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2月9日(水)

7時過ぎ目覚め。寒さ温んだと感じる。

朝「スピリチャル万葉集」の2首目の訂正終了。夜まで寝かせて、不満がなければ投稿することにする。
そう考えていたが、夜になって読み直してみると解釈文に不満が残った。投稿は明日以降だ。

昨夜は「トランプ アメリカン・ドリーム」のつづき観たが、ヘドがでそうになってエピソード1だけでやめた。
鼻持ちならない男。魅力もなければ、カリスマ性も感じない人物。その前に見たデロリアンは、少なくとも夢を持つことにおいては純粋だった。しかしトランプは、なにか夢を持つしかないほどに人生にしらけている。
施工責任者によると、トランプタワーは外観の威容とは裏腹に内装は安普請なのだという。トランプ自身を投影したものなのだろう。

きょうも古い女のひとがデイサービスに行っている間にデイシアター。以前、映画館で観て面白かったので自主上映もしたことがある「東京原発」を三たび観る。笑った。
原発の安全神話にまつわる欺瞞を暴くのにエビデンスは不要。事実を事実として笑えばいい。それがもっとも効果的であることをこの映画は教えてくれる。
映画「新聞記者」を新宿ピカデリーで観て思い出したのが、この「東京原発」だった。2004年に封切られたとき、まだ福一の爆破は起きてはいなかった。したがって安全神話が揺らがない前のことだ。そんな時代に反原発を、これほど真っ正面から効果的に描いた映画が作られたことに、「新聞記者」同様に驚きと敬意とを思っていたからだった。
「新聞記者」と「東京原発」。ふたつの映画はシリアスと喜劇、表現スタイルが対照的だ。もし「新聞記者」を「東京原発」の監督が撮っていたら、果たしてどんな映画になりどんな反応となっただろうか。

2時過ぎ、春めいた陽気に誘われて農園に出た。
裏庭の手入れ。大根のウネの草取り。土作り。掘っ建て小屋の掃除などして5時まで。ことしはじめて本格的に作業をした。

その間に某出版社の編集から連絡が入っていた。
提案していた企画は通らなかった。編集、営業の現場では好評だったらしいが、上層部がゴーサインを出さなかったという。
内容がセンシティブなので、想定してはいたが残念。

スコッチの水割りで、ひとり残念会する。



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