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「チェコ旅行記」が本になるまでの道のりー『ミクロフ』①

絵はんこ作家・チェコ親善アンバサダーのあまのさくやです。
ただいま、チェコ旅行記を描いています。

テーマは「手仕事・文化・小さな街」。今まで4回のチェコ旅で見た、知られざる魅力に溢れるチェコの地方都市をめぐる旅についての本。

自身で印刷や製本についても考えて、本をつくりたいと思っている。果たしてできるのだろうか。いや、きっとできるはずだ。
絵はんことイラストと言葉にあふれた、絵本みたいな本になるといい。
読んでいたらチェコを旅した気分になれたらいいし、いや、やっぱり自分の目で見たいぞ!と思ってもらえたらもっといい。

つくりたい本のイメージはある。だけどその組み立てや詰めは正直まだできていない。完璧な全体設計を立てるよりも先に、見切れ発車でもとにかく描いてしまおう。じゃなければ永久に完成しなさそうだから。

だからチェコ旅行記ができるまでのかけらを、少しずつここに記録しておこうかなと思う。どんなまとめ方にしようか、どんな印刷にしようか、どうやって製本しようかな、とか。私はこれから道に迷いながら、本ができるまでの過程をたどっていきます。「果たして本ができるのか?」というハラハラする冒険あふれる道のりを、みなさまもnote上で一緒に旅してもらえないだろうか。

とにかく描き出しているものについては惜しまず出してみよう。

チェコで一番好きな街・「ミクロフ」を描く

これは、チェコのミクロフという街で食べた「牛肉のタルタルステーキ」とワイン。日本ではもう食べられないユッケのようなものだけれど、チェコではカリカリに揚げられたパンに、生にんにくをすりこむ!というがっつりスタイル。付け合わせには紫玉ねぎも。カリカリガーリックパンが特に好きな私。もちろんタルタルが美味しいんですけど。これがパンチがあって美味しい。

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ここミクロフはワインの産地で、かなり美味しいワインが飲める。チェコのごはんは基本的に盛りが大きいので、一皿でかなりおなかいっぱいになる。よっぽど大食いの人以外は、調子に乗って何品も頼まないことをお勧めします。

このタルタルステーキを食べたレストランは、この赤いレストラン。左右の建物との配色が完璧すぎると思うんですよね。ミクロフは個人的にかなり大好きな街で、今後思い入れたっぷりに描きたいと思っている。

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ミクロフからの帰り道は、空が異様な色をしていた。なんだか見るだけで泣きたくなるような色の空。

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旅行記をつくるという私の旅ははじまったばかり。
直行便のないチェコだもの。ちょっと周り道があるかもしれませんが、よければちょっとずつ更新されていくチェコ旅行記本を、完成まで見守ってお付き合いいただけたら幸いです。

チェコ旅行記が本になるまで ミクロフ編

「チェコ旅行記」が本になるまでの道のりー『ミクロフ』①
一歩ずつ進んでいくような旅行記ー『ミクロフ』②
20分間、森の道を登って見たものはー『ミクロフ』③
好きな街を2回訪れるのは、好きな映画を2回みることにも似ている ー『ミクロフ』④


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