世界経済への疑問

時々哲学的なことだったり答えの出ない疑問を持つことがあったので書いてみます。

いつぞや...小学生位に考えていてずっと記憶に残っていることを今回は書きます。誰か教えてー。

人間をシンプルに振り分けて、色々なことを考えたことがありました。

世界を以下の3タイプの人間に分類して考えます。
・Aタイプの完璧に善良な人間(心から他を想い、自分の利益より他を優先しようと考える人間)
・Bタイプの完全に利己的な人間(自分の利益のみを優先し、他のことを考えない)
・Cタイプのまだはっきりとした考えが無い日和見人間(しっかりとした考えを持たない、精神的に未熟、周りの状況を見て自分の態度を決める、誰かに従うことが楽なタイプの人間)

以下、子供のころに考えついたことなのでだいぶ稚拙かもですが今だに答えが出ません。かなり哲学的かも。だれか良い案教えて下さい。

1)Aタイプの善良な人間だけで構成されている世界の場合。
誰もが永遠に幸せでいられる。
いつどんな時でも、お互いがお互いを支えているため、だれも損をすることが無い。理想郷。

2)このAタイプのみの世界に、少数のBタイプの利己的な人間が入って来た世界の場合。どうなるか。
この場合、はじめはAタイプの人々が利用され、Bタイプに富が集中してしまうことになる。でもAタイプが圧倒的に多い場合であればBが改心していくのは時間の問題と思われる。

3)Aタイプ数名、Bタイプ数名と、そしてCタイプの日和見人間が大多数で構成される世界の場合。
最初の段階で富を得やすいBタイプが世間の注目を集めやすくなり、Cタイプの羨望を集める。そして大多数の洗脳しやすいCタイプをBタイプが自分達の富のために動かして世界を回し始める。主従関係を作り、この関係を少しずつ強固にしていくと考えられる。

さて...。3)の様なパワーバランスの世界の場合。
B以外のタイプは損をして生きていくのが当然に思えます。
Aは変わり者、"良い人は損をする"の代名詞になるでしょうか。Cは現実の自分の生活を守り、少しでも良くしようと永遠にもがく負のスパイラルに入ります。
そしてBのようになることを目標に掲げ始めるかもしれません。

考えてみれば、今私たちが営んでいるこの世界自体が 3)の様な状態にある様に思えて仕方ありません。
私たちのほとんどがBに利用され続けるCの様な気がしませんか?
私達は自分の現状を脅かされることが何よりも気がかりで、生活を守り続けること、少しでも生活を良くすることに多大な無駄なエネルギーを費やし生きていくことになると思います。

そう考えると貨幣制度や経済の仕組み自体が、よりいっそうこの負のスパイラルを作り上げているようにも思えてきました。
経営のためにあえてある程度切れやすいストッキングを売り続けているのが常識であったり、少しでも多くの無駄なお金を誰かに使わせるせるために日々切磋琢磨し知恵を絞り、自分自身もそうして稼いだお金をさして意味の無い物につぎ込んでいく。
そのために有能な人間の有益な能力が使い捨てられていく...。

こんな事に現を抜かさずに、もっと有益な研究にお金や、有能な人間の能力を費やせば、もっと科学も進歩して、人間の生活もずっと良くなって行く気がしませんか?

例えば、石油に頼らないエネルギーについてとか。(アホ扱いされるかもですが夢のフリーエネルギーとか)
一切環境汚染をさせない仕組み作りとか。
お金に依存しない教育水準のアップ方法とか。
こういうのって全ての人が同じ目標を持って努力すればそんなに実現が難しいことでは無いと思っちゃうんです。

Bタイプの人間が、自分にとって優位なこの状況をどうしても手放したくない、またはより強固にしたいために世の中を停滞させたり、無駄な努力を一般市民に強要させる状況を作っている様にも思うのです。

では一体どうしたら、こんな無駄な負のスパイラルから卒業できるのか...。
実際にはかなり無理なことでもちょっと考えてみませんか?
アホみたいな理想論をぶっちゃけませんか?

誰か良い案を下さい。

私も何か考え次第、続けて書いていくことにします。
有識者の皆様、または何か感じるところがあった方はこの話題を拡散して頂ければと思います。
よろしくお願いします。

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