保険と保証①

製品特典で「1年間保証」とか、家電量販店で買うときに「ポイントで保証を延長できます」とか、様々なところで見かける保証。
壊れたときに修理してくれるサービスですが、この保証と保険は何が違うのでしょうか。

「保証」とは

辞書によると保証とは「間違いがない、大丈夫であると認め、責任をもつこと。」とあります。
つまり製品が間違いなく動くものであると宣言し、万が一、故障などで動かなくなってしまった場合は、は責任をもって対応する、具体的には修理・交換します。

でも、万が一のことがあった時（＝事故）にお客さまにサービス対応する保険とは何が違うのでしょうか。

「保険」とは

辞書によると保険は「火災・死亡など偶然に発生する事故によって生じる経済的不安に備えて、多数の者が掛け金を出し合い、それを資金として事故に遭遇した者に一定金額を給付する制度。」とあります。
また、実務的には保険業法3条5項に「一定の偶然の事故によって生ずることのある損害をてん補することを約し、保険料を収受する」と定義されています。（損害保険）

保険と保証その①
・日本では偶然の事故による損害を補填することを約束して事前にお金をもらうことを保険業として規制
・つまり、何かあったらカバーしますよというサービスは原則保険になるため、免許を持った保険会社しか事業をできない。
では世にある様々な保証サービスは何なのか？ pic.twitter.com/HCiopJ6yrO

— すけ (@EEidj5i) September 13, 2022