本を読むのが苦手なら無料でオーディオブックを使おう!
UIデザイナーは専門性の高い職種のためWEBサイトや書籍から得られる知識はとても貴重です。
ですがWEBサイトではテキストを出来るだけ簡潔にした方が良いように、人はテキストを読む事があまり好きではありません。
さらに人の脳にとって「読む」という行為は「話す」事とは大きく異なり、ピアノを弾けるようになる、スキーを滑られるようになるといったように練習をして学ぶ行為にあたるため小さい頃にどれだけ本を読むといった訓練をしているかどうかでリテラシーに差が生まれます。
かく言う私も実は本を読むのが苦手です。ですがデザインに関する知識を本を使わずに増やすのは限界があるため、私は音声を使用して本を読むようにしています。
そこで今回は読むのが嫌いな私がどのように本から知識を得ているのかを2つの方法で紹介します。
2ヶ月体験無料のAudible
Amazonが展開しているAudibleという音声コンテンツサービスが通常1ヶ月無料のところ、4/7(日)まで2ヶ月無料です。
時間がないのですぐに入会しましょう!
サービス内容は1500円で毎月1冊好きな本を音声コンテンツとしてダウンロードできるサービスです。
プロの方が朗読しているので非常に聞きやすく、再生速度も0.1倍単位で変更できるのでとても効率よく本の知識を取り入れる事ができます。
ただし使い放題ではない事と、朗読の音声を収録しなければいけない事から人気の作品しかなく、デザインに関する本はあまりありません。
ただしUIやUXデザイナーであればぜひ読んでおきたいファスト&スロー上下巻や予想通りに不合理などの行動経済学に関する本、また人を説得するための交渉術に関する本などはあるため、本を読むのが苦手な方はぜひ利用したいサービスです。
気をつけておきたいのは毎月無料で購入できるのは1冊だけという事です。それ以上の購入を同じ月に行う場合は少し割高な値段で購入する必要があります。
ただし実はこのサービス返品が365日可能となっており、ネットの情報によると月に8〜10回程度は公式サイトで返品ボタンを押すだけで新しい本に変更する事が可能だそうです。
もちろん本来は不具合や購入間違い用に用意された機能のためモラルある利用をしましょう。
KindleをiPhoneに読ませる
こちらはiPhoneにもともと備わっている視覚障害などがある方向けの機能を使ってKindleを読ませる方法です。
Kindleではデザインに関する本もたくさんあるためとても便利な機能なのでぜひ使ってみてください。
まずは予め設定をしておきましょう。
設定 → アクセシビリティ → 読み上げコンテンツ
選択項目の読み上げと画面の読み上げをオンにします。
そしてKindleで本を開き二本指で画面の上外側から下側にスワイプをします。
そうすると画面に画像のようなダイアログが表示され画面を読み上げます。
音声はSiriによって自動で読まれているため、読み方は機械っぽいですし漢字も正しく読まれない事も多くとても不自然です。
ただそれ自体はしばらく利用していると慣れてくるのと、やはり実際に全てを自分で読むよりも見ながらSiriに読んでもらった方がとても楽です。
完全に耳だけで内容を理解するのは難しいかもしれませんが、画面を見ながら音声を流すためかなり1.5〜2倍などかなり速い速度で読んでも理解できるため時間効率も非常に良いです。
まとめ
デザイナーだけでなく様々な知識を得るのに本はとても便利ですが、読むという行為はリテラシーが伴うため苦手な方もいます。
そういった場合はAudibleやiPhoneの機能を使って音声コンテンツとして利用すると効率よく情報を吸収できるのでぜひ利用しましょう。