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2020年9月29日

9月も明日でもう終わりか、早いな。
いや、この出だしは明日使うべきだったな。
けどもうこのままで良いや。明日も使ってやる。





今日は臨床心理士の方と話をした。
オンライン授業中だったけれど、出席していれば何とかなるだろうと思い、携帯は開いたままの無音声で放置をし、面談をした。

オンライン授業、大変だなあ〜〜。
合間を縫ってリハビリしたり面談したりお風呂入ったりご飯食べたり…病院では分刻みで何もかもが決められている分、尚更大変だ。

って書いている最中、隣のベッドの70歳のお婆さんが泣き始めた。何でこんな情けない怪我をしたんだと悔いているようだ。同室の方達は今日も咳払いをする。しかも、いつもより大きく。まあ、消灯時間も過ぎて皆寝る態勢に入っているので尚更だろう。かなり大きな声で泣いているので結構気が散るな。

話を戻す。

今日は、O先生について臨床心理士の方と話をした。O先生は、昨日の電話の時に『●●ちゃんの入院している病院に電話をしてね、●●ちゃんが社会復帰を出来る様話し合いを重ねたの』というような事を言っていた。

その事を伝えると、臨床心理士の先生(と、同席していた看護部長さん)は眉を顰めた。『それは有り得ないと思う、カルテに書いていないから』との事だった。私は驚きのあまり言葉が出なかった。

O先生が嘘を?でも何の為に?
怖い。

面談をしている最中、O先生から突然の着信。
"出ていいよ"と口パクで伝えられ、恐る恐る電話に出る。

『●●ちゃん、私の養子縁組に入らない?これかるは私の家で暮らせば良いし、私の子どもにならない?』

と言われた。思わず消音にした。
先生方は口に手を当て悲鳴を上げていた。

「ちょっと今、臨床心理士の先生とお話ししている最中なのでまた後でご連絡させていただきます。」

と言い、O先生からの質問に答える事無く、無理矢理電話を切った。
O先生の事を、本格的に怖いと思い始めた。

昨日の電話で、私の友達の話をされた時点で"何なんだこの人は"と思っていた。その事も、臨床心理士の方に伝えた。(一々臨床心理士の先生と書くのは手間が掛かるので、以下S先生とする)

それに加えて、O先生は以前見舞品を持って来てくださった時に、私の祖母を偽っていたらしい。
その日は、看護師さんから『お婆ちゃんがお見舞い沢山持って来てくれたよ〜!良かったね!』と言い渡されたのだけれど、私の2人のお婆ちゃんは、病院に来る際には必ずLINEをしてきてくれる。だから「ん?お婆ちゃんからの見舞品?聞いてないぞ?」と不思議だった。

沢山の見舞品を整理した後、O先生から『先程沢山のお見舞い品を持って行きました💕』というLINEが届いていた事に気付いた。

ここで、お婆ちゃんでは無く、正体はO先生だと気付く。

その話もした。

その時は別に何も思わなかったし疑う事等無かった。只、"私の為に手を貸してくれる良い先生"としか思っていなかった。

しかし、そういった(上記の)話をS先生にしているとS先生は腕組みをして俯き、唸り声を上げた。

『●●さん、O先生とは縁を切りましょう。O先生は、あなたの周りの人達をあなたから離し、●●さんを独立させ、自分の手元に置いておこうとしている可能性があります。』

と言われた。"そんな馬鹿な話あるか"と思って思わず笑ってしまったが、S先生の顔を見ると、真剣だった。隣に居た看護部長さんも、力強く頷いていた。

『O先生はあなたの心を支配しようとしていると思うの。"●●ちゃんを助けてあげている私優しい"と必ず心のどこかで思っているし、あなたに恩を着せる事で、逃れられない様にしていると思う。もしかしたら本当に良い先生なのかも知れないけれど、さっきの電話も聞かせてもらったけどね、少しおかしいと思う。●●さんに対して異常な執着を感じるし、このままでは●●さんの心は崩壊に向かう一方だよ。』

と、手をギュッと、痛い程に握られながら。
けれど先生の目は本気だったので私も息を呑んだ。

『O先生のしている事はあなたにとって怖い存在である養父さんや、養母さんと同じだからね。自分の意見を只ひたすらに押し付けて、"私無しでは生きられないように"していると思う。だから、●●さんはO先生から逃げる必要がある。』

また、看護部長さんは隣で強く頷いている。
私も小さく頷いた。

『いきなり連絡を切るのはおかしいと思うから、少しずつ文章量を減らして、やり取りが無くなってきた頃にブロックしよう。』と言われ、約束した。





全てが突然の出来事だったので、頭の中で処理がしきれない。きっと、今これを読んでいるあなたも、私が何を言っているか、何を書いているか分からないと思う。私だって分からない。只、支離滅裂な文章である事だけは確かだ。

正直最近、O先生は私にとって怖い存在だった。

私が何を言っても、発する言葉の全てを否定してきて『どうして私の言っている事が分からないの!●●ちゃんは賢い子だから分かるでしょう!』と言われていた。

だから最近、O先生の怖い夢をよく見ていたのか。

O先生ごめんなさい。
心の底から感謝はしているんです。
しているんだけれど、怖いんです。
どうしたら良いですか?

S先生の言う様に逃げた方が良いんだろうな。
でも、受けた恩が大き過ぎて、それを返す事なく、O先生の元を何も言わずに去る事への抵抗感が募る。

次々と問題が起こるな。
先生達の頭も悩ませている。

私は常に、他人に迷惑を掛けている。
あー、嫌になるよ。

只々周りの大人の言う事をうんうんと聞きながら従っているだけの自分に嫌気が差す。自分に意思がない訳では無いけれど、昔から否定され続けてきた経験が、私の心を閉ざす。自分の意見を大人に言うのが怖い。

自分ももう、大人なのに。
いつまでもこうやって現実に目を背け逃げ続けるのだろうか。

S先生達は『そんな事ないよ』『あなたは全然弱くなんかないよ』『ここまでよく一人で耐えて頑張ってきたね』と言ってくれる。

言われるに値しないんだよ私は。

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