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映画『さがす』安楽死があれば

あらすじ

大阪の下町に暮らす男は、懸賞金300万円の指名手配犯を見たと娘に話した翌日、姿を消してしまう。残された娘は父親を探し、手がかりをたどった先で日雇い現場に父の名前を見つける。しかし、そこにいたのは、指名手配中の連続殺人犯だった。

監督:片山慎三
キャスト:佐藤二朗、伊藤蒼



日本でも安楽死が合法化されたら、こんな人間ドラマはもう観なくて済む。

日本でも安楽死が合法化されたら、このような悲劇は減る。

助からない悩み、助けられない悩みも減る。

山内のような人間もいなくなる。

健全な肉体に健全な精神が宿るのなら、五体満足で溌剌とした精神の人たちだけが生きてこの社会を回していけばいいと思う。

生きる事を望んでいない、あるいは生きる望みのない社会的弱者を他人が無理やり生かす意味。

それを問われる映画だと思った。

日本でも安楽死が合法化されたらもう必要なくなる物語だ。

たとえ世間的に間違いだとしても、このお父ちゃんが家族のためにした事は肯定したい。

お父ちゃんのような人を肯定出来ないような人が恋人や家族を作ったりしても、この先の社会では幸せになれないと思う。