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助太刀バリューインタビュー第四弾!個々のレベルアップを通じて、より強い組織へ

皆さんこんにちは!
助太刀HRグループの池田(@ikechi____)です。
今回はバリューインタビュー第四弾!
2024年期第1クォーターのバリューアワード※を受賞したサクセス部の太田さん、森さんのインタビューをお届けします。

「バリューアワード」
全従業員を対象に、バリューを体現していると思う人をアンケートで調査。その中で最もバリューを体現している人を1名選出し、表彰する制度

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今回、太田さん、森さんは「ビジョン実現を目指す集団の一員であることを念頭に置いて行動する」ことを示した、「全員親方」というバリューで受賞をされました。

サクセスグループのレベルアップを目的とした勉強会の主催をされているお二人。いつしかその勉強会は他部門も参加するまでに進展し、会社全体を巻き込むムーブメントとなりました。
今回のnoteでは、勉強会開催の背景、お二人が感じられた手応え、これから挑戦したいことを伺ってきました。


勉強会のきっかけは、普段の何気ない会話から

ーー太田さん、森さん、本日はよろしくお願いします!まずは今回受賞したお気持ちをお聞かせください。

森さん:ありがとうございます!正直、こんなに大きな影響が出るとは思っていませんでした。受賞を狙っていたわけではなかったので驚きました。
太田さんとは普段からよくサクセスグループについて何かできることはないかと話していたので、一緒に受賞できてとても嬉しいです。

太田さん:私も同じ気持ちです。森さんとは普段からチームが同じでよく関わることがあって、「これからも一緒に頑張りたい」と話していたので、一緒に受賞できたことが本当に嬉しいです。

ーー今回、サクセスグループ向けの勉強会主催が「全員親方(全体最適、当事者意識)」であるということでバリューアワード受賞となりましたが、勉強会を開催するきっかけは何だったのでしょうか?

森さん:実は、きっかけはランチ中の会話からでした。太田さんとは他のサクセスメンバーも含めてよく一緒にランチをとるんですが、その時に「どうしたらもっとサクセスグループは良い組織になるんだろう」という話をしていて。こういう些細な会話って、その場の会話だけにとどまるとただの愚痴で終わっちゃうことも多いかとは思うんですが、太田さんと話してる時は「じゃあどうしたら良くなるんだ?」まで話せてたので、「ちゃんと実際に行動に移さなきゃ」って思うようになったんです。

太田さん:そうですね。実はその時、サクセスグループ全体になんとなく閉塞的な空気が漂っていて。事業の成長に伴ってどうしてもサクセスグループの現場が追う目標も高く、そして複雑になってきていたんです。そんな中、組織としても急激に人が増えたということもあって、今まで隣の人がどんなお客さんを担当していてどのようなことを話していてっていうのがなんとなくわかる環境ではあったんですが、それも見えづらくなってたんですよね。
決して仲が悪いとか、ギスギスしてるとかではないんですが、なんとなくみんな余裕がないというか、良くも悪くも必死になっていたと思います。ただ、助太刀のサクセスグループにいる人たちは、「建設業のため、お客様のため、助太刀のため」になることをしたい、という気持ちをみんなが持っているということはそのような状況の中でもなんとなく伝わってきてて。だからこそ、今サクセスグループのためになることは何かないかなと森さんとはよく話してましたね。

グループ全体を良くしたい。そのためにはまずはコミュニケーションから

ーーそうだったんですね。勉強会開催にあたって、どのような課題があり、何を解決したいと思ったのですか?

森さん:私が思う一番の課題は、チーム内でのコミュニケーション不足でした。全社的に人が増えて、コミュニケーションが取りづらくなっていたんだなと振り返ると思います。誰が何に困っているのか、わかっているようなわかっていないような時期が長く続いてましたね。
勉強会も、実は最初はサクセス部門部長の笹山さんが企画から実行まで1人でこなしてくれていたんですが、私たちとしても笹山さんに任せっぱなしになってしまっていたんです。自分たちのレベルアップのための勉強会なのだから、もっともっとボトムアップで進めたいと思いました。

太田さん:私は今年に入ってから意識し始めたんですが、まずやるべきことをやって、その後に「自分が組織に対して何ができるか」を考えられるようになったと思います。安定的に自身の目標も達成できるようになってきている中で、やるべきことをやるだけだと、自分自身だけでなくグループ全体の成長も限られてしまうので、そこに危機感を感じました。そこで、ポジティブな連鎖を作りたいと思ったんです。

森さん:正直、個人事業主の集まりか?!っていうくらい、個々で動いてしまっていたなという時期もあったよね。(笑)中途入社のメンバーなのでそれぞれみんな自分のやり方にプライドを持っているし、本気で業界を良くしていきたいという思いを持った人たちなので、プロ意識の中で業務を進めるとどうしても内向きの思考になってしまうというか…。

太田さん:めちゃくちゃわかります…。みんな自分で考えて動けるからこそ、ちゃんと意識しないと個人プレイになっちゃうんですよね。
私の中では、去年バリューアワードを受賞できたことが大きかったのかなと思います。

太田さん:あの時、改めて自分が考えてることや行動に移してみたことが、バリューアワード受賞を通じて会社的にも間違ってないよって言ってもらえているように思えて、自信に繋がりました。間違ってなかったんだ、そうしたらもっとやっちゃおう!ってなりました。(笑)

全員で考えた、「カスタマーサクセスがどうあるべきか」

ーー勉強会当日の様子はどうでしたか?

太田さん:まず最初に行ったのは、相互理解のワークショップです。カスタマーサクセスとしてどうあるべきか、各自の考えを共有しました。これまではそれぞれが思う「カスタマーサクセスがどうあるべきか」の像のもとで動いてましたが、お互いが何を大切にしているか、組織として何を目指すかは言語化できていなかったです。

なかなか普段の会話では出てこない、カスタマーサクセスの存在意義についてディスカッション

森さん:上司とは結構1on1とか頻度高くしているのでコミュニケーションは取れているんですが、横や斜めの繋がりって気づくと希薄になっちゃってたんだなって思いました。
かなりいろんな意見が出そうだな、収拾つくかな、とちょっと開催前は不安になることもあったんですが(笑)、話してみると根っこはみんな似たような気持ちで働いてるんだって再確認できましたね。

太田さん:相互理解ワークショップ開催の後に今後の勉強会に関するアンケートも取ったんですが、開催してほしいテーマがいろんな種類集まりましたね。お客様からネガティブなフィードバックをいただいた際の切り返し方法や、生産性向上のための時短のコツなど、具体的なスキルに関する話も多かったです。共通して「みんなが何をしてるのか知りたい!」という意見が一番多かったので、勉強会という時間を通じて各自の強みを活かせるようにしていきたいです。

森さん:早速アンケートを参考にして、ワークショップ勉強会の後にも勉強会を開催しました。施工管理の仕事について理解を深めよう!を目的にして実施しました。4月に入社された川口さんが講師としてすごく頑張ってくれましたね。川口さん自身が施工管理経験のある方なんですが、同じく施工管理の旦那さんと一緒にワークショップを準備してくれて、とても解像度高く施工の現場のことを知ることができる時間でした。サクセス部以外からもたくさん参加者が出て、質問もたくさん出て、運営としてはタイムマネジメントが大変でしたね。(笑)
勉強会終了後、インサイドセールスグループの方が「実際にあのトークを使ったらお客さんがめちゃくちゃ興味持ってくれて、アポになりました!」ってわざわざ報告に来てくれたりもして。グループを超えて良い影響が与えられているんだと思うととても嬉しかったです。

ーー相互理解ワークショップ開催後のみなさんの反応はいかがでしたか?

森さん:最初は参加メンバーが緊張している様子も見受けられましたが、時間が経つにつれて和やかな雰囲気になりました。共通認識を持つことで、みんなが意見を言いやすくなったと思います。最終的には、「こんなことを改善したらどうか」といった積極的な意見も出てきました。

太田さん:特に印象的だったのは、異なった意見が出たときの対応です。私が参加した班では異なる意見が出ましたが、それでも否定ではなく「それもいいですね」といった建設的な話し合いになりました。否定的な雰囲気が一切なく、みんなが前向きに取り組む姿勢が見られました。

今後目指すのは、「強くて暖かい組織」

ーー勉強会開催を通してどのような手応えを感じていますか?

森さん:一番大きな成果は、やりたいことが明確に出てきたことです。それまでは何となくやらなきゃと思っていたことが、具体的なアクションプランに落とし込めました。アンケートを通じて、みんなが思っている課題や改善点を引き出せたのも大きな収穫です。

太田さん:ワークショップを通して、サクセス部が目指す組織を「強くて暖かい組織」と定めることができました。これは、顧客に向き合う姿勢を強く、寄り添う気持ちで暖かさを持ちましょうという考え方です。実際にこれが勉強会をきっかけに、チーム全体で共有されるようになり、カスタマーサクセスとしてどうあるべきかが明確に言語化されましたのは、とても大きな収穫だったと思います。

強くて暖かい組織とはどういう組織なのか

森さん:あと、他の人がどんな話をしているか知りたい!という意見が多かったこともあったので、Slackに「会話のネタチャンネル」を作りました。お客さんとの会話や気づきを即座にチーム全体で共有できるようになりました。これによりナレッジの共有がスムーズになり、負担なく意見交換がよりできるような環境になってきてるのかなって思います。

お客様から聞いた役立つ情報を気軽にシェアすることができる

太田さん:これまでナレッジ共有などの発信って対応するメンバーが偏っていたんですが、以前から比較すると全体的に発信する人がじわじわ増えてきているように感じますね。

森さん:そうですね。これまではサクセス部の中でもグループを超えた交流って実は少なくなってきていたんですが、今では自然と声がけが行われるようになりました。ここはとても手応えを感じています!

ーー今後、どのようなことに取り組んでいきたいですか?

森さん:まだまだやりたいことがたくさんあります。例えば、さらに専門的な研修を行ったり、ChatGPTを使った顧客対応のトレーニングを実施する計画があります。それから、職人さんとの対談やお客さんを講師に呼んで生の声を聞く機会も作りたいです。

太田さん:ですね!特に私は法的なルールや業界の細かいルールについても知識を深めたいと思っています。それによって、より正確なサービス提供が可能になりますし、お客さんとの信頼関係もさらに強化できると思います。

森さん:あとは、メンバー全員が企画側に参加できるような仕組みを作りたいです。今は私と太田さんが中心になっていますが、他のメンバーも巻き込んでいくことで、全員が前向きに、ワクワクした気持ちで仕事に取り組める組織にしていきたいですね。

ーー目指している理想の組織像を教えてください。

森さん:私たちが目指しているのは、1人1人が前向きに取り組むことで、高め合っていける組織です。

太田さん:カスタマーサクセスとしてお客様に向き合う中で、業界に対する理解を深め、よりお客様に価値が届けられるような組織でありたいです。そして、自身含めてメンバーには助太刀に入ったことで何かを得ることができた、と1人でも多くの人に感じてもらいたいですね。

ーーまさしく「全員親方」ですね!太田さん、森さん、本日はありがとうございました

今回は「全員親方」で受賞した太田さん、森さんにお話を伺いました。

最後にお知らせです🐯
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