【はかせ日記】22/3/20 末っ子と『銀座ライオン』からの『立川談慶30周年落語会』、談笑師匠、ナイツ。毒蝮三太夫師匠。デニーズで仕事。散歩、小杉湯。バッタリ明大経営学部後輩。チンコさん。出会いに照れない一日。
博士の悪童日記 2022年3月20日 日曜
5時30分起床。
戦争反対。
維新反対。
インボイス反対。
昨日のツイキャスの記憶がない。
案の定、「寝落ち」していた。
いったい何度目だろうか?
見返してみたが、かなりの時間だった。
遅くまでお付き合い頂いた方には
大変申し訳無いです。
昨日の日記を書く。
もっとマキタスポーツの
LIVE評を具体的に書きたいのだが、
タイムアップ。
本日は、こちらに談慶師匠から
家族でお誘いを受けた。
春休みなので子供たちを誘うが、
皆、行事があるらしい。
そのなかで、
ひとり留守番になっていた、
末っ子が「行ってもいいよ!」と。
昨日に続き、
2日連続の老人介護に参戦表明。
ママから、
「ちゃんとお昼を食べさせてあげてね!」
と念を押される。
しかし、すでにルンルン気分になる。
後輩芸人で我が家の運転手の
ドルフィンソングの三木も
当日連絡ながら、
「行きます!」と。
10時30分、
ドルフィンソングの三木くんが来宅。
アド街ック天国。
3人で電車移動。
高円寺駅ホームのルーティンなのに、
しじみが準備中で断念。
その代わりにカレーにする。
初めて飲んでみたがイケる。
電車の中では、皆、スマホなのだが、
あえての表紙を晒しながらの読書。
ザ・原田専門家スタイル。
電車を乗り継いで銀座へ到着。
数日前に対談した泉麻人さんの銀座本を
読み終えたばかりなので、
何時もよりより新鮮かつ薀蓄たっぷりと。
ウインドーを覗きながら。
カワイイものには足を止めてしまう。
天井は青空と白い雲、
地上では銀ブラ。
三木ふとしはぶらぶら。
楽屋の差し入れのチョイスに三越伊勢丹へ。
「毒蝮さんがいらっしゃるし、立川流は、
差し入れ、ご贈答は伊勢丹の包装じゃないとダメなの」
とベストチョイスを探す。
昼の寄席なので、
演者の次の仕事を考えると、
荷物にならない、
生モノではないものから選択。
しかし、包みが三越のものしかない。
まぁ、これは仕方ない、と諦める。
落語鑑賞の前に腹ごしらえ。
「なんでも食べたいものを行ってごらん?」
「ライオンに行きたい」と末っ子。
どうやら昨日も、家族で
立ち寄って気にいったようだ。
「銀座の本店は凄いよ!」
とホールとは逆方向になるのだが、
銀座通りを新橋方面に向けて歩く。
店頭のディスプレイから、
ゴクリとつばを飲みこみたくなる。
店に入ると、まるで宗教画のような、
お店の荘厳な雰囲気に圧倒される。
ぶどう電球も美しい。
「ビールではなく、お食事のみ」
ということでター坊が出迎える2Fへ通される。
半個室へ通される。
メニュー選びから
末っ子の心が踊っているのがわかる。
「パパ、コレ頼んでいい?」
昼にしてはやや高価なことを
気遣いしているのだろう。
「お安い御用よ」
開演前までに時間がないので、急ピッチで食べる。
由緒ある歴史と伝統を振り返る暇もない。
急いで、銀座ブロッサムへ。
着いてから、昨年の11月8日に、
田原総一朗さん、藤井聡さんと講演会をやったところと気が付く。
客席に入ってみれば、
わかるが大劇場だ。
キャパ900は凄い。
最後尾に座る。
立川談慶さんとボクの縁はほとんど知られていないが、
談慶さんの文才に惚れ込んだ、
ボクがスカウトして、
『水道橋博士のメルマ旬報』に参加。
編集長と執筆者の関係がおよそ10年を経過。
その間に、立川流「本書く派」として、
ハイペースで落語関連本を量産している。
そのほとんどを目を通しているのだが、
高座姿はほとんど見たことがなく、
この機会にあいなった。
前座さんは、立川半四郎さん。
見た目が前座に見えないが現在48歳。
サラリーマンから転身して、
42歳で立川談四楼師に入門した経歴。
◎『二人癖(のめる』
2番手。立川談笑さん。
まくらから、大いに笑わせてくれる。
ボクの人生を数々彩る、
「早稲田の法学部」枠。
ボクとは杉並の区営プール仲間でもあり、
立川吉笑の師匠でもある。
そして、もうひとつ、大きな偶然が重なった。
◎『親子酒』
断酒の話なので、身に沁みる。
末っ子はどういう思いだろうか。
3番手 ナイツ。
営業様に最も磨かれたネタなのだろう。
とにかく、全部のオチで笑いを取る。
客もドンピシャなのだろうが、
漫才師の手のひらで自由自在に笑いが起こる。
寄席演芸のイロモノの完成品。
4番手 毒蝮三太夫さん。
テッパンの談志師匠の話、
そして、先日亡くなられた宝田明さんの話。
自分の年齢を85〜86歳と行ったのを感心。
3月31日で86歳になられるからだ。
矍鑠なって言葉では相応しくない。
もっと元気に溢れていて、
反戦のメッセージ性、
この話そのもの、
そして、この話芸を後世に伝承しなければ、
と思わせるほどのものだった。
中入り。
今日は、コラアゲンはいごうまんが
夫婦でいらしていた。
談慶さんのプロデューサーの初見さん。
そして高円寺文庫センターの能川和男さんと、
ご挨拶。
高円寺文庫センターはボクの青春の書店であり、
一時は、オーナーになる流れもあった。
トリ。
談慶さん。
満を持しての大ネタ「らくだ」
談志師匠の一八番でもある。
何故、このネタを持ってくるのか、
その意味などはボクにはよくわかる。
談慶さんの人生を凝縮してあり、
談志師匠と交信しているのかのような高座だった。
深く余韻が残る。
終了後、楽屋挨拶へ。
松岡弓子さんとご挨拶。
「やっと会えたわ!」
ボクの帽子の毛沢東のバッチを見て、
「やっぱりパパ(談志)と同じことするのね」
「師匠の湾岸戦争の頃に着ていた、
オサマ・ビンラディンに影響を受けてます」
初めてこの台詞が言えた。
ナイツと毒蝮三太夫さんは
おかえりになったとのこと。
元ニッポン放送の番組で、
お世話になった柴田さんと再会。
ベン村さ来の会以来だろうか。
すっかり白髪に。
談笑さんと我が家の末っ子との
ある意味貴重な記念写真。
そして女優で作家・書評家の
中江有里さんと再会。
『藝人春秋』の時、亡くなられた児玉清さんを通底した、
珠玉の書評をいただいたのだ。
凛とした佇まいで素晴らしい。
確か小説を書かれていたのだ。
談慶さんの息子さん、お二人と記念撮影。
初対面だが、文面では何度も想像していたので、
感慨深いものがある。
モノマネの」小出真保さんともご挨拶。
「スナック玉ちゃんで働いているんです」と。
毒蝮師匠からお土産もいただく。
銀座の帰途、友達との約束時間に
間に合わない、と、
オカンムリの末っ子だったが、
限定の紅茶シュークリームを
食べたいといい出して、
買ってやると、
機嫌がなおる。
カワイイ。
電車を乗り継ぎ、高円寺まで。
車中、三木も読書。
『はかせのはなし』
はボクが読者に女性を設定して書いた唯一の単行本だ。
三木がお世辞でも、ものすごく褒めてくれるので、
改めて書き直しを含めて、文庫化を狙いたい。
どうですか、出版社さん。
高円寺駅で別れて、デニーズへ。
もう間近に迫った、
23日、26日のLIVEへ向けて、
猛烈な事務作業。
オニオンスープ一杯で粘る。
これは仕掛けが決まるか。
アチラコチラへ電話、メール連絡する。
アサヤン30には、どうしても本物の弁護士が必要なので、
いろいろと人脈を探っていく。
三木が秘書として優秀なのに初めて気が付く。
歩き足らないので、
散歩マスターへ。
高円寺でNHKがロケ中。
自分から入っていく。
しかし、既に撮影が終わっていた。
「ボク、もうNHKしか地上波に出られないんです。
明日も出ます!」
と言ったら、
スタッフも困った笑顔だった。
どうしても手に入れたいので、
ヴィレヴァンへ。
サンボが揃わない。
♪できっこないをやらなくちゃ
が流れ出す。
買っても、買っても、
ドラムの木内くんが出てこない。
♪ ドラマの木内が出てこない。
やめられない このままじゃあ〜
3回目のトライでやっと出た!!!
しかし、YMOの増殖っぽくて、これはこれで良いわ。
整体マッサージのチェーン店。
ドクターストレッチ。
お試し15分、
500円なので入ってみる。
三木のリアクションがまだまだ甘いが、
トークでずっと笑わす。
ツイキャスをやるために阿佐谷へ。
目的地のちよだ鮨が閉店。
引き返す。
小杉湯へ。
となりへ荷物を預けて。
順番待ちの入浴。
待合室で20年ぶりに、
課長島耕作を一巻から読み始めたら、
面白いのなんの。
小学生が仲間連れで入浴。
マナーもわきまえないし、
言いたい放題なので面白くて
吹き出してしまう。
そのまま、帰途、
明大経営学部の後輩たちと
ひょんなことから遭遇。
さらに、
改札でキセル乗車を見つけたら、
チンコさんだった。
そこへ長年のファンの方が通りがかる。
さらには、長男の幼稚園時代の同級生に
声をかけられる。
どれもが想い出トランプだ。
帰宅後、今日一日の充実度、
出会いに照れないからこその
奇遇の連続に大満足しながら、
こちらのYouTubeを見る。
3月26日にゲスト出演が決まっている。
明日も、
またもやエンタメ観劇へ。
楽しみすぎる。
そのまえに死にものぐるいで
仕事をするのだ。
12時頃、就寝。
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