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唐揚げが揚がった瞬間にビールが出てくる料理教室

先日、オレンジページが運営する体験型スタジオ・コトラボ@阿佐ヶ谷にて、ツレヅレハナコさんの揚げ物教室に参加しました。

題して「ツレヅレハナコさんの揚げもの一年生~鶏のから揚げを極める~」

ハナコさんのインスタでイベントを知り、ノールックで申込み。合計4回分の講座は、あっという間にキャンセル待ちに!

阿佐ヶ谷駅〜高円寺駅までの高架下は、駐輪場とさまざまなお店が並ぶエリアになっていて、コトラボもその一角にあります。スタジオ内には、講師用のキッチンに、4人が座れる調理台が4台ほど。新幹線で来たという参加者もいました。

みんなの準備が終わると、さっそくハナコさんが登場し、デモンストレーションが始まります。講師の手元は、壁にかかったモニターでじっくり。

揚げ物は蒸し物!
揚げ物は時短!
たっぷりの油で本気の揚げ物を!
唐揚げには旅がある。

手際よく野菜の素揚げや唐揚げを作るハナコさんからは、パワーワードが次々と飛び出してきます。数々の書籍やエッセイから感じる印象通り、食べること飲むこと大好き!陽気な方でした。文章って人を表すなぁ。

さて。参加者のテーブルに用意されたのは、すでに味付けされた鶏もも肉と、片栗粉が入ったビニール袋。各自、片栗粉をまぶして、鶏ももの皮を伸ばして皮の面を下に油へ投入。カラッと揚がったら、以上、実演はおしまいです!

衣は片栗粉のみ。小麦粉→片栗粉にすると、柔らかい感じに
油は適量をしっかり使う。油の温度をキープできる賢いIH。
こんがりできましたー

「唐揚げの揚げあがりと一緒にビール出しますからね〜」という言葉が聞こえたかと思うと、スタッフのみなさんがサササッと500mlの缶ビールをテーブルに並べていきます。なんだこの料理教室最高か。

鶏もも一枚分くらい食べました

片栗粉のみの衣は、ガリガリっと歯ごたえ強め。そして、じゅわーっと美味しい油があふれるアツアツの鶏肉を味わったところへのおビールです。唐揚げは天才だよ…。

味付けは、さまざまな唐揚げの旅を経てハナコさんが見出した、醤油と酒、にんにくとしょうがのすりおろし、ごま油のみ。シンプルだけどうまいうまい。漬けておく時間は30分程度がベターらしいです(それ以上は鶏肉から水分が出てきちゃうらしい)。

そして、夏野菜の揚げ浸し、とうもろこしと桜えびかき揚げ&冷たいそうめん、そしてキャベツときゅうりの浅漬けも運ばれてくる!(講師用キッチンでは、スタッフの皆さんがテキパキとかき揚げを揚げていました。ありがたいありがたい…)

さらに、唐揚げにあうように選ばれた白ワインも2種類登場(3杯いただきました…飲んべえに生まれてよかった)。

おごちそうです

みんながご飯を食べているあいだは、ハナコさんが各テーブルをまわってワインを注ぎつつ、揚げ物にまつわる質問に答えていきます。世の中の質疑応答シーンに導入していきたいスタイル。

「かき揚げとそうめん、どっちを先にするべき?」はね、永遠の課題です。ハナコさんも悩むらしいのだけど、とにかく冷たい麺は氷水でしっかりと冷やすことが大事なのだそうです。

個人的におもしろかったのが、出汁の話。
「(揚げ浸しなどの)出汁がおいしい。さぞかし名のある出汁では?」という雰囲気になったんですが、確かめたところ、西友のプライベートブランド「みなさまのお墨付き」だったという。みなさまのお墨付きは確かであることが証明された瞬間でした。

そして、この揚げ物イベント。ハナコさんとオレペで開発した揚げ物鍋のお披露目会も兼ねてまして、実演ではその鍋を使いました。私は揚げ物鍋を持ってるので買うのをガマンしたんですが、本気の揚げ物にぴったりな鍋。揚げ物のある人生を歩みたい方におすすめです。

オリジナル揚げ物鍋。オレペのページで買えます。

私自身、ふだんからまぁまぁ揚げ物を作ることもあり、イベントでは「その工程にそのコツが効くのか〜」とか、「私もそれやってる!」とか、いろいろ答え合わせやインプットができました。そして、週末にはトウモロコシのかき揚げとそうめんに挑戦。おいしくできましたよ!

今年は料理教室に行ってみようと思っていたので、達成できて良かった。これからもどしどし揚げていこうと思います。揚げ物ばんざい!

※飲食時以外はマスク着用、パーテーションありの空間でした。

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