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【#1】それでも好きなことで生きていきたい。知識もお金もない大学4年生がボードゲームブランドを立ち上げた話

歳を重ねるにつれ、できることも知識も増えていくのに、なぜ大人になるにつれ夢が小さくなっていくんだろう。

そんな幼いながらに抱いていた形のない違和感を言葉にしてくれたのは、

レシピ動画アプリ「クラシル」を運営する会社の代表である堀江裕介さんでした。


もちろん夢は大小ではありません。

でもなんだか、小さい頃の僕は、楽しくなさそうな大人を見て、未来が少しだけ暗くなったのを憶えています。


人生にはいくつかの大きな分岐点があるのかなと感じます。

堀江裕介さんとの出会いがその一つです。

「だから俺は、夢を大きくしていけるような大人になりたい」

そんな言葉を聞いて、面白い大人の存在を知り、未来に希望を持てるようになりました。


そしてもう一つ、僕には大きな人生の分岐点があります。

それが、いまです。




改めまして、こんにちは。

回転寿司に行ったらチョコレートケーキを4皿頼むことでおなじみのスイタ氏(すいたし)と申します。

このnoteでは

▶ボードゲームブランドを立ち上げようと思った経緯

▶ボードゲームブランド「Avignon Games(アヴィニョンゲームズ)」概要

▶これからの活動

というお話を、今のありのままの心境を交え、赤裸々にお話できればと思っています。5分程度でお読みいただけますのでぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです!

ボードゲームブランドを立ち上げようと思った経緯

「大きくなったら何になりたいの?」

誰しも一度は尋ねられたことがあると思います。


大学3年生の頃の自分はこんなの分かるわけないじゃんと思っていました。

無数にある職業を体験もせずやりたいことか否かを判断するなんて無理じゃないかと。そう思っていました。


でもそんな中でも1つだけ明確にあったのは、

何になりたいか』ではなく

どう在りたいか』という姿でした。


どんな大人で在りたいか。

僕の理想の大人は、いつまでも子供のように無邪気に目をキラキラと輝かせながら生きている大人です。それは最初にお話した幼少期の違和感からなのかもしれません。


進路選択にあたり「一応就職したほうがいいよ」と多くの社会人の方にもアドバイスをいただきました。納得する部分も多く、就職活動を続けていましたが、どこか安定した収入に惹かれている自分に気づき、いただいていた内定も辞退しました。

その考えのまま就職をすると、お金のための労働、なんだか死なないために生きることになる気がしたからです。

それでは心も病んでしまうし、在りたい姿ではない。


なので、自身でボードゲームブランドを立ち上げて、それで生きていこうという考えに至りました。


ボードゲームの良いところは、表情や息使い、言葉の間などがリアルに感じ取れ、同じ空気感を共有できる点や、ルールによって、普段見えないようなお互いの表情や価値観を楽しく引き出すことができる点なのかなと思っています。

noteボドゲフリー

ゲームがあるところに人が集まるというところも、コミュニティとの相性が良く、自分自身が作りたいもののひとつでもある、「帰れる居場所」も作りやすくもあります。(帰れる居場所についてはまた別の記事でお話できればと思います。)


これらの理由とゲームの制作経験から、2020年11月、ボードゲームブランド「Avignon Games(アヴィニョンゲームズ)」を友人らとともに立ち上げました。

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主要メンバー<上の段>左から順に佐野、スイタ氏、<下の段>大嶌

誕生!「Avignon Games(アヴィニョンゲームズ)」


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これがAvignon Games(アヴィニョンゲームズ)のVisionです。

名前のAvignonは、ピカソの『アヴィニョンの娘たち』というキュビズムの発端ともなった作品に由来しています。(下の絵)

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(アヴィニョンの娘たち:キュビズムの発端となった作品。キュビズムとは、一つの対象を固定した単一の視点で描くのではなく、複数の視点から見たイメージを、一枚の絵の中に集約し表現しようとする技法)

人間というのはシンプルに見えても実は多面的な面からできている。なので人や物事を理解する際は、同じく多角的な視点で見る必要があるのではないか」というメンバー全員の考えを反映し、この名前になりました。

この根本的な考え方が、Visionである『対話と好奇心と想像力で世界を広げる』にもつながっています。

世界とは、誰しもが持っているもの。
経験した体験や知識を通して、価値観ができる。
その良い悪いという価値観は、あなたの世界をつくるーー。
Avignon Gamesはボードゲームを通じて、
楽しく自己や他者への理解・尊重をするきっかけをつくります。

<制作中のWEBサイトより、Visionの説明文を抜粋>

自分や他者の中にある様々な表情や価値観をゲームにより引き出し、お互いへの理解を深めることができれば、きっと他者への想像力が磨かれ、形に捉われない応援で溢れる世界になるはず。

そんな未来を僕たちは描き、日々活動しています。

どんなゲームを作っているのか

想いはなんとなく伝わったけど、肝心のゲームはどうなってんだい

そんな声も聞こえますが、ただいま絶賛プロトタイプの制作中です。

それがこちら!

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親がその時どう思ったのかを、子が話し合ってそれを当てに行くといった協力型のゲームで、自分の感情の機微に気づき、他者の価値観を受け入れるきっかけをつくることを目的としたボードゲームです。

なにかを言うとすぐに石が飛んでくる昨今、周りの目を気にして、心が病む方も増えているように感じるというメンバー全員の問題意識が、このゲームの制作の動機でした。そんな傾聴の環境を特に幼少期から作っておくことが大事なのではないかという考えから、小学校の道徳や学活の時間で遊ばれることを想定して制作しています。


試遊を重ねる度

メンバー「あれ?これめっちゃ良いゲームじゃね、、?

と舞い上がるAvignon Games一同ですが、使われる現場での声が伴っていないと元も子もないので、実際に教壇に立たれている学校の先生方などの意見をいただき、絶賛制作中です。(2021年9月頃から、家庭用に方向転換)

note先生集合

左から、全力先生、あらら先生、とも@HSP教員。

(ゲームの詳しい遊び方やシステムについては、近日中にまた別の記事にて発信いたしますので、ぜひそちらを見ていただけたら幸いです!)

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Avignon Games試遊中の集合写真(2021.2)

さいごに

まだまだ序章も序章だし、

ゲームもプロトタイプで届けれる状態でもありませんが、

日々着実に仲間と作りたい世界にむけて邁進して、発信もし続けますので、そんなスイタ氏、Avignon Gamesを今後ともよろしくお願いします!


一緒に走っていきましょう!




夢は、ひとりひとりが自分自身の人生を生きれる世の中にすること

まずは自分が、それを体現します。



ではまた!

#2話題のボードゲームブランドAvignonGamesメンバー紹介に続く 、、、


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