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インスタも使わない男子学生がTikTokを毎日投稿して1週間。10個の気づきをまとめる

2/7(金)から2/14(木)まで一週間に渡り、毎日投稿してきたTikTokについて、実際に利用してみて得た気づきを述べていきます。

TikTokをやっている方にとっては当たり前のことでしょうが、実際にやってみたことのない方には新鮮な情報になっているでしょう。これからTikTokの投稿をしようとしている方や、トレンドに関心のあるマーケターの方などのお役に立てば幸いです。

はじめに:TikTok分析はサブアカではじめました

どうでもいい情報から失礼します。TikTok分析は最近開設したTwitterサブアカでつぶやいています。主に、TikTokやYouTube、たまに実店舗の分析をつぶやいています。(アカウント名に意味はナシ)

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1日目の気づき:撮影はシンプルだが、編集がムズイ

初めて投稿した日は、投稿することにビクビクしながらも1つだけ投稿

普段、Instagramでストーリーを撮ることすらもない自分は、慣れない動画撮影に苦戦しながらも初投稿に成功。撮影自体は何とかなったが、編集する上で多機能なので、「あれ、これ何??」と困惑してしまう。諦め半分で、テキトーに投稿。まぁ、一回やってしまえばこちらのもんだ。

反応を見るため再度時間をあけてアプリを開いてみると

"5PV"

「まぁ、こんなものか。」と思い、その日はアプリを開きませんでした。

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2日目の気づき:「InstagramからTikTokにユーザー流れるんじゃね?」と思い始める

こんな風に思っていたところ、『TikTokは「SNSデパート化」の夢を見るか
』というnoteを見つけて、「これだ、僕はこれのことを言いたかったんだ。」と思ったので、ありがたく引用します。

出典:TikTokは「SNSデパート化」の夢を見るか

「友達付き合いのSNSは、投稿を見ていると羨ましくなり、ちょっと疲れてしまう」と思っている方もいるのではないでしょうか。そんな方々の一部には、ひょっとしたらTikTokと相性が良いのではないかと言う仮説です。(マイノリティーではあると思いますが...。)

僕自身の話で言えば、いくら面白い・記憶に残したい瞬間に遭遇してもInstagramでストーリー(普通の投稿含め)を投稿することがありません

感情的には、「だって、友達にそれを知られるのはちょっと恥ずかしいじゃん」という、ただの照れが原因です。

この感情がなぜか、TikTokでは湧き出でこないんですよね。

この理由(仮説)としては、

・原則、投稿を見られるのはあくまで他人:同世代(1996年生まれ)の自分の友達でTikTokを利用している人はほぼいない?(これは所属しているコミュニティが大きく関係すると思いますが。)

・匿名で利用しているから、恥ずかしくない。

・「自分を見て欲しい!」という感情が先行したものではないから。一言で言えば、実験の色合いが強い。

というもの。まぁこの理由もどんどん更新されていくことでしょう。

3日目の気づき:デジタルネイティブ、マジすごい

初めてのTikTokフォロワーは、中学一年生の子。デジタルネイティブでしょうね、編集の仕方とかTikTokの使い方が上手くて参考になります。おまけに、フォローと同時にメッセージもくれるという律儀な対応。

ちなみに現状、僕は質の低いコンテンツを毎日投稿することしかできていません。他のTikTokerが投稿する質の高いクリエイティブを観て、「あ、、、あ、、、、。」となるばかりです。

先述した子はフォロワーの方が多いというわけではありません。つまり、一般ユーザーの部類に入ると思うのですが、その子ですら、まだまだの状況だと考えると、すごい競争がTikTok内では繰り広げられているのだなと....。

3日目の気づきPart2:一つの動画が跳ねると、以前に投稿されていたものも跳ねる

これは、4投稿目で気づいたことです。3日目に2つ投稿してみたんですよね。まぁいつも通り、1桁PVかなと思って、しばらくしてからアプリを開いてみたんです。すると、

"400PV"

我が目を疑いましたが、「おぉ、そう言うことか...。」と。(後述します。)

3日目の気づきPart3:ツッコミどころのあるコンテンツを用意する

コンテンツにツッコミどころがある方が、投稿に対してコメントしてもらえる。→価値あるコンテンツだと思われる。→多くの人に表示される。

というループになる模様。TikTokに限った話ではなく、TwitterやYouTubeなどにも言えることですね。

同様なことを、2/13年に参加したコネクトドットのイベントでもCDAの藤原さんがTikTokについて下記のように仰っていました。

4日目の気づき:TikTok、瞬間最高風速が重要説。

仮説でしかないんですが。

じわじわと観られるというより、一回グワッと盛り上がるとそれ以降PVが増えることは珍しいのかなと。そこは、noteとは異なるようです。noteでは、反響の大きい記事であれば、半年前の記事なども月間4桁PVくらいは行きますからね。

こちらのブログでも書かれている通り、TikTokでは初心者の投稿も多くの人の目に触れるそう。(太字の部分は改訂)

TikTokでは根本的に仕組みが異なる。まず、新規のユーザーが、TikTokでどんなにつまらない動画を投稿しても、数百名には見てもらえる。すごいでしょ?これは学校の自分の学年の全員の前でネタを発表するぐらいのインパクトがある。これはTikTokでファン数ゼロであっても、Twitterなど他の媒体で自分の動画を宣伝しなくても、数百回は行く。Twitterで無名の人があるつぶやきをしても、たぶん誰にも読んでもらえないし、YouTubeで動画をアップしても、視聴回数ゼロ、良くて10回ぐらいしか再生されないかもしれない。

だからこそ、まだTikTok始めたての僕の投稿動画が、3桁PVくらいは観てもらえるようになったんですね。なるほど、納得。

5日目の気づき:クリエイティブにこだわると反応は高まる

「何を今更!」という感じですが、やっぱりコンテンツ勝負だなと。

どんなものが受けるのかを探っています。

結構意外だったんですが、100%スマホの画面を覆い尽くした縦長の動画でなくても十分に見てもらえるんです。

6日目の気づき:反応のあったものを型化するとラク&反応も高い

5日目の投稿が結構伸びたので6日目も引き続き、とあるフォーマットを用いて投稿。僕が今まで投稿してきたものの中では最も反応が多いものとなりました。具体的には、

・いいね:8件
・コメント:2件

という感じです。(しょぼい😪)

見ての通り、まだまだな状態ですが、コメントの中にこんなことも書いてもらっており、テンション爆上がりしました。

動きが最高

あと、動画の編集をする際の特別効果が増えた(?)と感じました。
ここも常にアップデートされているのだなと。

7日目の気づき:調子に乗って同じパターンの投稿をしたら、ややスベりした

もはや気づきというより、ただの反省です。これだけコンテンツが大量にあれば、コンテンツに対して見る目も厳しくなるし、飽きるスピードも早いということですかね。気を落とさず、今後ともTikTokを続けていきたいと思っています。

7日間の結果発表

ということで7日間で僕が獲得した、いいね数やPV数などを発表します!

・いいねしてもらった数:"15"
・最も多かった時のいいね数:"8"
・総PV数:"2134"
・総投稿数:"10"
・他のユーザーの投稿にいいねした回数:"0"
他のユーザーの投稿を見た回数:"約10"

めちゃくちゃリアルな数字ですね。要は全然しょぼい結果。心理的にビビってしまい振り切ったことできなかったことや、他の人の投稿を全然研究しなかったことも、PV数やいいね数が伸び悩んだりした原因の一つでしょう。

(後述しますが、後々、いいねしてもらった数は1900を超えます...)

7日間のTikTok運用方法

どんな感じでTikTokを投稿していたかというと、下記のような感じです。

・顔出しは一切しない。
・撮影は自宅オンリー。(外の様子を撮影するなどはナシ)
・人を巻き込んだりせず、ひたすら一人で投稿。
・一部の投稿においては、パワーポイントでスライドを作り、QuickTimePlayerでスライドを撮影し、それをTikTokにアップロード。それをTikTokの特別効果を用いて編集、投稿する。
・インプットとして、TikTok関連の面白そうなnoteなどを読む。
・原則、朝に撮影・編集を行い、9時から10時にアップロード
・コンバージョンポイント(ex.Twitterのフォロワー増)は特に設けなかった。

これからは、今日までの学びをもとに次に活かしていきたいと思います!!

7日目の気づきPart2:瞬間最高風速が重要説は違うらしい

下記のnoteによると、僕の仮説は間違っているようでした。

これまでのSNSでは存在しなかった、「遅延バズ(と、弊社では呼んでいる)」というルールが存在しています。なぜか投稿した3日後、1週間後、1ヶ月後あたりに突如としてバズることがある。これは、投稿日時=タイムリー性を重視していないからと思われるが未だ謎な仕様で理解できていない。非常に不思議な仕組みである。

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まとめ:動きのある動画を撮った方が断然良い!

一週間、毎日投稿をしてきた僕が考えるに、

・面白い動きのある動画を取った方が圧倒的に反応が多い(ex.ダンス、美味しそうな食べ物の動画を撮影、変顔)

これに尽きると思うので、マジで有名になりたい人は今すぐにでも始めた方が良いと思います。しかも、僕のように中途半端な形でやるのではなく。顔出しも厭わない、何なら踊るのも厭わないくらい。恥ずかしいなんて言ってたら、結果はついてこないなと。

というのも、友達に「最近、TikTok始めたんだ。」と話したら、「マジ??お前踊ってんの??笑笑」みたいな反応が返ってきました。

このエピソードから、

日本版TikTokは、まだアーリーアダプターくらいの段階かな?

と、感じました。利用者という観点ではもはやアーリーアダプターではないでしょうが、投稿者の数がまだまだ少ないように感じるからです。一方、中国版TikTokでは、もはや投稿すること自体が当たり前のようで、日本で言うTwitterやInstagramみたいになっている模様。

TikTokにダンス動画をあげて猛烈にバズったCDAの藤原さんも、コネクトドットのイベントにて、「始めるなら今しかない。」と仰っていました。

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【追記】なんか突如としてバズった話

TikTok投稿を開始して11日目で"バズ"を引き当てることができました。

・最新投稿ではない動画のPVが急に跳ねるように。(時間差バズ!)

・バズるようなってから、2日間で1,000PVから45,000PVくらいまで急上昇。(投稿初日は、400PVくらいだった)

・同投稿のいいね数:一桁台から500弱(1日目)→1,400(2日目)。

・同投稿のコメント数111

ちなみに、「批判的なコメントが一件も来ていないところ」が、個人的には注目ポイントだと思っています。

気づき(11)

どうやら、バズは長く続くわけではなさそうです。

僕の場合、とある投稿が2日間くらいバズり、その熱は一旦冷めました。

その代わり、他の投稿に及ぶように。他の投稿も、5,000PV超や、10,000PV超するようになりました。

バズった要因を強いて言うならば、こんなところでしょうか。

・続けること

・絞ること

改めて、この重要性を確認できました。

さらに、Ariiの新井さんのツイートにめちゃくちゃ同感します。

TikTokにとって、投稿をしてくれる新規ユーザー(非ROM専)をいかに、モチベートさせるかが重要なのでしょう。

新規ユーザーがTikTokを使うことによるメリットを明確に覚えないと、なかなか継続することはないですもんね。(オンボーディング的なもの?)

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**相変わらず匿名ですが、非公開にするのは辞めました**

ファンの方(フォロワー?)が100人もついてくれたことを機に、TwitterとTikTokのアカウントを紐付けました。(恥ずかしい気持ちでいっぱい)

こちらが僕のTikTokアカウントです。少しでも気になる方 or 音楽が好きな方は是非!

踊ってません。

【2019.2.21日現在】


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