バンガロール(インド)出張3日目体験記 高いビルと道を歩く牛
仕事でバンガロール(インド)に出張をしていまして、毎日感じたことを書き留めています。今日が3日目です。
この日に感じたことを書き留めている記録ですので、テック系スタートアップの人 N=1の感想としてお楽しみいただければと思います。
前日2日目の記事はこちら
大型IT企業の集積地 ホワイトフィールド
Googleやマイクロソフトを始め世界各国のIT企業が開発拠点をバンガロールに置いています。
その中で、テクノロジーパークや住宅ビルディングが点在し、都市開発が著しいエリアがある。Whitefield(ホワイトフィールド)だ。
実際に行ってみて驚いた。
1日目、2日目で、おしゃれなIT企業やWeworkが連なるテックパークでも驚いたが、以下写真のとおりシリコンバレーのような大型のオフィスがどーんと構えられている
グーグルやマイクロソフトだけでなく、インテル、サムスン、フェイスブック、日本企業だとトヨタ、ソニー、ホンダ、NTTなどの日本企業など、350社を超える外国企業が拠点をバンガロールに置いているということを事前に聞いていたが、それでも実際にこのエリアをみた時は、大学生ではじめて田舎から東京に出た時並みに、ビルをぽかんと見上げていた。
周りを見渡すとまだまだ建設中であり、今後もどんどん都市開発が進むことが目で見れた。
街が作られている
タクシーやオートというインド版トゥクトゥクで移動していると、そこらかしろで建設している様子が見える。
ここ半年で日本食レストランが2つ増えた、知らない間に新しいエリアが開発されてたなど、住んでても最新の情報のキャッチアップが難しいスピードで開拓が行われているという話をこちらのエリアに住んでいる方に聞けたことが印象的でした。
街がどんどんできている感じは見ていて元気をもらえる
なお、テック企業すげーってなっている中、少し離れるだけで、ふと見ると牛が道を歩いているなど、the インドっぽい様子も見えるのも面白い。
インドで働いているエンジニアに会ってみた
せっかく現地に来ているので、日本人だけ会っても面白くない。ということで、インドにいるエンジニアを調べてLinkedInで直接メッセージを送り、アポをとってみた。
こちらの方はGoogleで働くエンジニア。自身でYoutubeコンテンツも持っており、インドでエンジニアとして働きながら、さまざまなテック企業の方を招いて、エンジニアとして活躍したい学生など若者向けにコンテンツを作っている。
インドではエンジニアで働くことは、カースト制に関係なく、高い給料で働くことができる夢がある職業
こちらに住んでいるエンジニアは何を重視ているかと質問したら、1に給料、2にカルチャーとのことだった。
もちろん人によって変わるものだが、貧富の差など格差が激しいインドではしっかりと稼ぐことが大事。
多くの方が、自分のためだけでなく両親など家族のために働いており、とにかく家族を大切にしているという話をしてくれた。
ちなみに日本のアニメが大好きらしく、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、ナルトなどだけでなく、こち亀、刃牙などバラエティに富んだアニメの話を嬉しそうに話してくれました。
Uberが捕まらない
今日がインドの祝日だったことも影響していたとは思うが、とにかくUberが捕まらないというのが昨日今日で感じたことだった。
30-40分全然つかまらないことがざらにある。捕まえてもくるのに20分くらいかかったり。
今日も捕まえるのに1時間かかり、アポに遅刻しそうになった。(大幅遅刻かと思ったが5分で済んだ)
世界中がバンガロールに注目している
インドに少しでも興味が沸いた方は、『インド・シフト』(武鑓行雄氏著)という本をぜひ読んでほしい。
皆のイメージである賃金がやすいアウトソーシングの街、インドが今どのように発展しているのか。なぜ世界的なIT企業がバンガロールに拠点を置いているのか。
インドにはユニコーンスタートアップが100社以上あると言われている。世界中の資本も集まり始めている。まさしく、世界の注目がバンガロールに集まり始めている「インド・シフト」が起きている。
ジェトロの方ともお話したが、バンガロールに問い合わせをする企業の数が増えているらしい。
今までバンガロールにピンと来ていなかった方は、ぜひ調べてみると色々わかるので面白いと思います :)
おまけ
今日は夜ディナーのアポもなく、休肝日としてまっすぐホテルに帰ってきた。
ぐっすり休みたいと思っていたら、夜10時をすぎているのに外が騒がしい。
聞くと結婚式とのことだった。
クラブミュージックがかかっていたり、インドっぽい音楽が流れていたり。
おもしろいな〜〜って思ってたが、部屋に戻っても外の音楽がガンガン聞こえてくる。
この記事を書き終えるまでには会が終わってくれることを祈っている。
それではまた明日もお付き合いください。
4日目記事はこちら