とある政治家の発言

大雑把なタイトルだが、簡単に言うと小泉構文の話だ。
そこからパフォーマンスとかに触れる。
理解しているとは思うが、政治系はセンシティブな話題なので注意してくれ。

小泉構文とは？

小泉構文とは、小泉進次郎現環境大臣の発言の一部の、難解な言い回しを指す。以下は有名なものだ。

今のままではいけないと思います　だからこそ
日本は今のままではいけないと思っている

毎日でも食べたいということは毎日でも
食べているというわけではないです

約束は守るためにありますから
約束を守るために全力を尽くします

反省しているんです。ただ、これは私の問題だと思うが、反省をしていると言いながら、反省をしている色が見えない、というご指摘は、私自身の問題だと反省をしている

気候変動問題に取り組むことは楽しく、クールで、セクシーに違いない

育休に休むという言葉が入っているが休みなんかじゃない

巷では、

• ポエム

• 意味があるようで意味がない文章

• 同じことの繰り返し

• 迷言

• A=BじゃなくてA=A

とか言われている。
確かに、ん？んん？となる。

パフォーマンス

小泉構文を見ていると、進次郎氏が大臣で本当に大丈夫か？と思ってしまうのも仕方ない。つい先日も、

おぼろげながら浮かんできたんです、４６という数字が

という言葉が切り取られて話題になった。
本人曰く、

調整の中でかなり精緻な数字を積み上げた結果

らしい。

つまり、しっかりした考えが頭の中にあるが、それの言語化がうまくできない、ということか？

政治家はメディア露出が多い。
大臣になれば、なおのことである。
新方針や閣議決定したことについて、うまく説明しなければならない。
そこで、政治家には良いパフォーマンスを求められる。

進次郎氏に即興的なパフォーマンスができないなら、事前に発言や予測される質問への返答のカンペを作っておく等の準備が必要なのではないだろうか？

まぁ、アメリカの第43代大統領であるジョージ・W・ブッシュは、英語ができないと馬鹿にされつつも、任期を全うした。
大国の大統領が国語が苦手でもできたのだから、小国の1大臣も大丈夫だろう。（と信じたい）

さて。

政治家と政治屋

政治屋という言葉がある。
金や権力など利権を得ることに熱心な政治家を揶揄した言い方だ。
日本の政治家ではどうだろうか？
うーん、有名な人が居るが、具体的には名前を出さないことにする。

話題になりやすい国会議員に触れてみよう。
毎回のように居眠りする議員が居る（要出典）。
どうでもいいような事を細かく突き回し、法案について議論する時間を圧迫する議員も居る（これには様々な見方や意見があるだろう）。

二世や三世政治家は、能力も疑わしい場合がある。
そもそも、子供の頃には学費、大人になってからは収入で悩んだことのない人間が、国民視点を配慮した政治ができるとは思わない。

声が大きいだけの政治家も居る。
人の批判をするだけで、生産性が無い。

実に嘆かわしいことだ。

国民の血税から超高額な給料を支払われているのに、真面目に働かず（要出典）、不正献金を受け取ることもあるし、すぐに保身に走る。
これは政治屋と言っても良い。

政治家には、良いパフォーマンスの他にも、清廉性が必要だ。
不用意な発言をせず、不透明なカネの授受をせず、真面目に働く。

人間である以上ミスはしうるため、不用意な発言はしてしまうかもしれない。
しかし、カネは大事だ。税金を使うのだ。
記憶にございません、秘書が勝手やりました、は許されない。

成果も大事だ。
「なんとなくで方針を決めて失敗しました」があってはならない。
国益を出さなければならない。

政治活動にカネはかかる。
しかし、不正な事をしてしまうと、後にバレることが多く、重箱の隅をつつくような質問が入る。
結果的に、法案を審議するための時間が浪費されることになる。

国や国民にとっては不利益だ。

官僚・役人

日本の各省庁の官僚・役人は、有能な人も多い。

大臣からの無茶振りをなんとか解決するのだ。
日本が成り立っているのは、彼らが死にそうになるほど頑張っているから、というのもある。
無能な政治家と言われる人々の代わりに、彼らが政治の舵をきるほうが良いんじゃないか、と思う。

しかし、甘い汁だけをすすろうとする人や、固定観念にまみれた無能、そして縁故採用の無能も居るようだ。

厚生労働省のパワハラ対策の相談員がパワハラをしていた、なんて話もあった。バカバカしすぎて困惑した。

結論

真に有能な人が政治をしてほしい。大臣になってほしい。
まともで、様々な事を考慮できて、総合的な判断を下せる人が。

古い固定観念にまみれた老人が、ボケながら国を動かすとかやめて欲しい。

よく、女性政治家を増やさなければならないという発言がある。

確かにそれは大事かもしれない。
しかし、女性が増えれば良いのではなく、有能な政治家の中に女性が多くなければならない。

日本という環境は、女性が尻込みするような環境であるために、そもそも優秀な女性が排出されづらいという欠点がある（要出典）。

政策

私からすると、小泉進次郎はSDGs（持続可能な開発目標）などが推進されている中で、達成不可能な目標を掲げているように見える。
国民1人1人の負担が大きく、セレブは無傷だが、大多数の国民は疲弊しきって崩壊、という未来は回避して欲しいところだ。

今の所、ネットで人気がある大臣は河野太郎だ。

彼は今のところ、不透明なことは無いと言っていいだろう。
日本が世界から遅れている原因の1つをなんとかするため、DX（デジタルトランスフォーメーション）を推進している。
ネットにおけるパフォーマンス能力も十分だと言えるだろう。

私のところには、彼がDXを推し進めたことにより、移行作業の結果で残業となった部署が〜〜、なんて話も流れて来たが。

変化が大きいから、最初の大きなコストは仕方ないのかもしれない。
官僚・役人の皆さん、ありがとう。しっかり休んで欲しい。

DXをすると、既存のシステムが大きく変わることが多い。
各省庁の連携を含むと、かなりの規模になるだろう。
有名な台湾のIT大臣のように、論理的なDXを行うことを期待する。

最後に

先程触れたセレブだが、中小企業の社長がそれにあたる場合がある。
国から中小企業の保護を得て、なおかつ社員の賃金はケチるため、社長だけは妙に金持ち、という場合だ。
中小企業の保護をしすぎると、悪質な企業が淘汰されずに残る場合もある（要出典）。

以前、国側の「性風俗業は本質的に不健全」という発言があった。
業務内容はさておき、内部構造が個人事業のようになっており、脱税している、なんて話もある（要出典）。
しかし、性風俗は人間の3大欲求を満たす業種なので、無くすことはできない。
アメリカの禁酒法と同じで、無理になくそうとすれば地下に潜っての違法営業となり、より管理が難しくなるだろう。
圧迫しすぎることなく、適切に対処してほしい。

近年は情勢が大きく変化しているし、今までの比ではなく従来の法律などを見直したほうが良いと言われることもあるが、何年経っても夫婦別姓や同性婚は合法化しないし、裁判等も前例主義によって動かないことも多い。

コロナワクチンの確保に関しては、ゴミみたいな対応だったという他ない。
コロナ対策についてもだ。

何度も繰り返す緊急事態宣言。
一部のアホがうつしまくってるんだから、そのアホを拘束でもしない限り、一定以下に収めるのは無理だ。
流石に、これだけは人権だなんだと言ってられない。

そもそも水際対策が失敗してる。
インドで発生したの2重変異株ももう日本に入ってしまった。
インドで確認されている3重変異株に変異するかもしれない。
変異が大きいほど、ワクチンの効きが下がる可能性がある。
オリンピックどころではない。

かなり日本の政治家の質は悪い。

さて。

現在の日本では、マイナンバーも現状では意味がないし、多くのデジタル化が進んでいない。
COCOAのような重要な事を制御下におかず、何次受けにして失敗しては元も子もない。

COCOAは理論的には良かったのに、受注企業が下請けを使った結果、連携が取れなくて失敗した。

個人情報や健康管理系は超重要であり、省庁との連携を考えると受注企業内で収めるべきなのだ。
一般的なやり方では駄目だ。
つまり、COCOAは委託先を間違えたとも言える。
かつての郵政のように、国が管理しても良かったかもしれない。