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大混乱、「持ってて」と「持ってって」《翠曜日》vol.11

いま、新潟県にいる。

みんなが「後ろ」をう⤴︎︎︎しろで発音するのが気になる。(小学生男子のオレと同じ音)

学問的に(?)方言とかにはあまり興味が湧かない私なんだけれど、言葉自体はとても面白いと思っていて、一時期言語学系の本を読むのにハマっていた。(難しく考えないで!おもしろいの!)

清水由美さんの『日本語びいき』(中公文庫)はヨシタケシンスケさんの絵がついていてとっても読みやすいし面白い!

(雑誌ニコゴリを手に入れていただけた方は、たしかそこにも紹介したからぜひ見てみてください🫢💖)


私がこの本を読んでいた頃だと思われる、2022.12.23のわたしの呟き

「持ってて」と「持ってって」なんて、違いは小さい「っ」の有無一つ。
なのに、渡された荷物を持ってそこに突っ立っていればいいのか、速やかにどこぞに移動しなきゃ行けないのか!全然違うんだもの、わかんないよなぁそりゃ。

「これもってってってっったでしょ!
「これ持って行ってと言ったでしょう!」
面白い、日本語面白い。

もうひとつ!

「同じ人間じゃないか、仲良くしようぜ」

「ん、ありゃ同じ人間だ。ひげがなくなってるが。」
の「同じ人間」は同じ「同じ人間」ではない!
ひょえー確かに。
考えたこと無かった。

昔は読むと言えば音読を指していたというけれど、
読むが黙読になってきた今でも、頭の中で音は鳴ってるんだなぁ


…ちょっとだけわくわくしませんか??
普段、流暢になにかしらの言語を操っているみなさん。


言語に関する話題には、「たしかに〜!!」という発見がたくさん。それは、みんなが共通して身近にある話だからだと思う。
そして、意識しないと気づかないくらい、言語のある生活はあたりまえで、なんなら人間の生活の前提になっている。

どアタマの話に戻ると、なんで方言ってアクセントが違うんだろう?とか。これは私が普段こない新潟に来て初めて感じたこと。

大阪に行ったときは、エスカレーターに乗ってた人の大阪弁を聞いて「平次や…!平次がおる…!!!」の気持ち(どうしてこの時心の中では関西人になりきっちゃうんだろうね)

おおお
ちょっと方言もおもしろいのかもって思い始めた。色んなところに旅行して、色んな方言を体感してみたいなぁ。

先週の東大王でやってたんだけど、鳥は鳴き声で文章をつくって会話しているんだとか。

言語学、鳥界にも進出…すぎょい。


そろそろ大学の秋学期が始まる。(まだだけど)(社会人の皆様は毎日お疲れ様です)
日本語について考える授業を取るつもりで、とっても楽しみ。「近頃の日本語は乱れている」の近頃が実はすんごい前からずっと言われ続けている…って話。わくわく。すんごいつまんなかったら、まあそれはそれで。

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