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就職を機に、関西から上京した社会人4年目。11期のベンチャー企業で新規事業立ち上げに関…

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就職を機に、関西から上京した社会人4年目。11期のベンチャー企業で新規事業立ち上げに関与(なぜか2回目)していました。知らない道を歩くのが好きで、よく迷子になります。転職活動中です。心に移りゆくよしなし事と、溢れてくるパトスを綴ります。

最近の記事

菊とスターチス

最近よく、子どもの頃のことを思い出す。 仕事で関わったとある入学式で、お祝いの花を貰った。 白と紫で統一されたスタンド花は、ばらしてみると、バラ、ユリ、菊、スターチス等で構成されていた。 来賓や学生が持ち帰れるように、新聞紙に包んでいく。 何種類も入れて大きな花束にしたり、数本をまとめた小さい花束だったり、人によって色々個性があった。 私も持ち帰ってよい、とのことで、自分が欲しい花を束にした。 まだつぼみのユリやら、バラやらがいいかなと思っていたが、菊の香りが急に立

    • 働かない夏

      エアコンの冷たさをまとったシーツとFPS50の日焼け止めの匂いが8月の夜である。そんなことも働き始めてから忘れていた。ここには井草の匂いもなく、19時頃、生い茂った緑からのむしっとした蒸気で、生々しい夏を感じることができる。 朝の日照りと電車の汗臭さ、日中のエアコン吹雪に、夜は風呂の熱しかおぼえていない。母がデスクワークよりも農業とか人間活動しろ、といっていたが一理ある…と思えてきた。帰る気はまだないけど。 時間がたっぷりあると、書く、ということもいっぱいできると思ってい

      • つながってるけど、そばにいない

        友だちと話した。Yという友人は、長年の幼馴染であるにもかかわらず、外に遊びに出かけたり、飲みにもいかないような友人だった。社会人になってからは、Twitterの趣味アカウント(Y以外のリア友には教えていない)だけでつながっていた。Yと私の趣味は異なる。しかし、オタクっぽい趣味のため、他の友人に堂々と話しづらいという点では一緒だった。お互いに開示し合うことで、不文律ながらもつながりを保っていたのだ。 ーーー 先日、めでたいことに妹が出産した。Yも妹も実家住まいのため、Yには

        • 好きな人とZoom飲みをした話

          GWの午後3時、こんなにもジャイアントコーンが幸せをもたらしてくれるとは思わなかった。紅茶をすすりながら、甘い余韻に浸った。 ◇◆◇ 「Zoom飲みしましょう!」と誘えたのは、意外にも、向こうからのLINEが発端だった。 感染症の影響が心配になった、と声をかけてくれたのだ。東京の私は既に在宅勤務となっており、地元にいる先方は医療関係ということで出勤しているのだという。 むしろ、あなたの方がリスクが高いのでは…と思ったが、実家暮らしのため、一人暮らしの私を案じてくれたの

        菊とスターチス

          全然やり取りしてなかった先輩からいきなり心配のLINEが来て、嬉しすぎて泣いた。本当に、こういうところ、話し方、絵文字の使い方、返信の絶妙な間、すべてが愛しい。働いている意味、そこで成長すべき意味を思い出した。

          全然やり取りしてなかった先輩からいきなり心配のLINEが来て、嬉しすぎて泣いた。本当に、こういうところ、話し方、絵文字の使い方、返信の絶妙な間、すべてが愛しい。働いている意味、そこで成長すべき意味を思い出した。

          死にたくなったときの反応とライフハック(watoの場合)

          昨年のnoteを振り返って、色々とつらかったなーと思い返し、その時の自分の状態とそこで得た気づきを書き留めたいと思います。「うつは心の風邪」というそうですが、確かにしっくりくる表現だと実感しました。うつ、と診断された訳ではないですが、明らかに「気持ちが落ち込む」とは異なる状態でした。その時、「死にたい」について考えたので、まとめました。今、2019年の私と似た状態の人の気持ちが楽になれば幸いです。 「死にたい」という言葉は気軽に使われるテストがうまくいかなかったり、仕事でミ

          死にたくなったときの反応とライフハック(watoの場合)

          2020年、まっさらにする

          年が明けたとき、色に例えると、白だなと思った。 幕明けは最高だった。友だちと京都東山のホテルに泊まって、お酒飲んで、ハマってるジャンルの曲を聴きながらまったりする。そして0時に手を繋いでジャンプして年越しした。 2019年は本気で何回か死にたいと思っていたから、本当に生きててよかったと思った。 こんな感じで年末年始は友だちと会う日でほとんど埋め尽くしていた。中学~大学まで。私は頻繁に友だちとLINEでやり取りしたりするタイプではない。でも、本当に私にとって友だちは大切だ

          2020年、まっさらにする

          小学生の時、割と長く日記を書いていた。夕飯の記録とかも残していた。「子供である時間」がとても貴重だと考えていたからだ。でも今その日記見返してないな。今も貴重な時間だからね。

          小学生の時、割と長く日記を書いていた。夕飯の記録とかも残していた。「子供である時間」がとても貴重だと考えていたからだ。でも今その日記見返してないな。今も貴重な時間だからね。

          航路

          はじめに ちょっと心の風向きが変わった気がして、徒然に書き留めておきたい。このnoteは溢れ出るパトスを書き出すためのものなので、書き散らしてしまおう。 何者かになろうとか、そんなんどうでもいい。どうせ時代は変わる、要求されることとできることが、合わなくなってくる。そして、いづれ空気に溶けていくみたいになくなっていくんだから。味わい尽くすことだけ考えていれば、それはそれで後悔のない航路になっているだろう。 仕事では評価されることこそが至上のように話される。けれど、人生の価

          2019年のまとめ

          結構苦しい年だった。 頑張ってきたと思ったことも、何もかも根底から人生を見つめ直した時期だった。 これから暗いことばっかり書くけど、「もっとポジティブに考えろよ」とは本人が一番思っていて、1万回ぐらい浴びせた言葉なので容赦していただきたい。 年始はそういえば、自己啓発的なセミナーにいってインフルエンザにかかったところから始まった。 外部との交流を増やそうと思って、色々まだ動いていた。そのうち、利害なしに人と出会うっていうのは相当難しいと悟ってやめた。 仕事では内定者が業務

          2019年のまとめ

          今日は一段と涙が止まらなくなって、喫茶店にもかかわらず、ずっと泣いてナポリタン食べるときも泣いてた。 外に出てから、高層ビルの広場で、発作的にわんわん泣いた。流石に自分でもひいたので、友達に電話して聞いてもらうことにした。でも、また今ぶり返した。いつまで続くんだろう。

          今日は一段と涙が止まらなくなって、喫茶店にもかかわらず、ずっと泣いてナポリタン食べるときも泣いてた。 外に出てから、高層ビルの広場で、発作的にわんわん泣いた。流石に自分でもひいたので、友達に電話して聞いてもらうことにした。でも、また今ぶり返した。いつまで続くんだろう。

          高校卒業からは人生のボーナストラック

          高校卒業からは人生のボーナストラック

          昔は過去がめちゃくちゃ大切だった。今は今を生きないといけないと思っているから毎日日記が書けない。

          昔は過去がめちゃくちゃ大切だった。今は今を生きないといけないと思っているから毎日日記が書けない。

          たいやきと高速道路

          栃木旅行に家族で行った。夏休みに旅行するのはいつぶりだろう。我が家は夏休みは必ずどこか旅行すると決まっていた。小学生のころは、車で2~3時間ぐらいで行ける東条湖おもちゃ王国やパルケエスパーニャに連れて行ってもらったりしていた。特に小学生6年生の時、初めてディズニーランドに連れて行ってもらったのがとてもうれしかったのを覚えている。 受験やら就活やらで行かなかったこともあった。そして、就職してからはお盆休みがないので、GWに御殿場に行って実家に帰るというのが定番になっていった。

          たいやきと高速道路

          経過観察

          土日何もしなければ、大丈夫 祝日は発作的に起こる やっぱり仕事の不安なことを考えるから? できないことをバットで撲るように批判してくる精神を見つけたら、程度の低いことで褒めまくる 期限ないのに焦る、怖い、 期限を設ける期限を作らなきゃしんどい。 遅いということに対しての責め立てが怖いつらい死にそう 色々ある克服しないと行けない事柄に対して、 100%でない状態にイライラする。気分が悪い。 7/16、今日は朝は上記のようだったが、 夜は安定している。昨日は22時ごろ

          経過観察

          黄金に輝く始まりの地

          代々木駅昨日、自分を少しでも変えたいと思い、ネイルサロンに行ってきた。爪を磨いて整えてくれるメニューを選んだ。 相手をしてもらった方は店長で、手際よくヤスリで爪の形を変え、表面を磨いていく。すると、ピカピカと自爪が光ってきた。まるで、トップコートを塗ったようである。「職人ってすごいんだなぁ」と思い、専門性を持つ彼女が眩しかった。 施術か終わり、パラパラと小雨が降る中、久しぶりにきた代々木を散策することにした。適当に歩きながら、古びた不動産屋の門構えや新しいカフェなどを観察

          黄金に輝く始まりの地