私の箱根駅伝♪ ～後編～
前回よりお付き合いいただいている皆さまありがとうございます。。。
前回は私がなぜ箱根駅伝をこんなに応援しているのか、
その背景を紹介しました。
今回は55年ぶりの母校出場をどう見たか、、、をご紹介します。
（あくまで個人的な感想です。。。）
予選会以来、箱根駅伝の特集番組をテレビで見つけては
地味にチェックしておりました。笑
我が家は読売新聞なので、新聞記事もくまなくチェック。
でもまぁ、特集が組まれているのはやはり強豪校の駒大や青学で
残念ながら立教の文字が並ぶことはあまりありませんでした。
あくまでマスコミは優勝候補や注目選手を特集するので
立教大学が55年ぶりに出場をすることは、ご存じない方が多かったかもしれません。
前日の元旦 ニューイヤー駅伝からワクワクしていて、元旦は早寝。
いつもの箱根駅伝より、何時間も早く起き（笑）
スタート8時前の特集番組に貼りついていました。
すごくドキドキしましたし
スタートで足がもつれて選手がこけてしまわないか、、、とか
ちゃんと集団についていけるのか、、、など
母親のようにお節介な心配をたくさんしておりました。
スタートまでもう10分を切っていた時間
ドキドキは止まりません、、、
そんな中、始まった恒例の「箱根今昔物語（今はそう言わないかもです）」
昔箱根を走ったランナーさんを紹介する特集コーナーです。
55年前に立教大でランナーをされた方（高橋憲司さん）が出ていました。
10区でアンカーをされたそうです。
「あそこで数秒縮めていれば、シードがとれたかもしれない」そう語る高橋さん。
結果、立教大学はわずか8秒差で11位となってしまいました。
シードを逃したのです。以来、出場できなくなっていました。
高橋さんは、もう自分が生きている間に立教が出場する姿を
見ることができないかもしれない、、、
8秒の重い十字架をずっと背負って生きていらっしゃいました。
今回、55年ぶりに母校が出場することになり
その気持ちが少し軽くなったと語ります。後輩たちよ頑張ってくれ！
そんな映像で締めくくられ、スタート時間を迎えました。
胸が高まりました！
Rの文字がカメラに！
ずーっと続いてきた、伝統が今復活！、、改めて感じた瞬間でした。
１区は今まで見たことがないような光景でした。
途中、学生連合の選手が飛び出し、他の大学は集団で追いかける展開。
今まで私は、立教の選手といえば
学生連合で活躍する姿しか見たことなかったので（それも毎年ではないです）
学生連合で出場している選手を見ると、またまた胸が熱くなります（笑）
１区で飛び出していた育英大の新田選手、すごい勇気だと思いました。
誰かが飛び出さないとレースは動きません。
結果的に強豪校に飲み込まれてしまいましたが、それでも
その度胸と注目度は半端なかったと思います。
箱根駅伝は往路の２区は「花の２区」エース区間ですし、前半に強い選手を投入しないと差はどんどん開くばかりなんだな、、、今回すごく実感しました。
山登り5区でも力の差が開きます。
母校はエントリー変更もなかったですし、レース展開によって翌日の選手を
入れ替えたりできる強豪校とは違い、
まだまだ選手層が厚くないのかなと思いました。
それでも全10区間を途中棄権もなく走りぬいた、チームとして素晴らしいです。
また今回よく分かったことが他にもあります。
上位やシード権争いではない位置で走っていると、テレビ中継でほとんど移りません。通過地点でしか選手の姿を確認できませんでした。それも悔しい思いをしました。
でも時折「R」の文字を見ることができて、２日間を通してとても楽しませてもらいました。
箱根駅伝ではトップ通過から20分で、繰り上げスタートしなくてはいけません。よってトップがとても速いと下位のチームは襷がつながらないことがあります。
私は正直「襷がつながるのか」それだけが心配でした。
復路の9区→10区で襷がつながった瞬間に
ホント涙が止まりませんでした（笑）
同じく箱根駅伝ファンの元上司からも「すごい！立教、襷つながったなぁ～」とSMSが届きました。笑
結果、総合成績は18位でしたが、素晴らしい！
ゴールの瞬間、手が腫れるくらい拍手しました。涙しました！
個々の成績で12位を上げた選手もいました。
以前学生連合で箱根駅伝を走っていた、9区の中山凜斗選手です。
久々の出場で、いきなり10位以内のシード争いをするのは簡単なことではありません。
しばらくは予選会突破との闘いが続くでしょう。
それでも2023年に箱根路を走った誇りを胸に、またチャレンジして欲しいです。今後も楽しみです。
１人1人の選手の皆さんや上野監督、他の縁の下の力持ちの方々、
関係者皆さまの頑張りにとても勇気をもらいました。
ありがとうございます！
OGとしてこれだけ誇らしかった正月はありません！！
とても幸せな２日間でした。
１年の計は元旦にあり、と言いますが
彼らの頑張りを目にして、私も頑張ろう！と心に誓いました。
今年も予選会からのスタートな上に、来年は100回記念大会で
出場を目指す学校も全国区となり、ライバルが増えますが
また本選でRのユニホームを目にできることを楽しみに、心から応援しています！頑張れ立教！
最後までお読みいただきありがとうございます。
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