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Google社員と自治体職員の共通した素質とは

こんにちはAnother worksの犛山創一です。

先週は人生初の九州出張で初めて博多のうまい飯を食べてきました!思った以上に疲れが溜まっていたので、今日はゆっくり部屋の掃除をしてのんびりとした一日を過ごしました!

さて、自治体プロジェクトを進めていく中で、時々自治体の採用面談に同席させていただくことがあるのですが、今回はその中での気付きについてお話できればと思います。

仕事におけるマインド

僕は、仕事において一番大切なものは経験でもスキルでも環境でもない。最も大切なのは「マインド」だと思っています。どんなの優れた能力やスキルをもっていても、どれほど恵まれた環境にいても仕事をする一個人の適切なマインドが備わっていなければ

適切なマインド。
人の仕事に対する考えには正解はないですが、営業が「あと1件」を粘れるやつが結果を出すことができるのと同じように、職種や仕事内容、属する組織により多少のマインドの適正はあると考えます。

共通したマインド

googleの使命は「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにする」です。

そうです。「世界中の人」です。

タイトルの通り、Google社員と自治体職員の共通点、共通した素養。それは彼らのマインドにあります。

「誰一人取り残さない社会のために」

自治体においては市民社会のためにという考え方。彼らは時代の変遷が激しい現代において、それ取り入れるような愚行はしません。デジタル化ひとつとっても、仮にただデジタル技術を導入するのではなく、住民へのフォローを必ず怠りません。誰一人取り残さない社会のために。

このマインドこそが自治体職員の誇るべき考え方だと思います。少なくとも僕が関わった職員全員は全ての行動において、市民のためという考えを持ち合わせていました。

一般的な民間企業は会社の拡大のため特定の市場を選び、特定のターゲットを選定し、特定のペルソナを構想する。どちらが正解という話ではなく、それぞれ仕事や組織柄そのやり方をするのは当たり前です。

ただ、民間企業が彼らのマインドを理解することに本当の意味があるのです。

官民連携の難しさ

上記のように民間企業と自治体とではそもそもの根本的な考え方が違います。従来はそんな両者がともにビジネスを通して共創することは難しいと考えられていました。

民間企業である限り売上を出さなければ会社は倒産します。自分たちの利益を確保しながら、行政とともに「誰一人取り残さない社会」を構想しなければいけない。

これは両立します。

特定の人にだけ価値を与えるのではなく、「市民全員が価値を享受できる価値貢献をする」、「自分たちのサービスで誰一人取り残さない社会貢献をする」、これが官民連携を推進する企業に前提条件として必要となるマインドだと思います。

最後に

僕は今自治体での自治体複業が当たり前になる世界観を目指して自治体と複業人材を繋ぐ「複業クラウドfor Public」という事業を運営しています。

引き続き日々の学びを少しづつ発信いきます。
このnoteを通じて自治体複業や僕自身の活動について少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。


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