素人ながらの“ラジオ作りのこだわり”①『音質について』

私はラジオ番組の制作を趣味でやっている。大体5年くらい。

お仕事でやっているわけではないのでクオリティはお察しだし、そんな高頻度で作っている訳でもないので、ラジオ番組制作の技術とか知識が揃っているかと言われると正直あんまりだと思う。

しかし、私は幼い頃からこだわりが強い人間だったので、こんなお遊びみたいなラジオ番組制作という趣味においても一応こだわりというものがある。


音質について。

音声媒体のコンテンツを作る人たちの中で、音質に何の執着もない人間は恐らくいないだろう。何も思わない人間はもう少し心構えを改めた方がいいと思う。

ラジオの音質は、当然上質であるほど良いし、音質にこだわりを感じるラジオは良い技術者が作っているラジオだな、と感じる。

しかし、私は音質へのこだわりは所詮自己満足でしかないと思っている。

思い出して欲しいのだが、皆さんが聴いたことのあるラジオ、特にAMやFMの放送について、音質はどうだっただろうか。

ラジオブースを想像すると、重厚な扉と吸音材で覆われ、高級なマイクが複数本吊り下げられているイメージがあるが、それが電波を伝って我々の耳に届く頃には音はガサガサだったと思う。

ラジオの音質など聴取者にとっては『ストレス無く聴き取れれば問題ない』。

あと、音質を改善しようとすると、良いマイクを買ったり、吸音材や防音室を使ったりととにかくお金がかかる。

ラジオの音質はそれほど重要でもないのにこだわろうとすると何十万円も取られてしまう。そんなところにこだわる暇があったらまず発生方法や滑舌、企画の内容とかから取り掛かったほうがいいだろう。

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