物語が好き。もう一つの依存先を見つけられたかもしれない話
楽器教室に行った時、隣の部屋からムーンリバーを弾くピアノの音が聞こえました。
いつか見た「ティファニーで朝食を」のオードリーヘップバーンが、頭の中に思い浮かんで、映画を見た時の満ち足りた気持ちが蘇ってきました。
その時ふと思ったんです。
私は物語が本当に好きなんだなと。
なんでそう思ったのか、うまく言葉では説明できないし、初めて思ったことでもないのですが、私の中ではずっと胸に抱えていたモヤモヤが晴れたような気がして、清々しい気持ちになりました。
私はパートナーに依存してしまうタイプです。
ちょっと冷たくされただけで死にたくなるほど悲しくなって、1人になると思い出して泣いてしまいます。
そういう自分がすごく嫌いで、落ち込む自分を責めてはまた泣くという悪循環によく陥っていました。
だから、パートナー以外にも依存できることやものが欲しいと、なんとなく思っていたんです。
おそらく私にとって依存できるものは物語だと結びついたから、それだけのことで気持ちが晴れたのかなと思います。
ふとした瞬間に思い出せるような、感情を揺さぶられるような、小説や映画、音楽にたくさん出会いたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?