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2019年のまとめ

結構苦しい年だった。
頑張ってきたと思ったことも、何もかも根底から人生を見つめ直した時期だった。
これから暗いことばっかり書くけど、「もっとポジティブに考えろよ」とは本人が一番思っていて、1万回ぐらい浴びせた言葉なので容赦していただきたい。

年始はそういえば、自己啓発的なセミナーにいってインフルエンザにかかったところから始まった。
外部との交流を増やそうと思って、色々まだ動いていた。そのうち、利害なしに人と出会うっていうのは相当難しいと悟ってやめた。

仕事では内定者が業務に携わるようになってそれを指示たりするようになった。またインサイドセールスに戻って活動し始めた。

人が増えてやることが絞られ、少し安心したのを覚えている。
手帳を見返しても、目標とかしっかり書いているし、前向きだった。

4月になって、新卒が入社してきた。思い返せば、昨年は5月から6月までしか新卒の人たちと直接仕事をしたことがなく、実質初めてと言っていい後輩だ。

5月から同じ業務をすることになった。ひとりでやっていたことを複数で行う。結構シンプルなことだと思っていた。
でも目標の立て方や管理の方法の共有などが上手くできなかった。当時は目の前のことに必死だから、どれが問題か明確に把握できていなくて、質問されたら、問題が起きたら、対処するということしかできなかった。

そのなかで上手くいってないモヤモヤが周りにも伝わっていくのが怖かった。そのうち、先輩が目標整理や共有のために間に入ってくれることになった。本来、とてもありがたいことだと思うはず。だが、このとき自分の出来の悪さにあきれられた、信頼されてないんだと思ってすごくショックを受けた。今でも涙出てくるくらい個人として辛かった。

「悔しかったら、自分でどうにかしろよ」って何回も、何万回も心の中で罵倒した。

他に私は、スプレットシートで管理するのが苦手だ。そして、思い込みが激しいから、相手に伝わるように表現することも不得手だ。
だから、上司がそうしたことができる人を採用するってことは、とてもよく理解できた。採用に成功してるって感じた。
反面、自分が出来ていないことが浮き彫りになるということもわかっていた。

できないことばっかり考えていてもしようがないことは、わかってる、わかってるけど、心が追い付かない。
こんなこと、人生で何回もあったはずなのに、前向きになれない、この、悩みなんかなさそうでいいよねと言われた私が、アホらしい。

こういったことが積もっていくと、茶碗にヒビが入ったように、パキンと割れる。7月は電車のなかで突然不安に襲われたり、8月は夜になると泣き出したり、9月になると、休みの日に喫茶店で3時間泣きながら不安なことを書き出すという状態になった。

次の日、どうしても出勤手前で辛くなってメンタルクリニックにいった。「こんなことあるんか」って自分でもビックリした。採血されて問診されて、カウンセリングを受けた。カウンセラーの方は私の不安に対して、徹底して貴方は悪くない、ということを教えてくれる。ただ1回話しただけでは、私はそれを受け入れられず、「これは何回も話して立ち直らないといけないんだな」と思った。

あと、抗不安剤を処方された。これは、仕事に差し支えそうになったときに飲むと一定の効果があったのでよかった。

一応、職場の人にもそれとなしに、ちょっと精神的に落ち込んでいることを伝えはした。でもやっぱり根本的な解決に至っている訳ではない。

遡って考えると、やっぱり信頼を失ったと(勝手に?)思ったことが原因なんだと思う。それでこちらからも本音を言いづらくなってしまった。
そのとき、どうしたらよかったんだろう。
たぶん、誰かにショックだったことを愚痴ればよかったんだろうな。
まず誰かにお世辞でも共感してもらって、精神を回復させ、それから事実を受け入れて、前向きに改善していけばよかったと今なら思える。

今年学んだことは、些細なことでも共有し合えることが実は精神を大きく支えているってこと。そして、しっかりしたいとか、強くならないといけないと考えることが自分を弱くしていくということだ。

家庭に収まるのではなく、ずっと働きたいなら、バリバリ働けるキャリアウーマンにならないといけないと思いすぎると、そのギャップに潰されていくんだ。

これを書いていても泣けてきて、膠で固めても元通りの茶碗にはならないんだなと痛感している。
あと、登校拒否していた人やネガティブな発想をしていた人をどこか根性なしのように捉えていた節が私にもあったこと、本当に申し訳なく思う。当事者にならないとわからないことを身をもって知ったのは、よかった。


さて、これからどうしようか。
来年はもっと自分の信条のために努力できる自分でいたい。
だから、ネガティブなこともオープンにして、ショックなことも乗り越えられる自分になりたい。

そう考えて、投稿します。

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