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パートナーの好きなところをプレゼンしたら、パートナーへの愛情が深まった話

身内のことはへりくだって言う。そんな風潮が日本にはあると思います。パートナーについてはなおのこと。飲み会の場では、つい愚痴まで言ってしまう人も多いのではないでしょうか。

でも、思うんです。大切な人のことをへりくだって言うのおかしくない? と。

そんな時に、パートナーシップを楽しく学ぶコミュニティ「ふたりの教室」で開催された「パートナーのすきなところプレゼン大会」。企画趣旨は単純。パートナーのことをプレゼンターが5分間思いっきり惚気る! それだけです。

今回は、プレゼンターとして参加した僕が大会の様子をレポート。

パートナーのことを惚気たらどうなるのか、惚気を聞いたらどうなるのか。「パートナーのすきなところプレゼン大会」開幕です!

愛する人を自慢するのって楽しい!

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意気込んで参加表明したものの、いざ本番が来ると緊張するもの。

「パートナーの自慢なんて、他の人に聞かせるものなのかな」
「盛り上がらなかったらどうしよう」

不安を抱きながら、トップパッターとして発表をはじめました。

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(しっかりとプレゼン資料も作成しています)

ドキドキしながら話しはじめると……

楽しい! いざ話し出すと、単純に楽しいんです。パートナーのことを自慢するってこんなに楽しいのか、と驚くくらい。

まず話していると、「俺のパートナー最高でしょ???」と得意気な気持ちになってくる。
淡々と紹介するつもりが「こんな素敵なところがあってですね!」と、ついつい熱がこもってしまいます。

さらに、プレゼンしているとすごく幸せな気持ちになるんです。パートナーへの愛情が染み込んでくる感覚といいますか。

例えば「パートナーからもらって嬉しかったことば」のスライド。このことばを自分の口で発表することで、当時の嬉しさを再確認できる。「あぁ、こんな素敵なことばをもらったんだなぁ」と幸せな気持ちが再燃していました。

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(こんなことばをくれるの、素敵過ぎませんか??)

熱をこめたプレゼンはあっという間に終了。「盛り上がらなかったらどうしよう」という当初の不安はどこへやら。もっと話したい! もっと自慢したい! という気持ちでいっぱいになりました。

「俺ってこんなにもパートナーのことが好きだったのか……」と自分の愛情に驚くほどです。惚気って愛情が増すんですね。1つの気付きです。

さて。幸せな気分から我に返り、聞いてくれた人はどうだったんだろう、楽しんでもらえたのかな、と他メンバーのリアクションが気になり、感想を聞いてみると……

「めちゃくちゃ素敵なパートナーさんですね!」
「こっちが幸せな気分になる! もっとください!」

などなど、とてもあたたかいコメントがいっぱい! なんて幸せな空間なのか。惚気を受け入れてもらえた嬉しさも相まって、「ですよね、最高の人ですよね!」と自慢気な気持ちになります。

パートナーのことを自慢する。ちょっと恥ずかしいし、人目を気にしてしまいがちですが、思いっきり惚気てみると、それはそれは幸せな気持ちになれる。パートナーのすきなところ、プレゼンして良かったです。

他の人の惚気のも楽しい。幸せのおすそ分けをもらった気分!

自分のプレゼンも終わったので、次の人の発表を聞くことに。惚気る側はとても幸せな気分になることが分かりましたが、他の人の惚気を聞くとどうなるのでしょうか。

次の人の発表を聞きはじめて思ったのは「発表者って、こんなに幸せそうな顔しているのか……!」ということ。すきな人のことを話すときって、キラキラしますよね。そのキラキラがぎゅっと凝縮された感じ。幸せオーラが伝わってきて、こっちがニヤニヤしちゃいます。

さらに、他の人の惚気のなかで「そんな素敵な行動が! 自分もやってみよう」と勉強になることも。

例えば、結婚のご挨拶に行ったときのお話。彼氏さんのご両親は少し古風な人で、「彼女さんはちゃんと家事とかもしてくれるの?」と言われたそう。
そのとき、彼氏さんは「彼女は俺の世話係じゃない。ふたりで支え合う夫婦になるんだ」と言ってくれたとのこと。

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「なんて素敵な……」「僕も見習おう……」とチャットが盛り上がったこのエピソード。惚気を聞くのって、幸せな気持ちになるだけじゃなく学びにもなるんです。

このように大盛りあがりの、すきなところプレゼン大会。全員の発表が終わり、参加者全員が余韻に浸っています。

「とっても幸せな時間でした……!」
「他の人の惚気も聞いてみたい!」

という声が相次いで語られ、発表者も視聴者もどこか幸せそうな面持ち。惚気を聞くだけでも、幸せのおすそ分けをもらった気分になるんですね。

自分だけじゃなく、他の人にも幸せを配ることができる。惚気は幸せの循環を生み出すのだと実感しました。

愛情の言語化で、パートナーへの感謝が増す

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今回、プレゼンする側に回って気付いたことは、愛情という形のないものを言語化するのは難しい、ということ。

「だいすき!」と言うことは簡単ですが、じゃあ相手の何がだいすきなのか、相手のどこに惹かれているのか。プレゼンするには、その言語化が必要になります。「なんとなくすき!」じゃプレゼンはできませんよね。

「この人のどこが好きなんだろう」と改めて思いを巡らせる。そんな貴重なきっかけになったように思います。

その時間は決して苦痛ではなく、むしろとっても幸せな時間。言語化を進めていくなかで、「そうだよな、ここが好きなんだよな」と愛情の再確認になったり。「そういえばこんなこと言われたな」と思い出して嬉しくなったり。

愛情を言語化する機会って、なかなかないですよね。だからこそ愛情を言語化する過程で、パートナーへの感謝が増していった感覚がありました。

誰のためでもなく、自分のために惚気けるのかもしれない。そんなことに気付けた「パートナーのすきなところプレゼン大会」でした。

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(自然と愛をこめてしまいました。だいすき)

プレゼン前、ふと気になって「自分のことを惚気られるのってどうなん?」とパートナーに聞いてみると「私はとっても嬉しい! ガンガン惚気てきて!」と思いっきり背中を押されました。

もちろん、そうじゃない人もいるはず。惚気をしてもいいか、パートナーへの確認は必要です。けれど、そこでOKをもらったのなら、思いっきり惚気てみるのも良いと思います。

身内のことはへりくだって言うのが当たり前?

いえ、身近な人のことであっても、思いっきり自慢して良いはずです。だって自慢することで、大切な人をもっと大切にできるから。

みなさんも、大切な人への愛情を語ってみてはいかがでしょうか。

(執筆:安久都智史


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