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映画「ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート」

ビートルズの「ルーフトップ・コンサート」を描いた音楽ドキュメンタリー。
劇場公開:IMAXシアターの巨大スクリーンと高音質サウンドで期間限定で上映
監督:ピーター・ジャクソン監督(「ロード・オブ・ザ・リング」)
全3話のドキュメンタリーとしてDisney+(ディズニープラス)でも配信
その中のライブ部分を一本の映画にして劇場公開したという経緯

ロンドンのビルの屋上でいきなり演奏やったという伝説のライブ。4人での公の場での最後のライブだったらしいです。

映画館で見ました。結論、IMAXで見て本当によかった・・・!最近、配信ばっかりで全然映画館行ってなかったけど。いやあ、映画って本当にいいですよね(淀川長治先生ばりに言ってみる)


50年以上前の歴史的なライブを、今のこの音響と映像で体感できる現代の技術に圧倒的感謝〜〜〜〜〜〜!!ありがとうピーター・ジャクソン!!ありがとう、文明の利器!!!(感涙)

思った以上に音響も、そして映像もクリアにキレイになっていた。とにかくビートルズ本人が「今そこに生きている」感がすごい!!!!!

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え!やばい!生きてる〜〜!ビートルズが生きてる〜〜〜!!!!この人たち実在したのね〜〜!!というのが一番の感想(語彙力よ)

私は曲はよく聴きますが、ビートルズ世代ではないので映像ほとんど見たことなかった。「ビートルズ」といえばマッシュルームカットで白黒のテレビスタジオで歌っている姿か、あとはジョン・レノンのMVとか、写真くらいかな。ちょうど父親世代で(昔はビートルズのライブに行ったら学校、退学になったらしいよ)曲は子どもの時からよく聴いていた。でも、そういえば彼らのライブ映像ってちゃんと見たことがなかったのだな。

否、一度映画で見たことがあった。

ロン・ハワード監督の「ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years」

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この映画では人気すぎて入れる会場がなくて球場みたいなところでやっていた。しかし当時の貧弱なPAシステム&観客の奇声がすごすぎて何も聴こえないつー
しかもクローズアップがほとんどないので、彼らの顔すらほとんど見えない(笑)

そして昔の映像って画像が荒かったり、平面的な感じがしてリアル感がない。今回のは恐らく映像をより鮮明に修復してくれるおかげで彼らが当時まさに「生きていた」という感覚をリアルに感じることが出来た。

特に最初の「GET BACK」を楽しそうに歌うポールが!かわいい!!これはかわいい!!!迂闊にもオタク女子心が萌えた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜今までおじいちゃんのポール・マッカートニーしか知らなかったけど、こうやってクリアに動いている彼らを見ると、彼らに夢中になった当時の人の気持ちがわかる。これはモテるわあ(しみじみ)

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意外にも4人最後のセッションと言われているが、みんなとても楽しそうで幸せそうだった。なんでこれが最後なん??悲しい、寂しい。今のようなPA設備があれば、世界的に人気が出た後もライブでこういう彼らの姿をファンはたくさん見ることができたのかもしれない。

まあ楽しそう、とは言ってもあくまでカメラで撮られているという設定だから本音はどこまで見せているか分からないけど。

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ディズニープラス配信版ではより長くそこらへんの経緯や関係性なんかが見えるかもしれない(ディズニープラス入るか・・・(ディズニーの罠)

騒音苦情で警察が来ても、ニヤっとして顔を見合わせてセッションを止めない4人。ロックだなあ(むしろポールとかテンション上がってたよね笑)。ビートルズは曲そのものも素晴らしいけど、彼らの生き方とか考え方とかも含めて「かっこいい」ビートルズなんだ。

ピーター・ジャクソン監督、映画「彼らは生きていた」で昔の無声・モノクロ戦争映像に色と音声をつけてよりクリアに修復する技術を駆使していたので、今回それを引き続き活かしたのだろうかとか想像する。

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とにもかくにもビートルズを今の私たちに届けてくれてありがとう!!ありがとう!!!

帰り道はSpotifyで大音量でビートルズの曲を聴きながら帰りました。ついさっき見てた映画のサントラをアプリで検索して、すぐに聴きながら帰ることができるという幸福。。。。。ありがとう文明の利器たち・・(感涙)


PS:バンド「ビートルズ」の遍歴についてはこの方の記事↓がとても面白くて読み応えがあったので置いておく。

■描いてみた感想イラスト絵

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■映画予告:映画「ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート」


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