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初めて選書をしてもらった感想


どうも。
自分へのクリスマスプレゼントとして、1万円選書を依頼してみました。


利用したのがブックカルテというサービス。
読書傾向(印象に残っている本、読書習慣、本を選ぶ基準など)を書いたカルテを基に、書店員さんが1万円以内で本を選び、送ってくれる。


今回は曲線という本屋さんに選書をしてもらいました。
素敵な選書だったので、カルテの内容と選ばれた本についてメモしておきます。


1.14歳からの哲学/池田晶子

『選書に求めることは?』という質問に『自分の考え方や生活の刺激になれば』と回答したことが反映されている。
考えることは力のいる、とても豊かなことらしい。しっかり時間を取って読みたい。


2.なしのたわむれ/小津夜景・須藤岳史

私の印象に残っている本のラインナップを見て選ばれたのかな。
選書サービスがないと出会うことが無かった本だと思う。どんな本かわからないけど、天気が良い日に読み始めたい。


3.するべきことは何ひとつ/モノ・ホーミー

読書習慣に対して『お風呂でもよく本を読む』と回答したことが反映されている。
お風呂の中で読めるように撥水性の紙が使用され、ビニールカバーが付いたこだわりの造本。これはお風呂で読むしかないでしょう。


4.間取りと妄想/大竹昭子

不可思議で静謐な短編小説とのこと。これは私の好みを考慮して選んで下さったのかな。
この本はきっと好き。寝る前とかに少しずつ読み進めたい。


5.サイレンと犀/岡野大嗣

『あなたにとっての幸せとは』という質問に『私の大切な人たちが幸せであること、何も心配せずに眠れること』と回答したことが反映されている。
どんな時に読んでも大丈夫な本らしい。平日の仕事で疲労困憊した状態でも読めそう。


6.氷/アンナ・カヴァン

不気味そうな雰囲気が漂っている本。カルテに『最近ホラー小説にも挑戦している』と書いたのが反映されている。楽しみ。
身体が底冷えするような日に読みます。


7.BOTTICELLI/バリー・ユアグロー

著者がコロナ禍で正気を保つために書いた作品。瘴気立ち込める寓話集とのこと。
ダークな雰囲気な本も好きなので、読むのがとても楽しみ。
選書してもらった7冊の締めとして読みたい。


クリスマスに依頼して、元旦に本が届いた。
本が届くまでのわくわくといったら。
最近はネットで購入したら翌日に物が届くことが多いけど、ゆっくり届くのも良いね。


本当に素敵な選書だった。ありがとうございます。
曲線という本屋さんにも行ってみたいな。


1万円でこの幸福感。
違う書店にも依頼してみたい。楽しい。


とても良いサービスだったので、皆さんもぜひ。

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