翠(sui)

誰かが語る人生はすべてフィクションです

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最近の記事

君がおやすみって言ってくれたから、 私今日も幸せに寝れる

    • 就職活動において、意識したこと

      今日は、せっかくなのでゆっくりと時間をとって、私が行った就職活動について、振り返っていこうと思う。 就活中、私が大事にしていたこと。 それは、「自分の心に素直でいること」。 「嫌だ、違う」と感じたモヤモヤを見逃さないこと。 直感的に感じた違和感は、決して捨てないこと。 小さなかけらを拾い集めて、モヤモヤの原因を言語化しようともがくこと。 会社の理念に対するギモン。社長の話し方に対する違和感。 人事の挙動、説明会の運営スタイルから滲み出る、学生と向き合う姿勢。 この会社

      • Tくんってなんの煙草すってたんだろう 当時一切何もしらなかったピュアなあたしは、何の情報量も得られなかった。

        • 黙っていれば、何も分からないふりをしていれば、男の人は男だからという理由だけで、あの場できっとお金を払っていてくれたんだろうけど、分からないふりをしてはいられなかったのは私のただのプライドだろうか

        君がおやすみって言ってくれたから、 私今日も幸せに寝れる

        • 就職活動において、意識したこと

        • Tくんってなんの煙草すってたんだろう 当時一切何もしらなかったピュアなあたしは、何の情報量も得られなかった。

        • 黙っていれば、何も分からないふりをしていれば、男の人は男だからという理由だけで、あの場できっとお金を払っていてくれたんだろうけど、分からないふりをしてはいられなかったのは私のただのプライドだろうか

          そういえば彼と付き合っている間は、ここまでのみつぷれたい、と思うようなこともなかったような気がするなぁ。

          そういえば彼と付き合っている間は、ここまでのみつぷれたい、と思うようなこともなかったような気がするなぁ。

          何もかもうまくいきやしない。 のみ足りない。 お金もない。 だから、コンビニでもう一本買って帰る。 そんな人達の救いの場所になるために、コンビニのフランチャイズオーナーになりたい、と言ったら、君は笑うだろうか。

          何もかもうまくいきやしない。 のみ足りない。 お金もない。 だから、コンビニでもう一本買って帰る。 そんな人達の救いの場所になるために、コンビニのフランチャイズオーナーになりたい、と言ったら、君は笑うだろうか。

          分岐ルート

          どこで間違えてしまったのだろう どこで、違う言葉を選んでいれば、今も続いていたのだろうかと、ぼんやりと考える 「あれって、ほんとに、わざとじゃない?」 と聞かれ、私はとっさに、わざとじゃないよ、間違えたの、と返してしまった。 再会してから、2回目でのできごとだった。 あの小さな言葉を受け止めたときの彼の目の中に、小さく揺れ動いたものが、今思えばあった 今なら分かる。

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          私のことを振った彼、せめて昨晩くらいはぐちゃぐちゃに泣いていてほしすぎるな

          私のことを振った彼、せめて昨晩くらいはぐちゃぐちゃに泣いていてほしすぎるな

          すき

          人生で初めて、するっと出てきた「すき」を覚えている。 そんなつもりはなく言って、数日経ってからあれじゃあ告白したも同然じゃァないかと思い出し、恥ずかしくなってしまうような、「好き」である。

          ほんの数ヶ月でも、好きだったひとへ。

          かつてお付き合いをしていた人が、結婚をした。 ※ここから先は、作品を純度100%で楽しんでいただきたいという‘芸術的観点’から、有料とさせていただきます。あしからずご了承くださいませ。

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          ほんの数ヶ月でも、好きだったひとへ。

          しょうもないよ

          肌が綺麗なのは、仕事のために化粧しているからだし、 笑顔がかわいいのは、人間みんな笑った顔なんてかわいいからだし、 君じゃないとだめなのは、酔っているからだし。 みんな勝手にぜんぶ都合よく解釈して、運命ってことにしてるんだろうなぁ

          しょうもないよ

          夜の世界

          「水商売とは何なのか。一体、どういう仕事なのか。」 それを知りたくて、働く。 でも、一向に結論は出ない。

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          なぜみんな、京都が好きなんだろう

          久しぶりの京都は、懐かしくて心がきゅーってなった。 あの時。 何かを求めて気づけば京都に流れつき、 毎日を過ごした道。 もがいて苦しくて、 狂ったように崩れていった日々と、 そうすることを許してくれた町。まち。街。 京都という場所は、つくづく変わった街だ。 何かがある。 この感情を、情緒を、あの珈琲屋さんに寄りたくなるこの気持ちを、 今隣にいる君と、分かち合うことはできない。

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          なぜみんな、京都が好きなんだろう

          『権威』って結構いいもんだなぁって思う

          どんな世界にでも権威ってものはいて、 権威ってのは本当にすごい。 不朽の名作や、天才って呼ばれるような人が生み出す作品は、いつの時代に見ても誰が見ても、全く色褪せなくてその魅力が損なわれることはなくて。 一方で、権威ってものは誰もが手に取れる場所にあるがゆえに、消費されてしまいやすい だから、お金ばっかり動かして、みんなが「いいねいいね」って言っている間にもその作品はどんどんと「ニセモノ」になっていって、 そんな事実にくそくらえ、って思っていた時期もあったけど 今で

          『権威』って結構いいもんだなぁって思う

          綺麗に割り勘することに対して、「ウッ」てなる

          会計「一緒」で。 っていう言葉の持つ雰囲気が好き。 それは、「一緒」という言葉に簡単に惹かれてしまうほど、 「別々で」という言葉に簡単に傷ついてしまうほど、私が寂しがり屋なだけか。 あの、ふたりで協力して、小銭を揃えて、ぴったりの金額を出そうとするときの、 「共同作業」感が好きなのだ。 “あなたと過ごした時間に対してなら、数十円の誤差ぐらい、構いませんよ” という好意を感じるから、すきなのだ。 もう気心知れた仲なら、別にそんなことをする必要はないが、 初めて二人

          綺麗に割り勘することに対して、「ウッ」てなる

          子供の頃の私を覆っていたもの。

          “無力感” 今、言葉にするとしたら、それは、そんなものだったのかもしれない。 選べない。 選択肢が狭い。 自分が今感じている不快感を、解消するすべを知らない。 それを言語化するほどの知識もない。 目には見えないそんな絶望のもやが、うっすらと私を覆っていたんだと思う。

          子供の頃の私を覆っていたもの。