意味があるものが多すぎる

ちょっと前に上の記事のように書いたわけだけど
さらに最近は変わってきていて
世の中に意味のあるものが多すぎるのではないか
意味のあること自体はいいことかもしれないが
それだけで溢れてしまっているのは逆に良くない
不健全なんじゃないか
と思い出した

知見だとか
便利なもの
ためになるもの
面白いもの
笑えるもの
教訓めいたもの
経験談
学び

そう言った素晴らしい成果物は賞賛に値する
だけれども
そういった素晴らしいものだけが溢れていると言う状況は少し息苦しいと思うこともある
窮屈さを感じ自由さがない
これはなんなのかよくわからない
善であることを浴びせられてそうであることを強要されているような感覚なのだろうか
気づくと意味を出してしまう
いいアウトプットをしようとしてしまう
どうあっても抜け出せない感じがある

この意味があることということから抜け出したい
何の意味もないものを作りたい
そういう思いがないだろうか

しかし世の中には素晴らしいものが溢れすぎていて
意味のないものを出力することに対する抵抗は思っている以上にある
ハードルの高い所業となってしまっている
なので自分はそう言った意味あるものへのアンチテーゼとして
意味の全くないものというカテゴリで文章を書いてみたい
もちろん時には意味のあるものを書いてしまうかもしれない
書きたくなるかもしれない
それはそれ
意味のないものを書こうとしても意味が出てしまうこともある
しかしながら
これは本当に何の意味もない文章だと言えるものが書けたとしたらそれはとても嬉しいのではなかろうか

だからと言ってただキーボードをランダムに叩いて出てきた文字の羅列は違う
文章として意味は通る
意味はわかる
でも意味は全くない
そう言ったものを作っていきたい

というわけでやってみたのが以下の文章だがどうだろうか

しかしこのように紹介することで意味が生まれてしまった
うーんこの試みはしばらく続けていきたい

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