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#127 数年遅れで「逃げ恥」を観た。

数年前、大ブームになった恋ダンスが主題歌のドラマ「逃げ恥」。タイミングを逃してしまっていたのだけれど、アマプラにあることを知り、観てみることに。

#127  逃げるは恥だが、役に立つ。

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あらすじ

夫が雇用主で妻が従業員という契約結婚をする2人の圧倒的新感覚の社会派ラブコメディ。夫の平匡が雇用主、妻のみくりが従業員として、家事労働に給料を支払う「契約結婚」を始める。

こちらにも書いてあるように、これはただのラブコメディじゃない。「社会派」ラブコメディなのだ。

就職難やLGBTQへの偏見、シングルマザーや生涯独身、事実婚という生き方。続編では、妊娠・出産、育休、ホモソーシャル問題も。2021年の今でさえ、よく聞くようになったワードだけれど、これを数年前に扱っていたというのだから新しい。

今を生きる、多くの人の共感するポイントが凝縮されている。

感想

本当に何年振りかにドラマを観たのだけど、現実世界とはかけ離れたシチュエーションのロマンチックなものではなくて、すごく身近で考えさせられた。

ただ授業やセミナーで上にあげた問題のことを扱われても、興味のある人は聞くけれど、それ以外の人を置いていきがちだ。

だからこそ、社会問題を重くならないようユニークに描き、エンターテイメントに落とし込んだ本作は本当に素晴らしいと思う。


実際、私の周りにも事実婚という体裁を取っている夫婦や、LGBTQの友人がいる。最近はCM内で過度に表現しているものも目につくけれど、おしつけがましくならない程度に、でも理解し合える社会を築いていきたいと思った。

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