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1on1を活用してどうメンバーに向き合い続けるか

事業組織が大きくなる中で、成長の根幹はヒトであるため、強い組織を作るためには、教育・評価・エンゲージメント向上などの施策が大事かと思います。

一方でスタートアップや小規模組織は、人材開発を専門に行う人事機能を持つ余裕がないので、良い採用とオンボードをした後は、マネジャーが1 on 1でレバレッジを掛けていくなど工夫が必要です。

一定規模で人事機能があったとしても、普段一緒に働く上司がメンバーに対して、1 on 1なりしっかりフィードバックできる体制を作ることが大事だと思っています。

自分自身が色々調べ、発信もしている中で、実際にスタートアップ組織でチームを持って取り組んできたことを振り返ります。

こんな人におすすめ
・小規模組織のマネジャー、リーダー職の方
・スタートアップ組織で働いている方、興味がある方
・1 on 1の取り組みについて悩んでいる方

まず、上司の目的について整理します。

シンプルに言うと、メンバーのエンゲージメントを高めることに尽きると思います。

それゆえに1 on 1の目的は、メンバーと信頼関係を築き、モチベーションの向上やその成長を促すことであり、そのために上司は時間を使うことが必要になります。

上司という概念は”会社上の役割”でしかないため、これができないのであれば、マネジメントを語ってはいけないという意識が大事かと思っています。

自分の性格がシャイだ、とかは関係なく、会社の中でその役割を“演じる”ことが求められます。

本や人から、どんな1 on 1をすべきか勉強し、自分なりに考え、あてはめて、反応を見てということを繰り返していましたが、その結果、原点に戻ったような気がします。

わかったこととしては、一定の型はあるものの、1on1は徹底してメンバーに向きあい、そのメンバーの性格・状況・スキル・経験などに応じて、カスタマイズする他ないということでした。

・1 on 1は何のためで、それはお互いのためになっているのか

・過去に立てた目標は形骸化していないか

・お互い納得感を持って業務を進め評価できる体制・関係性が作れているか

・メンバーが目標を達成する、スキルアップするための最善をマネジャーは尽くしているか

フォーマットを作ることも大事だし、先人の知恵を真似することも大事ですが、その個人に向き合って、その人が納得感持って目標やタスクを進められる状況をその1 on 1で作れているか、やる気をもって取り組める状況を作れているか、私自身も自戒を込めて考え続け取り組み続けようと思います。

定期的に振り返り続けることが大事ですね。

では、振り返る際に、良い 1 on 1とはどんな状態になっていると良いでしょうか。

・終わったあとに、双方がこれからやることが見えていて、すっきりしている状態
・開始に、この場は、何のためか?がすり合わせできてる
・過去の話ではなく、未来の話ができている

また、逆に良くない 1 on 1とはどういう状態になっていることでしょうか。

・メンバーが、この時間無駄だなって思う
・意味のない雑談(雑談が悪いわけではなく、双方が良い関係性を作る場になってるなら良し)
・進捗確認しているだけで、未来へのアクションや学びが少ない

雑談も大事ですが、大事なメンバーの時間を使うので、目的意識をはっきりして取り組み、ただの報告であればテキストベースで終わらせるなど工夫できることは多いと思います。

1 on 1は、双方向のコミュニケーションであるという本質

・あくまで、「1on1は上司から部下にするもの」というよりは対等な関係性を基本としてお互いに気になっていることや期待していることを伝えあうものが本質

これが正解!てものはないので、自分にとって最適な1 on 1を、常に相手のことを考え抜いてより良いものにしていきたいですね!

過去に具体的にまとめた記事もあります。よろしければ読んでいただければと思います。

また、気軽に情報交換いつでも大歓迎です。https://meety.net/matches/hGQmzstxLxUu

こういう取り組みをしているなど色々な人の話も参考にしつつ、1 on 1をする方に向き合い、お互いにとって良い時間にできるともっとよいですよね。

私も引き続き向き合って、チームを、組織をより活発にできるよう頑張っていきます!

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