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【はかせ日記】21/6/13 「三遊亭円楽・伊集院光の二人会」を有楽町よみうりホールに見に行く。円楽師匠の不良性、爆笑問題の漫才の生を客席で体験。トリの『死神』に魅せられ、帰途、映画『のようなもの』のような道中付けで帰宅。

悪童日記 2021年6月13日(日曜)

三遊亭円楽・伊集院光・二人会へ

7時半起床。
何時もより遅いのは夜更ししたからだが……。

隣に三又又三とドルフィンソングの三木が
ソーシャルディスタンスをとって眠っていた。

芸人ふたりと家族と一緒に朝食を囲む。

皆でトーストを食べながら三又又三が
朝から昨日の「アサヤン」で受けた
「膣トレとタマモサオモ」
のネタを披露していた。

中学生の娘は早々と席を立つて良かった(笑)

昨日の日記を書くが、
アサヤンVOL・11の日の余韻が残り、
前編、後編の2回分にもなる。

昼は、家でカップうどんで済ませる。

芸能レポーターの中西正男さんの
取材原稿の直し。

今日は「三遊亭円楽・伊集院光・二人会」
の観劇へ行く。

伊集院光が朝のラジオを担当してから、
急速に円楽師匠との距離が縮まり、
落語へと向っていく様子は、
都度都度確かめていた。

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この会が決まって、
チケット発売の争奪戦にも参加したが、
プラチナチケットで手に入らなかったが、
ボクが見たがっていることを知った関係者が
一枚だけ廻してくださった。


ひとりで電車に乗って向かうことにする。

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ボクがひとりで電車移動していると、
毎回「はじめてのおつかい」状態になるので、
乗り継ぎ表を打ち出して、
シュミレーションを繰り返していると、
心配になったのか、
ママが東京駅まで付き添ってくれることに。

子供か!

アド街ック天国チェック。

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総武線に乗車。

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中野で乗り換え。
東京駅で差し入れを選ぶ。

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ママは子供たちの夕食を購入。
デパ地下の食品売り場は気持ちがあがるねー。

ここでママと別れて有楽町へ。

駅前のビックカメラの7F、
よみうりホールへ。

関係者入り口から入場するのだが、
会場内に人がほとんどいない。
なんと物販売り場に
長大な行列が出来ていた。

皆、伊集院が育ててきた
リスナーたちだと思う。

みんな、伊集院光が客前で
イベントをやってくれること。

しかも、落語を30年ぶりにやってくれることを
いかに待っていたか。

老若男女、善男善女の期待感が満ち満ちている。

行列の中にTBS女子アナ軍団と遭遇。
皆さん、プライベートの様子だが、
仲良しなのだなー。

MXテレビでご一緒して、
今も親交のある
新井アナと立ち話を少々。


行列が収まり、グッズの全てが売り切れ、
なんとかパンフレットだけ入手。

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全ての客席の隣席は空席にした、
コロナ対応なのだが、
ボクはとても居心地が良かった。

関係者席だったので、
隣に芸能人がいらっしゃるのか、
緊張していたのだが、
ボクの隣席は、
後でわかったことだが、
ホリプロの社長さんだった。

きっちりとお礼とご挨拶するべきだった。

昼席を受けての夜席。

OPで師弟ふたりのトーク。

全発言が大きく受ける。
手探りな状態がゼロだ。
というより、
滅茶苦茶出来上がっているお客さん。

観客席がふたりを心から受け入れている。

確かに、今回、日曜開催は、
笑点のウラでやっている会なのだ。

円楽師匠が病み上がりのはずなのだが、
むしろ、キレキレで驚く。

トリが伊集院の大ネタになることを知る。

二代目楽大の舞台。「牛ほめ」
楽大(伊集院光の元芸名)の二代目が居るのか。
と感慨深く、明るいネタだった。

円楽師匠「行ったり来たり」
全てが完璧なネタだった。

くすぐりからブラックジョークも、
ネタの完成度も。
71歳で、ここ数年、
大病を何度もしたと思えない、
滑舌の良さ、
更には不良性もある。
ギラギラしていて艶があるのだ。

日記を調べてみたら、
円楽師匠の高座は、
2017年09月30日に
中野のゼロホールの
小朝師匠との二人会を、
サンキュータツオを誘って、
見に行ったのだが……

そのときも、トリをつとめた際の、
その不良性に驚いていた。

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中入り。興奮状態だが、
緊急要件あって小橋マネと連絡を取る。

爆笑問題。登場!

客席で彼らを眺めるのは
何十年ぶりなのだろうか。

彼らの日曜日のスケジュールを考えると、
新ネタを下ろすことすら、
驚異的なことだが、
いにしえの円楽師匠の不倫ネタを、
本人の前でやるという、
毒舌芸人の「鉄板」をやっていて、
やはり笑ってしまう。

この不倫ネタも構造的に
円環的に回収されていて見事だった。
「こりゃあオモシれぇや!」
と、まるで談志師匠のように呟く。

しかし、
こういう会に客席にいて、
漫才師として
「出る側」としては不在のママの状況にも
省みて恥じ入る気持ちもいたたまれない。

そして、伊集院光登場!!
万雷の拍手。
ネタは、なんと「死神」。

とにかくツカミがイイ。
伊集院光っぽい。
現代を吹き込もうとしているし、
生と死の問題を突き詰めて考えているし、
自分と落語の距離を客観的に見つめている。

そこからは着物を着て、
座って喋る伊集院の姿に、
感慨に耽っていたら、
走馬灯のように、
自分たちの修行時代、
若い頃からのシーンが想起され、
あちこちに出入りしてきて、
噺に没入できなくなる。

知らずのうちに涙が止まらなくなる。

かなり前の席なので、
伊集院の表情を見ているだけで、
演者の深層心理まで読み込んでしまう。

役の演じ分けもメリハリをつけていて、
これは相当、高度な演目をやっているなー。

予定の時間を越えて、
一時間の長尺を話し終えると、
すぐに幕が下り、そのまま終了。

客席には鳴り止まぬ拍手が続くが、
ちょうど20時なので
客出しを急ぐ様子。

芸人人生が始まった場所からひたすら歩く

コロナ禍なので楽屋挨拶などはなし。
余韻冷めやらず。
場所は有楽町だ。
そのまま歩いて、ニッポン放送前へ。

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ここへ出待ちしたところから、
ボクの芸人人生が始まる。

そのまま、ひたすら歩く、歩く。

皇居廻りは、夜も鬱蒼として美しい。
東京マラソンの練習に
長男を連れて通った日々を思い返す。

そのうち、
「のようなもの」で、
夜の街を道中付けをして歩く、
志ん魚(しんとと)伊藤克信の気持ちになる。

気がつけば、新宿荒木町へ。
「北野屋」の跡地。


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気持ちが高ぶっていて、
歩くのが止まらない。

まるで「死神」と会話しているよう。

気分転換にClubhouse を立ち上げて、
ファンの人と楽しく会話をしながら、

早足で歩く歩く。

人が誰もいない花園神社を越えまして、
Yシャツ屋で働いていた歌舞伎町をつきぬけて、

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気が付かば無人の新宿。
ずいぶんとくたびれた。
雨が強く降り出したので、新宿駅から電車に乗り込む。

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駅構内は主に若者で混雑、
片乳を出したまま歩いている
泥酔女性を見かけて、
世の中は広いと痛感する。

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1万8千歩も歩いていた。

帰宅後、高円寺駅のNEWDAYSでツマミを買う。

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落語会の余韻に浸りつつ、
本日開催の「RIZIN」東京ドーム大会をチェックしながら、
焼酎を飲んでいるうちに就寝。

寝ているうちに、
「死神」に話しかけられるのかなー。

新番組スタート

「水道橋博士の異常な対談」がYoutubeのサブチャンネルでスタートしました。是非、ご覧ください。
第1回ゲストは、「週刊文春」元編集長・新谷学氏
https://is.gd/Eur24O

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ライブ情報

【アサヤン】
口伝・明石家さんまストーリー(エムカク)は6/18まで視聴可能
https://twitcasting.tv/asagayalofta/shopcart/77223

‪■ AV男優・しみけんの夜ヤン「大好きーSEX=愛」6/26まで視聴可能
https://asayan.s-hakase.com/asayan11/

■次回アサヤンは6/17
Tシャツ大戦争(Tシャツブランド&コレクターが大集合!)
https://asayan.s-hakase.com/asayan12/


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