見出し画像

他人の感情の動揺に責任を取れるか?

いいえ。

責任を取ることはできないし、取る必要はありません。

人の感情は、誰にも介入できない。

そして、コントロールすることはできない。

自分が何気なく話したことに

相手がどう反応するかは、コントロールできないということ。

洗脳、という手段があるから、

実際はコントロールできるのかもしれないけど、

やっぱり突き詰めて考えると、

人の心は支配できるものではないと思う。

例えば。

子育ての話を楽しくしていたとする。

相手が子育てや子どもということに何らかのトラウマを抱えていて、

意図せず話していたことが、

人のトリガーになってしまうことがある。

何でもそうだ。

ダイエットの話をしていたら、

相手が体型コンプレックスを抱えていて、

気分を害するということがあるかもしれない。

だから、

意図的に傷つけようとした暴言を吐いていないのであれば、

そこで相手に起こる感情に対して、

あなたが責任を取ることはできない。

反対に、誰かの発言に動揺したのなら、

それは自分で対処しなければいけないということ。

相手を攻めたくなるが、それはお門違い。

コンプレックスに目を向け、

そのコンプレックスと対話する必要がある。

そのサインを、相手は教えてくれているということ。

ダイエットトークに耳を塞ぎたくなかったら、

自分で自分の体型をそのまま受け入れようというメッセージかもしれないし、

羨ましいなら、努力して自分もその体型になってしまいなさいというメッセージかもしれない。

自分と対話すれば、

自分に向けたメッセージを受け取ることができる。

人と関わると、

感情の波が起こりやすい。

それは恩恵です。

そこに、あなただけの宝が眠っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?