大変ご無沙汰しております。時が止まっていたかのように、完全に更新がストップしてしまっていました。なかなか活動的に動いていた昨年末から年末年始を挟んで、いまようやく、なんだかnoteに向き合えそうな気がして書き始めました。 近況報告 昨年12月に、個展を行いました。テーマはずばり… と…
『不自由』の中で暮らすこと。このコロナ禍で、以前よりもそのことについて思いを馳せる時間は増えてきた気がする。 たとえ衣食住に困る環境でなかったとしても、今いる場所から出られないことを不自由と感じる人がいる。衣食住に困る状況なら尚更深刻だ。 14歳やそこらの年齢で、親元を引き離され、…
絵はんこ作家のあまのさくやです。 昨日、はじめてのインスタライブ『チェコを愛する女たち〜チェコの本とカルチャーの夕べ〜』を行いました。 (アーカイブはこちらのアカウントから、5月10日20時までみられます) インスタライブの中で紹介した本と内容をご紹介。 絵描き・はとのおすすめ本 『…
旅先でついつい探してしまうもの。それは「手作りのもの」。 できれば、どこの国で作ったのかわからない、観光客のお土産品をつかまされたくない。その土地の人がつくって、その土地の人が使うために作られたものを見たい。体験したい。手に入れたい。それが旅人の欲望というものではありませんか。 …
10月のちょっと冷え込む日、「ストラージュニツェ」という街に降り立った。スロヴァキアとの国境にほど近い、チェコのモラヴィア地方の街だ。 もう、駅からして可愛すぎる。駅は改装の真っ最中で、この建物も新しくペイントされたばかり。 ホテルまで歩く道すがらに、駅と同じもようが入っているお店…
いわゆる「強制収容所」と聞けば、「アウシュヴィッツ」と発想する人も多いだろう。私も実際、ポーランドのアウシュヴィッツでのツアーにも参加したことがある。 小学生の頃、家族旅行で沖縄のひめゆりの塔に行って以来、戦災を経験している場所にはよく足を運ぶようになった。ヨーロッパの国には、い…
大事なことなので強めに言いました。 過去にチェコ共和国を訪れたことのあるひとで、「プラハ」しか行かなかった、あるいは「今度行くけどプラハだけでいいや」と思っているそこのあなた。 ごめんなさい、ちょっと損してます。 チェコ周遊旅を、していないなんて。 チェコは交通費が安い&周遊旅がし…
靴とチェコアニメが有名な街、ズリーンに来ました。どういう街だろ?というかたはこちらの記事をどうぞ。 ズリーンの中心地と少し離れたところにある「フィルモヴィー・ウゼル・ズリーン」。こちらは、バチャとフィルムの歴史を学べる博物館と、実際にアニメーションを作っているスタジオや、鼻の長い…
最近、家族でどこかお出かけしたり、旅行にいったりしましたか? …と、いきなり冒頭で暑苦しい質問ではじめてしまった。そんなことを聞いておきながら、親子関係もそれぞれで、さまざまな家族の形があることはわかっている。だから一概に「家族旅行、いいですよ〜!!」なんて、到底言うつもりはない…
チェコのフルディムという小さな街に、「パペットミュージアム(マリオネット博物館)」がある。 マリオネットの博物館があるのはこの街だけではないのだけれど、この博物館のためにこの街にくる価値も十分にあるくらい、ここは常設展示が充実している。 フルディムの中央広場のすぐ脇道をはいったと…