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ここから始まる新生ビーコル シーズン後半戦と信州戦展望

週刊ストさん炎上

オールスターが終わり、シーズン後半戦が始まります。前半戦、何度も何度も悔しい負けを経験し、その度に反省を次戦に活かそうとしてきたけれど、リーグ残留対象位置にいる富山に負けたことでタイムリミット。ここから生まれ変わるには、これまで積み重ねてきたことの更なる修正というよりは、根本的な大きな変化が必要だと感じました。

さて、現時点でのワイルドカードでCS出場可能な2チームの成績は以下のとおりです。
川崎 17-11 0.607
名古屋D 16-12 0.571
そしてその下に
広島、佐賀、千葉、渋谷 15-13
秋田、FE名古屋、長崎 14-14
横浜、仙台、群馬、大阪 12-16
と続く。
もし今の川崎の勝率を最終的なワイルドカード出場可能な勝率としてシーズンの勝ち星数に換算すると、36勝24敗となります。ビーコルが36勝するためには、残りの試合を24勝8敗で乗り切ることが必要。24勝8敗なら、、、まだ行ける可能性があるような気もしませんか？私は行けると思っています。今季は捨てて来季に向けた育成にシフトした方がいい？？いやいや私はそれには完全に反対。こんなところで諦めてるチームに明るい来季なんて待ってるわけないから。諦めたら終了ですよ。

アルバルク以外全部勝てるね 🤔

青木HCは天皇杯クォーターファイナル宇都宮戦の試合後のインタビューで今持ってる全てを出し切ったと言ってます。ある意味、（欠場した）カイソット無しでやれることの限界を認めたということ。前半戦の12勝16敗という成績は実力として受け入れたうえで、そこからこの後半戦を24勝するためには、新しくチームが生まれ変わる必要があるでしょう。繰り返しますが、前半戦のチームの延長線上の修正ではなく、新しくリニューアルするということが求められます。より具体的には、これまで作ってきたチームにカイソットを組み込むのではなく、河村勇輝とカイソットを中心に据えた新しいチームを今から展開するということです。ドラスティックな変化を好まない青木HCやそのスタッフ達には酷な要望かもしれないが、捨てることができなければ、本当の意味で新しい何かを得ることはできないと思います。

俺を使え！
（photo by Todon）

カイソットをゴール下の要として平均28分間、健康に出場させることができれば、チームは劇的に変わると私は見ています。負け惜しみと言われるけど、天皇杯宇都宮戦だって、カイソットが怪我をしていなければ勝てたと今でも思っています。本音を言えば、少し無理してでも天皇杯に出てほしかった。それくらい、天皇杯の優勝って目標は大事だと思ってたし、天皇杯に残っていたチームの中で宇都宮は最強の相手で、今回のクォーターファイナルが一番の山場だと思ってたから。

カイソットがもたらす変化については、以下のnoteも参照してもらえると嬉しいです。

後半戦の新しいチームで積極的にトライして欲しいこと
・ガード（特に勇輝）のオーバーヘルプディフェンスをやめてカイソットのリムプロテクトに任せる
・カイソット、ユトフ、オリバーを同時起用したオンスリー戦略とゾーンディフェンス
・ピック&ロールからミスマッチが生じたカイソットに入れてのゴール下の得点（アリウープやゴール下への浮かしたパス）

勇輝とカイソットを中心とし、ユトフ、オリバーの同時起用、そして佑成、開のスリーがうまく嵌れば、24勝8敗は現実的な成績として達成可能です。またカイソットが出ている中での森井、河村のツーガードは、森井のパス能力をさらに活かすことにつながるでしょう。スコットはこれまでファールを恐れてピック&ロールに対して積極的なスイッチ、ショーディフェンスをしてこなかった（ゴール下に留まるドロップディフェンスをしてきた）と思うけど、もしプレータイムを12分くらいに短くするならば、ファールを恐れずこれまでとは違うディフェンスにトライできるはずです。短時間集中で高いパフォーマンスを発揮というように役割を変えてあげることは、本来の姿への復活への刺激になるかもしれません。

ビーコルが大きく変化しようとその一歩を踏み出せるか、それともこれまでとあまり変わらないままなのかは、おそらく明日の信州戦の内容を見ればわかると思います。大事なのは相手云々ではなく、ビーコルがどのようなバスケにトライしようとするかです。青木HCの最後のチャンスだと思います。残り32試合に夢と希望を持たせてくれるような、そんな試合展開を期待したいと思います。

軽くですが相手の信州も見ていきます。信州は現在5勝23敗。B1リーグで下から3番目。前節ビーコルに勝って4勝目をあげた富山に1ゲーム差と追い上げられてきている状況で、信州からしてみれば、B1残留のために一つも負けられないという闘いが続きます。そんな中で信州はチームが上向くためのいくつかの変化が生じています。

PG ロンジェイアバリエントスにも要注意
あばれはっちゃくみたいで名前が好き

この前節のロスターにアンガス・ブラントが新加入しました。ビーコル戦前に戦力補強して強くなるあるあるですね。ブラントは派手さはないのですが、堅実で本当に良いセンターです。茨城ではあまり実力を発揮できていませんでしたが、信州を確実に強くします。

ビーコルブースターにとっても嬉しいのは、生原が前節一年ぶりに脳震盪から復帰したことですね。まだ5分程度の出場制限になりそうですが、勇輝と生原のイチャイチャマッチアップ、本当に今から楽しみです。生原、がんばれよー！

予想マッチアップ（個人的期待込）
勇輝🆚石川 からの アバリエントス からの生原
キング🆚星野
杉浦🆚ドンリー
オリバー🆚マッツ
ソット🆚ブラント

ロンジェイアバリエントス

青木船長、頼むぜ！！
大逆転のビーコル、今から出港！！！

勝ちに行こうぜ！


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