渡辺祐真(スケザネ)

東京の会社で、ゲームのシナリオライターをしています。 最近は、Youtubeやネットなどで、書評などの発信も行っています。 ・「Youtube スケザネ図書館」→https://www.youtube.com/channel/UCLqjn__t2ORA0Yehvs1WzjA

渡辺祐真(スケザネ)

東京の会社で、ゲームのシナリオライターをしています。 最近は、Youtubeやネットなどで、書評などの発信も行っています。 ・「Youtube スケザネ図書館」→https://www.youtube.com/channel/UCLqjn__t2ORA0Yehvs1WzjA

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    渡辺祐真(スケザネ)の自己紹介・活動まとめ

    ※ご依頼は、 skezanelibrary[a]gmail.com ([a]を@に変えてください。)までお願いします。 文章であれば、内容や量に応じて8,000円~20,000円程度、イベントや動画撮影については、5,000円~30,000円程度でお引き受けすることが多いですが、相談可能ですので、お気軽にお問い合わせください。 ■プロフィール1992年生まれ。東京都出身。東京のゲーム会社でシナリオライターとして勤務する傍ら、2021年から文筆家、書評家、書評系YouTube

      • 最近頂いた本たち(2022.6.5)

        鈴木綾『ロンドンならすぐに恋人ができると思っていた』(幻冬舎) 日本で働いた後渡英した、外国人女性によるエッセイ。鋭利にユーモラスに国際的に、女性の今を活写する。 アリアナ・グランデを通して、現代の価値観を浮き彫りにする章がイチオシ。 ちなみにエピグラフはウルフ。 山本貴光『マルジナリアでつかまえて2』(本の雑誌社) 大好きな本の続編! マルジナリア(本の余白への書き込みなど)を求めて、ペソア、ディケンズ、神谷美恵子から、理科大に眠る江戸の和算書まで、書物の世界を東

        • 気になる新刊2021.10(最終更新9.9)

          スケザネが気になる新刊を月ごとにまとめるページです。 特に気になるものは、紹介文や自分のコメントを付しています。 本以外もまざってるのはご愛嬌。 ※一部、前月末のものもあり。 ※掲載時点では、当月出版予定で、後に出版が延期されたものが残っていることもあります。 文学 人文 芸術社会・社会科学自然科学 その他

          • 気になる新刊2021.9(最終更新9.13)

            スケザネが気になる新刊を月ごとにまとめるページです。 特に気になるものは、紹介文や自分のコメントを付しています。 本以外もまざってるのはご愛嬌。 ※一部、前月末のものもあり。 ※掲載時点では、当月出版予定で、後に出版が延期されたものが残っていることもあります。 文学 人文 芸術 社会・社会科学 自然科学 その他

            気になる新刊2021.8(8/26最終更新)

            スケザネが気になる新刊を月ごとにまとめるページです。 特に気になるものは、紹介文や自分のコメントを付しています。 本以外もまざってるのはご愛嬌。 ※一部、前月末のものもあり。 ※掲載時点では、当月出版予定で、後に出版が延期されたものが残っていることもあります 文学【紹介】 世界に認められる小川洋子の文学はどのようにつくられてきたか――全米図書賞、ブッカー賞国際部門など世界的に権威のある賞の最終候補に軒並み上がる小川洋子の文学。 海外での小川文学の受容のされ方から、デビューか

            気になる新刊2021.7(7/31最終更新)

            スケザネが気になる新刊を月ごとにまとめるページです。 特に気になるものは、紹介文や自分のコメントを付しています。 本以外もまざってるのはご愛嬌。 ※一部、前月末のものもあり。 ※掲載時点では、当月出版予定で、後に出版が延期されたものが残っていることもあります。 文学(スケザネ)熟達の職人により精巧に作り込められた工藝品のような一作。 過剰も不足もない心理描写と香り立つような景物描写とにため息をつく。 劇的な展開はないのに、気がつくと言葉に引き込まれ、頁を繰る手が止まらない。

            気になる新刊2021.6(7/31最終更新)

            スケザネが気になる新刊を月ごとにまとめるページです。 特に気になるものは、紹介文や自分のコメントを付しています。 本以外もまざってるのはご愛嬌。 ※ジャンル分けはおおざっぱ。 ※一部、前月末のものもあり。 ※掲載時点では当月出版予定で、後に出版が延期されたものが残っていることもあります。 〇文学波〔新訳版〕 単行本 – 2021/6/16 ヴァージニア ウルフ (著), 森山 恵 (翻訳) 遠い太陽の光が海辺の1日に降り注ぎ、生まれては消える波のうねりを情感豊かに描き出す。

            文学ができる現場に立ち会える一作!今年読んだ本でベスト1位!~アトウッド『獄中シェイクスピア劇団』書評 魅力の紹介~

            本物の役を演じる者が、嘘をつき通しているうちに嘘を真と思いこむように (『テンペスト』第一幕第二場) ※以後、『テンペスト』の翻訳は、松岡和子訳(2000年,ちくま文庫)​ ①はじめに 絶海の孤島へと流された先王。彼は妖精を配下に従え、かつて己の玉座を奪い取った弟君とその仲間たちに、魔術を振るい、復讐を遂げんとする…。  イギリス文学の古典中の古典、シェイクスピア『テンペスト』を現代の演劇界に置き換えた、痛快無比、抱腹絶倒の作品。それが、マーガレット・アトウッド『獄中シェイ

            小津夜景さんのこと~ラーミアと大伴家持~

            小津夜景 1973年北海道生まれ。俳人。 2000年よりフランス在住。2013年「出アバラヤ記」で2013年に第3回攝津幸彦賞準賞。2017年『フラワーズ・カンフー』(2016年、ふらんす堂)で第8回田中裕明賞受賞。 2018年『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』(東京四季出版)。2020年『いつかたこぶねになる日』(素粒社)。 (『いつかたこぶねになる日』扉文を参考に作成)  先日、『いつかたこぶねになる日』(以下、『たこぶね』)の著者である、俳人の小津夜景さんに、私のYo

            言葉を正しく使うとは、正しく畏れること

            言葉への反省しばし思うところがあり、自分自身の言語活動について見直していたのですが、どうも近頃、言葉への敬意と謝意、畏怖を失っていたということに思い至りました。 言葉を巧みに操れる、あるいは言葉によってなんでも伝えられると自惚れていましたが、言葉に対してそんな傲慢で失礼な話はありません。 そんな内省を経て、言葉の価値、尊さを久々に考えました。以下は、これまでと昨夜から今まで考えたことたちです。 言葉は消耗品まず、言葉は消耗品で目減りします。 どういうことか? 少し回り道

            マルジナリアでつかまえられて

            山本貴光『マルジナリアでつかまえて 書かずば読めぬの巻』(2020年7月 ほんの雑誌社)を読み書込み派に転向しました。 これまで本については、後生大事に、綺麗に、カバーをかけて、神棚に奉らんばかりに、生まれたての子猫のように丁重に扱ってきました。もちろん書き込みなんてもってのほか。 とはいえ、それではさすがにどこが大事か分からなくなるから、いつからか良かった箇所や気になった箇所に付箋(本書によれば、厳密には付け紙)をぺたっと貼るようになりました。とはいえ、それもあんまり本には