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小さな冬の戦い エッセイ

冬の到来は、まるでドラマのクライマックスのよう。気温がぐっと下がった今朝早く、散歩に出た。冬が大好きな私は、冷えた空気や街行く人々のマフラーやコートを見て、思わず顔がほころぶ。冬が「こんにちは」と小洒落た挨拶をしてくれたようなものだ。

家に帰り、家事に取りかかろうとした瞬間、身体中に違和感が。背中や腰、そう、背中全体が痛む。寒さで血の流れが悪くなり、身体が「抗議」しているらしい。去年はこんなことなかったのに、歳を重ねるというのは、こういうことなのか。

普段は、ちょっとした痛みくらいで「身体の凝り解消ヨガ」をして、すっきりするのだが、今日は家事が手につかない。結局、痛み止めを飲んで、バンテリンを塗り、休憩を取るしかなかった。

さて、問題はこれから。同年代や、私より上の方々は、このような痛みとどう向き合っているのだろう?私の母などは、いつも健康そのもので、彼女に聞いても「年のせいの冷え性なんて知らないわ」という返答が返ってくるだけ。賢い解決策を誰か教えてください。

冬が苦手な人の気持ちが理解できた。それと同時に、この冬をどう乗り切るか、少し心配になってきた。でも、冬の魔法には変わりない。寒さによる凝りとの初めての戦いが、始まる。

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