見出し画像

21/5/18 アサヤンVOL・8開催。 近田春夫「電撃的東京」の夜

悪童日記5月18日(火曜)


アサヤンの準備

4時40分起床。
今日も起棒の朝だ。

昨日の日記を書く。
タイトルは「ママと阿佐谷DATE」

7時、リビングへ。

ママが作ったお弁当。

画像53

ボクは昨晩買ったワカメで、腸活MIX。

画像54

画像55

パソコン前で、
ひたすらにLIVE資料読み込み、
そして、台本に反映していく。

画像56

近田春夫さんの自叙伝はYouTubeと共に、
楽曲を確かめながら、
読み進めると楽しい。

新たに誤植を発見。

210Pの「精華」は「成果」だと思う。
後半に出てくる
「精華大学」に引っ張られたのだろう。
誤植は単行本には付き物で、
どうしても出てくる。
愛読書でそれを指摘するのは、
決して意地悪ではなく本への誠意だ。

重版を経て、
本が整っていく感じが好きだ。

近田さんの本の影響だが、
もともとヒット曲の楽曲分析などは、
10代の頃の趣味だった。

今はYouTubeがあるので際限なく
ルーツを追っていけるので、
「ひとり関ジャム」だ。

原田専門家と共に、
修正をかさねた近田春夫
慶応幼稚舎時代の相関図。

赤線がバンドを組んだことのある人、
なんて凝っているなー。

高校で一個上の松本隆には触れていない。
それは本番で聞いてみよう。

画像1

台本だけではなく、
当日の観客へサイン入りで提供する、
近田春夫年表(作・相沢直)を作成したり、
LIVEの補助用に近田春夫金言集を作ったり。

こういうものを用意する作業は大変だが、
本質的に楽しい。
観客と共に対象をより「好き」になってから
一緒に語り合うのだ。

画像3


画像2

自宅で「エリックサウス」のカレー

昼、外出する暇もなく、
家で「エリックサウス」のチキンカレー。

画像4

パソコン前の作業ばかりで
積ん読の本が読みたくなる。

画像13

ドルフィン三木くんと阿佐ヶ谷ロフトAへ

14時30分。
TAPの後輩芸人・ドルフィンソングの三木くん来宅。
荷造りして阿佐谷へ一緒に歩いて向かう。

アド街ック天国チェック。

ビブラストーンの帽子。
とフルスイングのアサヤンTシャツ。
マスクは寺門ジモンのYAAA!
タオルの色とNIKEのスウッシュの色を合わせた。

画像8

まず、一昨日、雨傘を忘れた「間借りカレー屋」さんへ。
傘は保管してくださっており無事、回収。
店主がロッキー・ホラー・ショーTシャツで
思わず一枚パチリと。

画像6

本日も、陽ので接骨院 阿佐谷本院へ。
本番前に整えてもらう。
三木くんも深部筋マッサージ体験。
ターゲットを連続で攻撃され、
やはり声を上げて痛がる。

画像5

その点、もう4回目になるボクは……
ノーリアクションでも平気。余裕だ。

画像7

阿佐ヶ谷ロフトA入り

16時、阿佐谷ロフト入り。
もう8回目なのでルーティンを淡々と。

近田春夫さんもおひとりで楽屋入り。
年表にサインをいただき、
すぐにリハーサル。

スモール出版の中村社長も来訪し、
物販で「電撃的東京」Tシャツなどを販売。

T-FMでの千原Jrとの生放送失敗以来、
傷心の三又又三も客席へ。

YouTube番組をボクと立ち上げる、
ケーマックスの小西さんも来訪。

LIVE配信と言えども、
ほぼテレビ番組仕様なのに、
近田さんも驚いた様子。

高須さんと近田さんは
本家「アサヤン」以来の30年ぶりの対面。
旧交を温める。

ダースレイダーさんと近田さんは初対面だ。

本番前に近田さんが携帯を紛失。
出演者スタッフ総出で探すが、
15分後、楽屋のソファアの隙間から出てくる。

胸を撫で下ろすと同時に、
一瞬でもゲストの不幸とエピソードを共有して
幸先良い。

アサヤンVol.8 近田春夫「電撃的東京」開演

(ライブの写真@TOMOMI NAKAYAMA)


18時、一分前に開幕。 

画像9

前説・ドルフィンソングのふたり。
TAPの若手イケメン漫才師枠。

画像10

OP映像、何時ものように原田専門家が作成。

ハルオフォンのカバー、
山本リンダ「キリキリ舞い」に乗せて。
一曲に近田さんの多岐に渡るお仕事をモンタージュ。
近田さんも「良く出来てるねー」と感心。

板付きのOPだが、
今回は、近田春夫さんの前にシンセサイザーを置いて、
2壇形式、前にボクが座る初めての形式。

総合司会は社長芸人・ジョニー小野。

画像16

左奥から、総合司会の社長芸人・ジョニー小野。
元アサヤンチーフディレクター高須信行&無法松。
近田春夫、水道橋博士、ダースレイダーの並び。

画像11

はなれに、マセキの噛みつき魔・
エル・カブキのエル上田。
他事務所なのだが、
何時も予習が完璧で、この位置をゲットしている。

画像12

秋元康が最も尊敬する音楽家。
御年70歳。
芸歴50年の芸能界サバイバー・近田春夫とは何者か?

画像14

ボクは10代の頃から私淑している。
文字通りの「ボクの好きな先生」だ。

画像15

ボクの人生の折々に近田さんとの出会いがある。
そのときの本の頂いたサインや、
写真、日記すべてが記録として振り返られる。

冒頭に、
300歳まで生きる証明の生命線を
見せびらかす近田さん。

前回の寺門さんの足裏に続く光景。

画像20

今回は、登壇者は全員、
近田さんの自叙伝「調子悪くてあたりまえ」を読んできたので、
読書会形式でもある。

画像26

画像18

「調子悪くてあたりまえ」がキーワードに話は進む。
無法松がいち早く、この言葉を流用。万能の呪文だ。

画像19

ダースさんと近田さん、初対面と思えないほど、
言葉が絡み合う。

画像20

音楽家同士のトークを巻き込む力。

画像21

近田さんも力説、乗り出す。

画像22

ダースさんの説得力。

画像23

偶然、今日が誕生日の元・ミニスカポリスの司会・無法松。
「このステージがなかったら、
近田春夫さんのことは、まったく知らないままでした」と。

画像24

週刊文春長期連載だった『考えるヒット』LIVE版は、
「お富さん」(1954年)を解析。
「ディスコお富さん(1978年)など何度もブームがある。

画像25

画像34

そして、タモリさん、志村けんさんなど
多くの喜劇人にも影響を与えている。

近田さんの相関図を巡って議論百出。
成毛滋を巡る話まで出来なかった。
次回に持越し。
是非、本を参照にして欲しい。

画像27

相関図に出てくる、近田さんの慶応の同級生の父、
日本初のトルコ風呂「東京温泉」を作った許斐家を巡っては
『メルマ旬報』連載だった、細田マサシ著
『沢村忠に真空を飛ばせた男~昭和のプロモーター野口修評伝~』
(新潮社)に詳しい。

画像32


近田さんも絶好調。鍵盤を叩きながら。

画像28

カッコいい70歳。

画像33

画像29

日本のロック界に於ける、
「内田裕也一家VSはっぴえんど一派」
の構図に触れたところで、
あっという間に1時間終了。

観てみー。この表情。

画像30

後半戦へ。

画像34

ハルヲフォン時代のフォーリーブスの「ブルドック」カバー。
近田さん若い。

画像35

懐かしの『ああ、レディハリケーン』(1979)時代。
作詞が楳図かずおという渋さ。

画像36

近田春夫最大のヒット曲、ザ・ぼんちの『恋のぼんちシート』(1981)
からの盗作騒動の一部始終。
そして、粋な結末へ。

画像37

ヒット曲メドレーを紹介したところで、
次回の予告へ。

画像38

時間が足らない。まだまだ紹介したい話はある。
そして、ショウーマストゴーオン!!
次回も決定済みだ。

画像39

お客さんを会場から退出お願いした後、延長戦へ。

画像40

2時間超えで、失速するかと思いきや、
70歳、まだまだ元気。

画像41

画像42

延長戦はダースさんとのラップ談義と死生観について。

画像43

話のレベルが高いが、皆、この笑顔。
ブリング・ザ・ビート!!

画像44

画像45

このふたりも、今回、見事な予習ぶりだったなー。

画像47

近田さんの独特な言い回しに何度も笑い転げる。

画像48

近田さんが9月11日開催するビックイベントの告知。

画像51

最後は、近田春夫さんの大傑作、キョンキョンに楽曲提供した、
『フェイドアウト』(1989)でフェイドアウトして終了。

最後のキョンキョンの姿には、皆、ウットリしたなー。

無事終焉

出演者・集合記念写真

画像46

帰途、皆で一緒に。

画像50

LIVEの余韻に浸りながら1時過ぎに就寝したはず。

気持ちは既に週末のエル上田との一騎打ちに向っている。

画像51

taipan_1のコピー

──────────────
ライブ情報 
──────────────

【アサヤン】
‪■ 近田春夫さんの回は6月1日まで視聴可能です。
https://asayan.s-hakase.com/asayan8/
‪■ 寺門ジモンさんの回は、5月24日まで視聴可能ですhttps://twitcasting.tv/asagayalofta/shopcart/72285

■ 次のゲスト「西野亮廣」くんの回は5月28日(金)
https://asayan.s-hakase.com/asayan9/

【タイパン】
水道橋博士の対談ライブ in パンディット 
■ 第1回ゲスト エル上田(エル・カブキ)
http://pundit.jp/events/5416/

サポートありがとうございます。 執筆活動の糧にして頑張ります!