ってみたり、人にお願いしてみるというのは「やりたいことをやるのは楽しい」感覚を身につける過程では必要かと思います。)

最後に:

この小さいことでもメモする→実行するを繰り返していくと、だんだん自分の感情により気がつきやすくなり、やりたいことの種類と幅が広がっていきます。そうすると元々なりたい姿だった「やりたいことが」たくさん思いついてしかもそれを実行できている状態になっていくのです。

上記2つを実行していくと、私の場合は1ヶ月ぐらい経つ頃には小さなやりたいことが思いつく状態になっていて、3ヶ月ぐらい経つ頃にはより大きなやりたいこと(例えば半年後の旅行の計画や、この趣味にチャレンジしてみようなど)が出てくるようになりました。
一年経った今ではメモ帳に書きださなくても自然とやりたいことが思いついて、それを実行して楽しむという生活になっています。
今となってはやりたいことをやるのは楽しいという感覚は日々を前向きに過ごす上では非常に重要だと感じています。


以上、「やりたいことがない」から抜け出す方法でした。最後まで読んでいただきありがとうございます!もちろんやりたいことがなくたって、それで満足しているなら全く問題ありません。あくまで「やりたいことがない」状況に悩んでしまっている人の何かの参考になれ幸いです。
今後も情報をアウトプットしていこうと思うので、ぜひスキ・フォローしていただけると、とても嬉しいです!
感想・要望などあればコメントもお待ちしています。

ではまた。


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