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12月21日

回文かよな日。シクシクと胃が燃えているような不快感で目覚めた。3時半だ。やばい病気かも。ってそれはない。昨夜食べた安物のホットドックのせいで胃が軽い炎症を起こしたにちがいない。添加物満載だったんだろう。
起きるまでの夢では商店街の店舗のようなところで何かしていたのだが忘れた。某プロ野球の球団オーナーの顔をお見かけしたが、どういう状況だったか思い出せないし、とくに思い出したいくはない。路地の奥まったところで知人のS氏が寝具を自作していて、完成したとうれしそうに見せてくれた。器用な彼ならやりそうだ。

添加物はさておき、このところ過食気味なのが気になっていた。若い頃のように無尽蔵に体力があるわけではないのだ。食い物の消化ごときでからだに負担をかけるのは馬鹿らしい。もうすぐ姉が帰省してくれぱ否が応でも過食は免れない。しばし自制することにしよう。
7時半起床。9時前に古い女の人をリハビリに連れていく。「8月6日のバット」は、いよいよカープスとマンハッタンズとの親善試合の場面まできた。広島弁の野次が面白い。本当に1950年の広島の即席球場で飛び交ったような生き生きとしたやり取り。おっさんたちの魂が乗り移ったんだろう。
今日は昼にきのうの残りのおにぎりをひとつ、夜はおろしそばを分けてもらって食べただけ。胃腸と内臓の休養日になった。
「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」観る。ただアパートを売るの買うのと騒ぐだけの映画だが、カーチェイスもなく悪くはなかった。物足りなさが残ったのは、アパートからの眺めに意味づけがなされていなかったからだろう。飼い犬が愛らしかった。

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