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適応障害とうつ病

 私はうつ病で治療中ですが、以前は適応障害という診断でした。私はメンタル疾患を患ってから、A病院を受診していましたが、患者である私の話をよく聴いてもらえず、B病院に変えました。そこでの診断が適応障害だったわけです。

 そもそも適応障害とは、「はっきりとしたストレス要因によって、うつ状態や不安状態、攻撃的な行動などが引き起こされるもの」と定義されています。当時の私は残業を月200時間程度強いられる過酷な環境に身を置き、適応障害と診断されたのだと思います。そうです、はっきりとしたストレス要因があるからこの診断も納得がいきます。しかし、私自身この適応障害について色々調べてみると、適応障害はストレスから離れて半年以内に症状がなくなる特徴があるとのことです。月残業200時間という過酷なストレスから離れて1年以上経ったにも関わらず、休職と復職を繰り返していました。それでも先生の診断は適応障害でした。その診断に疑問を持った私は、「うつ病ではなく、適応障害なんですか?」と質問すると、「はい。」の一言でした。あまりにもぶっきらぼうだったので、これ以上質問はしませんでした。

 そして、C病院の精神科を受診することにしました。そこで初めて「うつ病」という診断が出ました。なんかホットしたというか、やっぱりなと思いました。

 さて、話が脱線しまくりましたが、私が最近買った本に適応障害とうつ病について、なるほどと思える内容が書いてありました。それは・・・

適応障害は「風邪」、うつ病「肺炎」の関係に近いとのことです。

 なるほどな、と思いました。確かに適応障害は、原因となったストレスから離れて休職するなどしてゆっくりしていれば比較的短時間で治ります。しかし、うつ病は環境調整だけでなく薬物療法も必要なわけです。だからといって、適応障害を軽んじていいのかと言うと、そんなことはありません。5年後には40%もの適応障害患者がうつ病などに進行するそうです。私もその1人としてカウントされると思います。

 今回は以上になります。うつ病は心の風邪なんて言われていますが、ある精神科医によると心の骨折とも言われています!!

 いいか!うつ病は甘えではないぞ!!!!

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