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優しさが沁みる 福祉ヘルパーさんありがとう

今日は、私にとって大切な一日でした。福祉ヘルパーさん、私がここで仮にさくらさんと名付ける彼女が、家事支援に来てくれる日です。

彼女との出会いから間もなく一年が経とうとしています。最初の頃のさくらさんは、仕事に集中していてあまり笑顔を見せずに家事を黙々とこなしていました。

しかし、時間が経つにつれて、私たちは次第に心を開き合うようになり、今では笑顔溢れる楽しい会話を交わしながら一緒に家事をするほど親しくなりました。

さくらさんは、長年福祉ヘルパーとして働いており、そのプロフェッショナリズムは家事の技術だけでなく、心を通わせる傾聴の技術にも現れています。彼女が聞いてくれるのは、心理カウンセリングのような深い話ではなく、日常生活に根ざした会話です。

私も含め、障害を持つ人々やご年配の方々の話を聞くことは、想像以上にエネルギーを要する作業だと思いますが、さくらさんは自分のことはあまり語らずに、いつも笑顔でそれをこなしてくれます。

今日の訪問では、最後に資源ごみを含むゴミ出しを手伝ってくれました。私は彼女に軽いほうの袋を持つように声をかけましたが、「いやいや、重たいほうを持ちますよ。ふふ。」と言って、彼女は私を気遣ってくれました。

この小さなやり取りに、さくらさんの優しさと気配りを改めて感じ、心が温まる一日となりました。

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