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何気なくやっている作業が、何かの種になっているかもしれない
いつからかわからないけど、他人の人生の転機とかターニングポイントにとても興味がある。
たとえばKFC創業者のカーネル・サンダースが事業をはじめたのが60代以降だったとか、とある芸人さんはブレイクするまで〇〇でバイトしてなんとか暮らしていたとか、とある業界で著名になったあの人も、その業界に転職する前はぱっとしなかったとか。
何がそうさせたのか。どういう思考回路や出会いがあってその道に迷い込んだ(?)のか。伝記を読んだり取材記事を読んだり、その人が語るエピソードを聞いているたびに「人生ってどうなるかわからないもんだなぁ〜」と感じる。
「計画は悲観的に、実行は楽観的に」という言葉がある。どんな事態が待っているかなんて誰にもわからない。どんなにAI技術が進歩しても未来は確定できない。
今はこういう人生を生きてるけど、10年後は、いやひょっとしたら1年後でさえもガラリと変わっているかもしれない。
ここ最近の自分の人生を振り返ってみても、1年ごとに変わっている。
2017年 ワインバーマネージャー、ソムリエをやる
2018年 2回目の世界一周の旅に出る
2019年 転職してネットワークエンジニアになる
2020年 コロナ禍でフリーランスのライターになる。旅で出会った女性と結婚する
2021年 フリーランスで取材や編集業務をやるようになる。都内のワインショップで働くようになる
2022年 ???
ターニングポイントを聞いているとみんなタイミングは人それぞれなので、人生の華が開く瞬間っていつなんだろうと楽しみにしていられる気持ちもあるし、開かないまま終わっていく人生も少なくないのだろう、いやむしろそのまま終わる人生のほうが多いのだろうかと不安にもなる。
とりあえず言えることは、思い立ったが吉日なんだなぁと。今までの人生、投げ出したくなったり諦めたりすることも数え切れないほどあった。これからもきっとあるだろう。
でも挑戦したことをきっかけに、それがターニングポイントになる一つのトリガーになるかもしれない。
振り返ったときに未来の自分が「当時はどうなるか不安だったけど、あのときのアクションが今につながっているんだな」と言えるように。
花がなかなか咲かない時期は、静かに下に根を伸ばす。冬の寒さに耐えた花にだけ、春はやってくる。
今日も何気なくやっている作業が、何かの種になっているかもしれない。
娘のオムツ代とバナナ代にさせていただきます。