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俺たちは面倒臭い

こんちは。今日は『ぼくのどくしょかんそうぶん』第4弾です。#本ばっか読んでんな

ほな早速

今回読んだ本は『2025年、人は「買い物」をしなくなる』という本です。この本もめちゃくちゃ面白かったです。頑張ってまとめていきますね。

時代が変わるにつれて僕たちの買い物の形もどんどん変わってきました。個人で野菜や魚を売っていた商店街で買い物をする時代から、それらが1つに集められたスーパー、食品だけでなく生活用品なども多く取り揃えられたショッピングモールと、多くの物が1箇所に集まっているところへと僕たちは行くようになりました。

何故こんな風に買い物の形が変わってきたのかというと、人間にとって買い物というのは面倒臭いことだからだと著者は言います。わざわざ何店舗も回って買い物をするになら1回で集められた方がいいよねと、ちょっと前までは大型のショッピングモールが世間を賑わせてきました。

ただ、ここでも僕たちは面倒くさくなってしまうのです。「わざわざ混んでいるところに行くの、面倒臭いね」そこでスマートフォンの登場により、お店に行かなくても物が買えるネットショッピングの時代に変わりました。

それでも面倒臭い

ネットショッピングが出来るようになり、これで買い物における煩わしさから解放されたかと思いきやそんなことはありませんでした。今度は何か。「物が多すぎて選ぶの面倒臭いね」

時代が進むにつれ僕たちは買い物をするとき、より多くの選択肢の中から選ぶことが出来るようになりました。僕たちはこのたくさんの商品から選ぶという作業が面倒くさくなってしまったのです。つまり現代人は、品揃えの良さに魅力を感じられなくなってしまったのです。

これからはどうなる?

じゃあこれから生き残れる店舗はどんな店舗か。この本では「体験型の店舗だ」と言っています。どれだけネットが普及してもリアルな体験は出来ません。この消費者に体験をさせられるかどうかがこれからを決めるそうです。#ナイキのお店のスニーカーは商品棚をショーケース化して博物館みたいにしてるよね

そして、今はテレビコマーシャルでタレントが宣伝しているものよりも、レビューの高いもの、友人の口コミ、SNSのインフルエンサー達ががおすすめしている商品の方が信用出来る為、そこから購買がされるようになっています。

また、物を売るときはストーリーも売ることが大切だと言っています。今や品質よりもどんな過程を経てこの商品が作られたのかが支持されています。企業がいきなり発表した商品ではなく、何故作ったのか。どのようにして作ったのか。を見せて、共感を得ることが重要になります。

不変なもの

これからは企業から、お店からモノを買うという意識が薄れ、人からモノを買うということが増えてきます。どれだけ時代が進み、買い物の形が変わっても、僕たちは結局のところ『人との繋がり』を求めています。ここの価値を忘れずにいる企業が生き残っていくとこの本は最後に綴ってします。

めちゃくちゃ長くなってしまいましたが、こんなところです。まだまだ勉強になったこともありますが今回は割愛します。

普段僕が何気なく行っている買い物も何で買ったのか、どこで知ったのかということを意識をしていこうと思います。また、今回この本で学んだストーリーを売るということをジュラーレのグッズ販売に活かしていきたいと思います。


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